4月27日はウィレム・アレクサンダー国王の誕生日で、「キングズ・デー」っていう国民の祝日になってるの。ただの祝日ではなくて、この日は国民みんなでお誕生日をお祝いして盛り上がるらしく。
その頃次のお引越し先のやり取りしてた不動産会社のルーベンも
Hope you have a lovely day tomorrow. For foreigners it must be very funny to see the Dutch go crazy ☺(明日は楽しんで。オランダ人がバカ騒ぎしてるのが奇妙に見えるだろうけど)
なんて言ってたし。オランダの人たち、この日はどうなっちゃうんだろうってワクワクして出かけましたよ。
お昼ごろアムステルダム中央駅に向かう電車の中では、すでに酔っ払った集団が楽しそうに歌をうたい。運河には普段よりもたくさんボートが出ていて、しかもどれもギューギュー詰めに人が乗っていて
大音量で音楽流してビール片手に盛り上がってた。
この人たち、おトイレどうしてるんだろうね。それに、ちょっとバランス崩しただけで運河に落ちちゃいそう!
中心部は歩行者天国になっていて、観光客でいっぱい
路上ライブみたいなのもダム広場でやってたけど、進行を仕切る人がいるわけでもないから、見ててなんかノリきれないというかなんというか。ふーん、って通り過ぎちゃう感じだった。まだ時間が早かったからかなぁ。
あと、キングズデーは、大人も子供も、許可ナシで露店が出せるんだそうで。各家の軒先や、公園で、一般の人が不用品や手作りのケーキを売ったり、歌や演奏のパフォーマンスをしたり。なかでもチビッコたちの姿がすごくかわいかったなー。
↓左のメガネかけた男の子が赤いジュースを売ってるの。うしろで見守るママらしき人もかわいすぎ!(フォンデル公園)
↓カラオケしてる男の子も(ヨルダン地区)
みんなオランダの色、オレンジを身につけてるよ。
↓公園ではひたすらシャボン玉飛ばして遊んでる集団もいたし
だいずたちが見てまわったのが日中、正午から3時ぐらいなので。とくに家族・チビッコが盛り上がっている時間帯だったんだと思う。街のいたるところに簡易型トイレ(男性用)が置いてあったので、前日や当日の夜は酔っ払いの大人たちで街はカオスだったのかも。
イベントを進行する主催者がいて、そこに参加することで盛り上がるんじゃなくて。みんなそれぞれ、思い思いにやりたいことをやって盛り上がっている感じなのが、なんだかすごく新鮮だったかも。イギリスでの3年間でも、こういう感じのイベントって見かけたこと無いかもしれない。これってオランダらしさなのかなー??
まだまだオランダ入門2カ月、オランダに王室があることすら今回初めて知ったぐらいなので。来年のキングズデーはオレンジのアフロ身に着けて繰り出せるぐらいにオランダにどっぷり浸かってるといいな。