ああ、なんてかわいい表情をするんだろう。

しかも、まわりに写ってるのはすべて、さくらさんのために買ったものっていう姫様っぷり。
右に写っている無用タワー(キャットタワーとなるはずでした)なんて、だいずのスマホを置く台としてしか使われていませんし!!!
これ、ねずみちゃんや、ヒモで遊んでてだんだん興奮してくると、さくらがブラインドの向こうに隠れて、ブラインドの下からこうやって↓手を出してくる遊びを始めるのね。
この日も、さくらがブラインドの向こうに隠れちゃったから。しばらくブラインドのそばでねずみちゃんをちょこちょこ動かしてみたけど、さくらさんがぜんぜん手を出してこないから。
なにーもう遊んでくれないのー?じゃあ風呂でも入るっぺかなーなんてお風呂方面に向かったとたんにコレですから↓
え?もう遊んでくれないの?って切なそうな顔を出すの。ほんとアナタ女優ですか?
ぐいぐい目ヂカラで押すだけじゃなくって、こんなシオラシいオネダリもできるんです。
たぶん、どうやってヒトをあやつるのか、その術を生まれながらに身につけているんです。
そういえばね、ウチにさくらさんがやってきてすぐの頃。
1度だけ、だいずのひざの上に飛び乗ってきたことがあるの。でも、だいずのひざの上で寝心地を確かめて、うーんやっぱ違うかなーって顔してすぐにひざから降りちゃった。
それ以来、1度もひざに入ってくれたことはないの。
きっと、親御さんから聞いたのか。もしくは、違う猫として生きてた頃はそうしてたのか。はたまた、ヒトとして生きたときに飼っていた猫が自分のひざで寝てくれてたのがとてもうれしかったことを覚えていたのか。猫として生まれたからには1度は試してみよう、と。で、自分のスタイルには合わないなーって思ったのかな。
そうじゃなきゃ、1度きりなことの説明がつかないでしょう。
この毛むくじゃらの中にいるタマシイを感じたような。不思議なできごと。