すっごく美味しいイギリス料理のお店もあるんだよぉ!ってようやく言えるときがきた。St.JOHN

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ロンドンに引っ越してきて2年と5ヵ月にして。引っ越してきてしばらくは、イギリスならではの料理を!なんて頑張ってたんだけれどすぐに心が折れて。イギリス以外の国の料理ばかり食べてただいずですが。すっごく美味しい!また行きたい!!って思えるイギリス料理のお店に行き当たりました。ようやく。(とはいえミシュランの星を取った有名店なので。こんなに時間がかかるのは遅すぎるとも言えます。)

職場から東に向かって10分ぐらい歩くとスミス・フィールドっていう食肉市場があるのね。そのすぐ近くにあるよ。

St John 1

セント・ジョンストリートにあるから。通りの名前をそのまま店名にしたのかな。

通りに面した入り口は無いので。ぱっと見、営業してなさそうな雰囲気なんだけれど。脇の車庫↑みたいな場所から入っていくと、バーとカフェのスペースがあるの。

St John 2

ここまで来てから、最初の写真の、建物右側のエリアに入っていくと。メインダイニングに入れますよ。もともとはベーコンの燻製工場だったらしく、不思議な構造。

店に入ったの2時半ぐらいだから空いてるね。きっとピーク時間は混んでいるに違いない。しかし、ロンドンでは良くある光景なんだけれど。水曜の昼間なのに、Yシャツ来たおじさんたちがワインボトル開けてました。。さすが。
St John 3

こっち↓がキッチン。工場っぽさをそのまま生かした店内です。おしゃれ。
St John 4

ロンドン・レストランガイドによると、『「鼻先からしっぽまで」をテーマに、動物のあらゆる部位を余す所なく使い、素材の良さを生かしたシンプルな英国料理に仕立 て上げる』のだそうで。

だからメニュー見ても素材名(もちろん英語)がぜんぜん分からないのねー。ネットで調べてみたくても電波が弱くて検索もできず。しょうがないから、前菜はオットリクエストでワレワレにも分かるメニュー名のもので食べてみたいもの1品、メインはお店の人にオススメを選んでもらったよ。

メインは、日替わりもあるって知ってたから。それ頼もうかと思ってたら、なんとこの日は子羊のタン(舌)と子羊の脳みその2品!子羊づくしですか!!ちょっとだいずたちには難易度高くて断念。あと、前菜に「骨髄のサラダ」を薦められたけれど、前に別のお店で骨髄食べてクドくて後悔したので、それも見送り。あとあとで調べてみたら、このサラダ、この店に来るお客さんのほぼ全員が頼むお料理らしいです。でもやっぱり、クドくて1人1皿は無理らしいから。頼まなくて正解だった。

さて、まず前菜はこれ↓Potted Pork and Piccalilli
St John 7
Potted Porkは、調べたところ、イギリスで昔からある調理法で。調理した肉(つまり余り物かな)を、バターやスパイスと混ぜて叩いてから陶器に詰める、長期保存するための調理法みたい。あートロトロしてたのはバターだったのかなーなんて今頃気づくw

Piccalilliは野菜のカラシ漬け。Wikiによると、インドのピクルスをイギリス風に解釈したものだそうで、18世紀ごろぐらいにはもうこういう食べ方してたみたい。これも、すっごく美味しかった。味付けだけじゃなくて、インゲン豆のゆで方絶妙で歯ざわり良かった。(イギリスで出てくる野菜やパスタは茹ですぎが基本なのでね)

そして、メインにはGuinea Fowlのなんとか。薦められたものをエイヤっと頼んだので。出てくるまでこれが肉なのか、魚介なのかすら分からないっていうね。

そして出てきたのがこれ↓。 どーん!
St John 5
鳥ちゃんですね。食べた感じ、クセが無くて、ふっくらしてて。でもチキンとはまた違うなにか。へぇぇ、うまい!ソースも肉のうまみが染み出てて。パンにしみ込ませていただきました!

さらに添えられてるズッキーニもトロットロですばらしかった。どうしたらこんなに美味しくできるのぉー!?わああああん、おしえてぇぇーーー!

Guinea Fowl、あとで調べたらホロホロ鳥でした。へぇぇ、いろんなところで聞いたことはあったけれど食べたのは初めてかもしれない。

さらにサイドのグリーンサラダはこんなボリューム。
St John 6
このドレッシングも好きな味でした。

あああー、美味しかったなぁ。
この日は、たまたま、この店よりさらに東に10分ぐらい歩いたとこでシゴトの打ち合わせがこの後あったので。あんま満腹になるとツラかろうということで前菜1・メイン1をオットと2人でシェアしたのね。あんま時間もなかったのでデザートはお預け。で、ビール1杯ずつ飲んで(打ち合わせ前なのにw)50ポンドぐらい。価格なりの価値はありました。(とはいえ日本円に換算すると若干ヘコむ。。。ので、だいずのアルバイト5~6時間分ぐらいって考えるのが平和な捉え方。)

そして、イギリス料理のお店とはいっても。調理法は伝統的だけれども、街でよく見かけるイギリス料理とはちょっと毛色が違う、変り種ですね。何も説明がなかったら、フレンチかなーって思っちゃいそうな雰囲気。

ちょっとお高いけれど。なにかのときのご褒美にまた来たいなぁ!
次は、お出かけ前にメニューの単語を予習してから行くぞ。


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