アムステルダムでのおウチ探し、オシゴト始まったら街の中心部で働くハズなので。なるべく中心部に近い、便利な場所で探したかったのね。
でも、中心部に行けば行くほど建物が古い。古い建物はむやみに外観変えたり取り壊したりできないことになっているので。内装だけモダンにリフォームして古い建物を使い続けているの。これはイギリスでも似たような感じ。
でも、建物の構造がね、オランダ独特なのです。
狭くて急な階段しかないの
それが1F以上のフロアが不便と思う理由。これ↓右側のドアが今住んでる短期滞在のおウチの入り口ね。左側が同じ建物の2~4Fの部屋に続く入り口。
ドアの向こうに階段があって、おそらく最上階までひとつづきなんじゃないかな。登っていく途中、階段の右側に各階へのドアがあって、ドアの前にだけドアと同じ幅の平らなスペースがあるはず。(最初に内覧した物件がそんな感じでした)階段が存在する幅はドア1つ分だけ。もちろん、エレベーターなんてものは無い。
あと、郵便受けも上の写真、1つのドアに1つしかないから。上の階は個別の郵便受けが無いのも微妙に不便だと思うわー。
こんな風に↓横幅が狭い建物ばかりだからさ。折り返す階段を作ったら居住スペースが減っちゃうものね。。。
ここは↓階段の手前のドアが無くて階段が見えてる。階段がどんだけ急か、分かるよね?
こんな急な階段を重たいスーツケース持って運ぶの無理だし。後ろから誰か登ってきてるときに階段踏み外したり荷物を落としたりしたら怪我させちゃう!
引越しがタイヘンそうじゃない?
どこのおウチも、いちばん上の屋根裏階には窓の上に1本ニョキっと棒が延びてて、そこにフックが付いているの。そこに滑車を掛けて、ロープを使って窓から荷物を入れるんですねぇ!
ひぇぇー。
あとはベランダにハシゴを掛けてるの見たことあるし
ハシゴが電動になってて、マットレスをウィーンウィーンと2Fに上げてるのも見かけたことある↓分かるかな?ハシゴを3分の2ぐらい上がったとこにマットレスが居ます。
引越しは入るのと出るの、各1回で済むとはいえ。ウチは荷物が多いから無理だわ。こんなのオランダに来て最初に住むには難易度高いでしょ?
階段以外は快適なんだけどねぇ。。今の短期滞在のとこも、新しいとこと同じように換気設備がしっかりしていて。ロンドンのおウチほどカビに苦しめられることはなさそうだし。
古いおウチは、特に1Fは天井が高いから。広々感じられるし中庭付きだし(ナメクジはイヤだけど)。1Fならいいかなーって思ったけれど。こちらでは人気があるそうで空き物件が少なかったです。
築19年って相当新しいのよ
アムステルダムの街ができたのが13世紀ごろ。最初は中心部だけだったのが、その周囲を徐々に開発して広がってるの。こちらのブログですごく分かりやすく説明されてるから興味あれば是非見てみて↓
オランダ最大の都市アムステルダムは小さな漁村として始まり、13世紀に堤防を築きその後は港町として栄えてきました。アムステル川のダム→アムステルダムという捻りの無いネーミングですが今ではヨーロッパ屈指の都市として発展しています。
今の短期滞在してるとこは、「都市拡張計画区域」にあって。1900年ごろ建てられてる。だいずがおウチを探すときに、この地域が便利そうでいいなと思ってたんだけれど、出てくるのは1900~1930年ぐらいの建物ばかりで、エレベーター無しの3・4階が多かった。
で、今回契約したおウチは「ニュータウン」の端っこ、「都市拡張計画区域」寄りにあるところで2000年に建てられた集合住宅。エレベーター2台もあるし、通路が広い。中心部に向かって1つ橋を渡るともう、急階段地域なのです。
↓(Google Map)
真ん中に流れてる運河の左側に住みますよ。運河の右側はロの字型の古い建物。
日本だと築19年って相当古い感じするけれど。中心部の建物と比べたら新築と呼べそうな部類よ。ウチ出てすぐのとこにトラムの駅があって、美術館があるあたり(ミュージアムプレーン)までトラムで8分ぐらいなので通勤も便利そう。
大家さんすごくステキに住んでいたお部屋なので。散らからないよう、大事に住もう。
アムステルダムでの家探し、だいずたちはどんなだったかをまとめてみたよ。日本ともロンドンともちょっとずつ違います。
...
ローマもこうゆうはしごかけて荷物運んでるの時々みたよーあーなるほど!って思ったよ〜最初見た時はびっくりしたけど。そうだよねぇ、お家縦長だった!それもまた可愛いんだけど住むってなるとね。私住んでたところは15世紀の(どんだけ昔)エレベーターなしの7階で階段を毎日ひぃひぃ言いながら過ごしてたよ。