オランダに来て1カ月半、今週ようやく移民局のユトレヒト支所にビザの申請をしてきたよ。
ビザって入国前に取るものって思うじゃない?だから、1か月半も申請しないままって、つまり、受理されるかどうかすら分からない状態だからさ。きっと問題ないと思いつつも、うっすら不安だったんだよね。
今回、無事に申請を受け付けてもらえて「一時滞在許可証」をいただきました。2018年8月14日の日付が入ったステッカーがパスポートに貼られました。”8月14日までにビザを発給するか決めます、それまでオランダにいていいですよ”っていう許可証。
手続きの流れは、すべて完了したらまとめページを作る予定だけれど。今回1つ失敗があったので、これからの人のためにそのドタバタを書いておこうと思います。
いつも同じ対応とは限らないし、ルールが変わることもあるでしょうから、2018年5月現在での1ケースとして読んでみて下さいね
もくじ
なぜこのタイミング?そしてどうしてユトレヒト?
申請書を提出するためのアポを取るために移民局のアムステルダム支所に直接行ったら、アムステルダムはとても混んでいて5週間待ちだから、今は支所で直接アポは取っていないって断られ。電話で申し込めば各支所の空き具合に応じてアポが取れるよって言われて。電話したら、アムステルダムは5週間待ち、アムステルダムから電車で30分のユトレヒトなら4週間待ち。。。(1週間しか違わないのか!)あまり遠くまで行くのは面倒だったのでユトレヒトにしちゃったけれど、他のとこ(ロッテルダム、アイントホーフェン等)ならもうちょっと早くアポ取れたのかどうかは不明です。
電話では郵送での申請を薦められたけど。申請書は全ページ提出する必要がなかったり、最初の申請時にはまだ決まっていない項目が必ずあるので、後日郵送で提出しなきゃならない。そういうの、直接会って確かめながら提出したほうが安心と思う。
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今回の提出物
オット- Application for a purpose of residence of ‘to work on a self-employed basis’
- Antecedents Certificates (申請内容は正確であるという誓約書)
- ビジネスプラン
- 申請料€1325
- Application for a purpose of residence of ‘family and relatives’ (foreign national)
- Antecedents Certificates (申請内容は正確であるという誓約書)
- Declaration of Sponsor (family and relatives) (Sponsor = オットがだいずを扶養しますって誓約書)
- 戸籍謄本をもとに日本大使館で英訳し、外務省でリーガライズした結婚証明書 (コピーを取って、原本は返却してくれた)
- 申請料€240
銀行の残高証明/パスポートの全頁コピーを持って行ったけど提出・提示を求められず。パスポートは担当者がその場でコピーを取ってた。
今、短期契約の住所(住所登録不可)に住んでいて、6月中旬に新しい住所に引越す予定。申請書に書いた住所は今の住所。新住所の契約が済んだら市役所で住所登録すれば、その情報をもとに申請内容(住所情報)が更新されるのだそう。役所間の連携がしっかりしてる!
次回提出物(郵送)
- ビジネス口座(残高€4500以上)の残高証明
- 商工会議所で発行された会社登録証明書のコピー
今回の失敗
申請料の支払いはPINカード(銀行のデビットカード)か現金のみで、クレジットカードはダメなのね。で。当日の朝になってユーロの口座残高が足りないことに気づき。慌ててイギリスのポンド口座からオランダの口座に送金手配したのが朝10時。アポは11時からの1時間。いろいろ工夫して結局13時過ぎにユーロ入手でき、お支払い完了。
11時のアポでブースに入ったときにまず
申請料をPINカードで支払うつもりでいたのですが今朝残額を見たらちょっと足りなくて。13時過ぎには用意できると思うんですが大丈夫でしょうか?
って相談してみたの。そしたらうーん、それはマズいね。でもできるかぎりのことをしてみるよ。
って言ってくれて。イギリスでの経験から、移民局とか入国審査とか、お役所の人って対応がすごくキビシいイメージがあったから。「じゃあ別の日にアポ取って出直して」なんて言われてビザ無しで滞在できる90日を過ぎちゃったらどうしよう、、、とビクビクしてたんだけれど。
お金が用意できたら戻ってきて。たぶん僕は他のお客様(カスタマーと言っていた!)の対応をしてると思うんだけど、アポの合間にあなたたちを入れてあげるよ。
って。で、戻ってきたらやっぱり別の申請者の対応をしていて。でも、だいずたちのことを別の担当者に引き継いでくれていて、そちらですぐに対応してもらえたのです。彼女も親切だった。なにこのきめ細かい対応!連携プレイ!
移民局、優しくなったの?
ちょうど翌日、オランダ在住8年の美容師さんに髪を切ってもらったときにこの話をしたらすっごく驚かれて。彼女が手続きしたころは移民局の対応がヒドかったそうで。詳しい話を聞いてみると、それって単にキビシイって範疇じゃなくて、いじめ・嫌がらせのレベル。で、振り返ってみると、移民局の壁に「わたしたちは対等です」(申請者と移民局)みたいなメッセージのポスターが貼ってあったこと思い出したの。さらに、緊張してフガフガしてただいずに
僕は政府のために働いているけれど、今日ここではあなたが申請を行うためにできる限りのサポートをするのが仕事です。だから、そんなに緊張する必要はないよ。
なんて言ってくれて。こういう発言ってたぶん、素でスラスラ出てこないよね。申請者を「カスタマー」と呼ぶのも含め、移民局がそういう方針でスタッフ教育をしているんじゃないかな。
どうなんだろうね。
当日の朝、ユーロの手持ちが足りないことが発覚したときはどうなることかと思ったけれど。無事手続きが始まって。移民局のみなさんに温かく対応していただいて。そのあとお散歩したユトレヒトの街はとっても素敵で。もうね、すべてが輝いて見えましたよ!(大げさ)

しかし、ビザ獲得への道のりは今始まったばかり。まだまだ続きます。浮かれてばかりいないで気を引き締めていこう。
まずはビザ申請お疲れ様でした!準備きちんとしておいたのにその場になって発覚する事あったりして一瞬アセるよね汗。私はローマで嫌な意味で色々と鍛えられてしまいましたが。。ビザ早くおりるといいねぇ、ほんとに。ってか移民局の人優し過ぎない??日本の大阪のイタリア領。。もぐもぐ。。なんてほんと対応どうなの??だよ、日本人だけども。いやーますます行きたくなったな!ってか東京オリンピックあるからちょっと迷い中なのよね、実は。
ユトレヒト行ったんだねー!すっごいかわいい街でしょー?のんびりしててお店もかわいくてアムステルダムとはやっぱり違うよね