6月末に本帰国するよー

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左目を休ませるために、しばらくPCやスマホをなるべく見ない生活を続けていたら。
あっという間に前回の日記から10日以上が経ってしまい。
日本は年号が平成から令和に変わり。10連休も終わってしまったね。

そして、我が家は6月末にアムステルダムのおウチを引き払って、日本に帰ることにしたよ。

令和のスタートとともに、だいずたちも日本での新しい生活が始まる。令和はだいずたちにとって、どんな時代になるんだろうか。今までと同じぐらいワクワク・楽しく、でも今までよりもマイペースにのんびりと・心の豊かさを大切にしていきたいな。



令和最初の我が家のビッグ・プロジェクトは、さくらさんを日本に連れ帰る手続き。
さらに、母が遊びに来てくれることになったので。オットとさくらさんにはお留守番してもらって、オランダだけでなく近隣の国をちょっとずつ電車でまわろうと計画中。さらに、日本から友人も遊びに来てくれるので。
あっという間に帰国の日を迎えそうな予感がするわー。




さくらさんの手続き、ビッグ・プロジェクトとはいっても、狂犬病予防接種はずっと続けて来ていたのでね。前々から調べてあって、そんなタイヘンじゃないはずだ、と思っていたんだけれど。

狂犬病抗体検査を獣医さんにお願いしようと先週金曜に予約を入れたらね、

抗体検査も有効期限が切れるまえに次の検査をしなければならないから、あなたの場合、最初からやり直し。待機期間180日が必要になるから6月末に日本に連れて帰るのはムリよ

って獣医さんに言われたの。「いや、そんなはずはないけど。念のため日本の検疫に確認してみるわ」って言ったら

それが日本のルールだから。ムリだと思うけどねー(鼻ホジホジ) まあ、なにか新たに分かったら連絡してー


的なことを言われて。(注:電話なので鼻ホジホジしてたかどうかは不明)
相手があまりに自信満々で断言するからさ。だいずは一気に奈落の底に転がり落ちた気分よ。すぐに成田の動物検疫所にメールを送ったんだけれど。きっと大丈夫なハズだけど。お返事もらうまでは安心できないじゃない?

ロンドンでは役所や電力会社とのやりとりでヒドイ目に遭ったのでね。問い合わせてもすぐには返事がないのはアタリマエ。どんなにいろんな部署に確認しながら言われたとおりに進めてたから「大丈夫なハズ」であったことも、あとあとになってひっくり返されるのも良くある事なお国でしたし。今思うとあの経験が、さらにだいずをビクつかせていたんだと思われる。



週末はお返事来ないかもしれずー。だとしたら、この週末はずっとこんな気持ちで過ごすのかー、、、と。

動物検疫所のサイトにある
この部分がね、重くのしかかってくるのですよ。サラッと書かれてるけど「致死処分」の4文字がね、このときのだいずにとっては拷問レベル。実際に狂犬病の疑いがあるわけでもなし、どう転んでも致死処分にはならないハズだと頭では分かっていても。

180日も成田に係留されたらさくらさん、寂しくて病気になっちゃうかもしれないし。そうなったら映画「ターミナル」のトムハンクスみたいに成田空港に半年住もうか、とか、致死処分ならだいずも一緒に!とか、妄想が悪い方向にどんどん暴走していく状態を2日も耐えるのかーとドンヨリしておりましたところ。

なんということでしょう。

土曜の朝起きたときにはもう検疫さんからお返事が届いていたの。(まあ、空港の検疫は休み無く動いてるんだろうから、土曜日でもお返事はもらえるのは特別なことではないんだけれどね。)もちろん、だいずの理解で間違いない、これから手配する抗体検査の結果さえ問題なければ180日の待機は不要です、ってお返事!

もうね、そのメール見たとき、ああ、日本のお役所って素晴らしいわーって、ありがたいわーって。そこにこれから帰れるんだなーって思ったらね、自分でもビックリするぐらいホッとして、シアワセな気持ちになったの(単純)。ロンドンではほんとタイヘンだったなーってことも思い出して、でもいつも周りの人たちに助けられて。みんな温かかったなーって。色んな思い出が溢れてきて。土曜の午後は「ありがとう」な涙と鼻水が滝のように流れ出ましたわよ。。。


あーよかった。

ということで、これから抗体検査を手配するんだけど。結構イヤな気持ちにさせられたので同じ獣医に行くのは微妙だなーと思いつつ。とはいえ別の獣医に行ったところでまた同じような会話を繰り返す可能性もあるからなぁ。。

悩ましいところだけれど。でも、違う獣医にしてみようかなと思っているよ。



日本に帰ったら

毎晩湯船に浸かって。岩盤浴や温泉で体温めて。美味しいお寿司や天丼やうどんやラーメン食べて。久々にお友達に会っておしゃべりして。

日本で待ってるいろんな楽しいことを励みに、お引越しがんばるぞ。

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『6月末に本帰国するよー』へのコメント

  1. 名前:たま 投稿日:2019/05/07(火) 06:16:26 ID:3bea06ae9 返信

    だいずさん、さくらさん

    こんにちは。やっぱり帰国となるとさくらさんが最重要課題ですね。オランダの獣医が適当なのは当たり前として、こういう時は日本の役所ってきちんとしてますね。
    その一方で、致死処分って何!!
    (飼い主が致死処分を選択するなんてあり得ないから)法律を守らせるための脅しでしょうが、心が平穏ではいられないですよね。もしとか、万が一とか考えてしまう。何とかしてほしいです。

    • 名前:soybean 投稿日:2019/05/10(金) 04:43:50 ID:d23a9c370 返信

      たまさん
      ほんと、日本の役所は安定感があるなーって感心したよ。ずっと日本に住んでたらアタリマエって思ってたんじゃないかな。
      狂犬病に感染した状態のペットを日本に連れて行ったら、入国させられないし、係留しても治るものでもなさそうで。輸出国に引き返してもそちらでも入国できないだろうから、致死処分することになっちゃうのかなぁ???そういう想像はできるけど、自分の想像が間違ってる可能性もあるって疑い始めるともう地獄。「致死処分」はホントに精神的苦痛だよー。