ようやく!
新事業所が稼動しはじめました。問題が解決してオープンが決まったとき、「ショーシャンクの空に」のラストシーンみたいな気持ちだったよ、大げさじゃなく。まじで。
いろんな問題が次から次へとやってきて、そのたびに打ちひしがれて、でもなんとか乗り切れて。その繰り返しだったから。自分の家のように、自分の飼い猫のように、なにからなにまで愛着を感じちゃう。どこを見ても「ああ、あのときは大変だったなぁ」とそのときの大変さがよみがえってくる、思い出がいっぱい詰まった新事業所。
そのなかでも、だいず的にすごく気に入っているのがこの扉↓
扉のこちら側はスタッフ用の、いわば舞台裏。スタッフしか見ない場所だから、ただ真っ白でもよかったんだけれど。思いつきでこんな飾り付けをしてみたの。この扉を通り抜けて、向こう側でオシゴトが待っています。お客様にWOW!って思ってもらえるように頑張ろうよ、っていうのをこの事業所のスローガンにしてて。まあ、スローガン的にはよくありがちなものではあるんだけれど。
もちろんお金のため、生活のためっていうのもあるけれど。誰かに喜んでもらえるような働き方をしたいじゃない?ああ、やってて良かった!って。多くの時間を費やすんだから。楽しくやろうよ!って気持ちを込めてみた。
まあ、それが理想ではあるけれど。現実はなかなか難しいよねぇ。
とくに会社が大きければ大きいほど、部下の手柄はオレのもの・部下が失敗すれば「部下が勝手にやった」と部下を見放すようなことが平気でできる人のほうが実際は出世できたりするでしょう?エライ人が何か言ったとたんにそれまでと言うことが変わる人とかさ。多かれ少なかれ。うまく言い逃れできた者勝ちだったりね。
日本から遠く離れたロンドンで、こんな一等地に事業所を作るなんていう、一生働いても稼げないようなお金を使わなければできないことを経験をさせてもらったので感謝はしているものの。会社で働くって面倒くさいなぁって思ったり。
でも、働かないと、さくらさんのゴハンも買えないし。さくらさんと一緒に住むオウチもなくなっちゃうからなー。短い人生、限られた時間をどうやって過ごしたいのかな、自分は。
引っ越してくるまではまったく興味がなかったロンドンなんだけれど。住んでみたら緑は多いし、人はやさしいし。それに、なんといってもいろんな国や文化の人が集まっている場所なので。みんなが違っていて当たり前、周りに合わせる必要を感じさせないこの空気がとても生きやすいんだよなーって思うんです。もう少し住んでいたいな、ロンドン。
今回の経験を生かして、なにか新しいこと始められないだろうか。
ああ、1年先、5年先、10年先、だいずはどこで何してるんだろう。
この、毎日目にする美しい通りの写真を、いつか懐かしい気持ちで振り返る日が来るんだろうか。

東西にまっすぐ伸びるこの通りは、夕焼けがずっと遠くまで広がっていてキレイだったなぁって。いつか懐かしく思い出す日が来るんだろうか。
通りの一番奥の空が、燃えるように焼けていたの。この日↑その色をうまく写真に撮りたくて何枚も何枚も、写真撮っちゃった。それでも目で見た通りには撮れないね。フィルターとか加工はまったく加えてないんだよ。これよりももっと燃えて見とれちゃう真っ赤さだった。上にぶら下がってる丸いのはクリスマスのイルミネーションです。毎年同じやつ!
新事業所のオープンっていう、オシゴト的にひと段落した今だからか。いろいろ考えてしまうだいずなのでした。しかし、まだまだ過酷な連勤は続きそうですよ。
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だいずさん、新事業所オープンおめでとうございます!お店素敵なんだろうなぁ~行きたい~っ! 私も自営していたので雰囲気作りとか、どうしたらお客さんに喜んでもらえるか、楽しんでもらえるか、そうゆう事ばっかり考えてました。もちろん現実問題で売上も考えるの当然なんですけど、自分達で作ったお店って愛着わきますよね。丸々の自営は何も後ろ盾がないし、ボーナスも有給も保険もない。好き勝手にはできるけどその分負うリスクも正直会社よりもとても大きいです。日本なら国民年金だし(笑)でも自由は大きい!
今私は雇われで働いてるからお金の計算もできるし、行けば必ずお金がもらえるって安心感はほんとーーーーにありがたいなと感じてます。でもまた自営もしたいなって思ったり♪ 人生はチャレンジだ~!