前部ぶどう膜炎になって20ヵ月 免疫と、新しい眼科と、ハーブなど

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武漢肺炎の感染拡大、いよいよ世界的に大変なことになってきたね。

この騒動が始まる前に日本に帰ってきたのは不幸中の幸い?というか、結果的に我が家にとってはベストタイミングだったのかもなーと思い始めている。猫同伴なので移動には時間がかかるし。オランダで住んでたおウチのあたりは、中国人経営の(と思われる)レストランとお土産屋があって、毎日たくさんの中国人が観光バスで乗り付けてたからか。中国人と思われて(とはいえ、日本人と思われても同じ扱いかもな)、近所の子供たちからイタズラのようなことをされたこともあったから。感染が広まったいま、あそこに居たらどんな風に過ごすことになったかしら。

EUの国々は国境を封鎖してるから。あの、楽しかった国境を鉄道で越える旅は、今やろうとしてもできないのかな。本帰国直前のヨーロッパ旅行の思い出、このブログに残しておきたいものがまだまだあるのに、今はあまりに現実からかけ離れすぎていて。またあのころのように旅行を楽しめるようになるにはどのぐらいかかるんだろうか? もしかしたらもう、あんなふうに自由に旅行できなくなっちゃうのかな、なんて。いろいろモヤモヤしてしまい、旅行記を書く気分にもなれないので。

最近の通院活動をまとめてみようかなーと思います。ぶどう膜炎の発作が起きてからもうすぐ2年になるけれど。まだまだ本調子には程遠いです。

ぶどう膜炎や乾癬性関節炎になってしまった方に少しでも参考になれば嬉しい。ご興味ある方は、今までの経緯をこちらのタグからどうぞ↓
♯ぶどう膜炎


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3月、大病院はガラガラ

今飲んでる乾癬性関節炎の症状を抑える薬は、免疫抑制の働きがあるので。免疫が働かず武漢肺炎に罹るほうがヤバいと思い、2月からこの薬を飲むのを止めてみたのね。そしたら調子が悪くなり。ああ、この薬、だいずには効いてるんだなと確認できてしまった。

3月に定期検査の予約を取っていて。病院行くのも感染リスクだよなーと、キャンセルしようか間際まで悩んだけれど。感染拡大のなかこの薬を飲みつづけて大丈夫なのか、先生に聞きたくて予定通り出かけましたら。

病院はガラガラだとウワサには聞いていたけれど。ホントにガラガラでした。

左:1月7日午前10時半  右:3月10日正午



いつも40分ぐらい待つ採血は、今回は10分かからず。

で、今回、膠原病内科の先生との面談で聴いたこと:
  • 薬はたしかに免疫抑制するので気になるところだが、だいずの場合は今飲んでる量が少ない(メトレート錠2mlを週3錠)ので、飲み続けても問題ないだろう。
  • ぶどう膜炎や、腸の炎症は、乾癬性関節炎の関節外症状(=この病気の症状のひとつ)。でも皮膚科(=乾癬)には紹介するけど、眼科・胃腸科への紹介はしない。「乾癬性関節炎」であることを伝えて診てもらえば、どの医師にでも状況確認はできるので。診た上で必要があれば専門医を紹介してくれるはず。今はネットに経歴を公開している医師が多いので、その分野に詳しそうな医師を探してみてはどうか。

眼科を変えました

まだまだ左目の調子が良くなくて。眼球が腫れてる感じがして、充血もあるし。日によって物が二重に見える(乱視がひどくなった感じ)。オナカの調子と連動するので、症状が治まってもオナカを壊せばまた腫れたり痛んだり、で。大きな炎症じゃなくとも、こういうのずっと続くのが目にダメージにならないか心配だったの。

それをずっとずっと、いままでの眼科で伝えてきたんだけれど。医師の受け応えはいつも、「炎症はない」だけ。で、「とりあえず目薬違うの出してみますね」、だったり、「じゃあ眼鏡の検査もしてみますか?」みたいな。

出された目薬を使うとしばらくは症状が治り、でも使わなくなるとまた症状が出たので。次回そう伝えると、「症状が治まっても1本使い切るまで点さないとダメだ」とか言うわけ。それ先に言ってくれよ、だし。

じゃあ検査、となったら。検査担当が「なんのために検査するんですか?」「検査する意味が分からない」って言うのよ。それオレに言われても、だし。

そんなことが立て続けに起こり。いよいよ眼科を変えました。で、無駄に検査しなくていいように「診療情報提供書」をお願いしたら。「症状がなにもなかったので、書くことは何もない」ですって。最初にした検査結果は?ときどき違う目薬出したでしょ?といろいろ食い下がったけど「書くことない」の一点張り。もしもそれが正しいとしても、説明が足りなすぎる。ああ、転院決めて良かったわ。

新しいところは、「ぶどう膜炎外来担当医によるぶどう膜炎専門治療」を設けてるとウェブサイトに書いてあるクリニック。

結果、やはり炎症は無くて。左目に少し白内障(ぶどう膜炎と合併しやすい)が出てきてしまっているのが目の不調(眩しさ)の原因じゃないか、と。あと、乾癬性関節炎の人では、腸と目の炎症が連動する人もいれば、しない人もいる、とも言っていた。(連動する人=だいずの感じてる状況と同じ人 がいるって聞けたのはささやかな収穫)



新しいとこは、相談に応えてもらえたという実感のある、満足の行く診察だった。結果、出してもらった目薬は、フルオメトロン(弱めのステロイド剤)で。前の眼科で出たものと一緒だったけれど。こういう納得性とか、自分のことを診てもらえてるって感覚って、治療には結構重要なんじゃないのかな。

で、左目の腫れは今は治まってる。

次は、いよいよ胃腸科探そうかな。あと、サングラス買うぞ。


未病にハーブを

この、症状を感じているのに、病気(=炎症、発作)には至っていない、ってのはいわゆる「未病」ってやつだと思うんだけれど。こういうところで活きるのが、今勉強しているハーブなんだろうなぁって思って。

ただ飲むだけじゃなくて、外用でも試しに使ってみているよ。

ローズマリーとパセリの鉢植えを買ってみた。その手前に横たわるモフモフは、オヤツをおねだりしようとたくらんでいるさくらさん



たとえば。目の腫れには、ジャーマンカモミールのお茶でコットンを浸して目に当てる、とかね。

カモミールに含まれる「カマズレン」っていう香り成分には消炎の薬理作用があって、ヒスタミンを阻害して痒みやアレルギー症状を抑える効果があることが分かっていて。飲めば胃炎、肌に貼れば皮膚炎に効くのです。だから、目の炎症にも、ということで。

カマズレンについてwikiには「青紫色のアズレン誘導体である」って書いてあり。アズレンというのは、人工合成されたものなどが、うがい薬や胃炎・口内炎などなどの薬として使われてるんだよね。

違いは、薬は単一成分・大量(=強力)なのに対して、ハーブは少量だけれど他にもカラダに良い成分がいろいろ含まれてて。それらが相乗効果を発揮したり。

そんなことをざっくりとハーバルセラピストの講座で勉強したの。フィトケミカルの入門的なことと、心や体のしくみ、どんな風に使うのか・効くのか、といったこと。

今は、それを自分にいろいろ試して様子をみるのを楽しんでるのだけれど。


左上:カレンデュラ(マリーゴールド)の石鹸、右上:カレンデュラをオイルで抽出中

下:講座で知り合ったお友達からいただいたアフリカの未精製シアバターに、カレンデュラオイルと精油を加えたもの。シアバター自体が黄色いの。これ、なかなか良いです。

写真には載せてないけれど、ローズマリーを使ったリンスも使い始めてみたりして。

5月中旬にハーバルセラピストの資格試験があるのでね。合格目指して、いよいよ暗記地獄も始めなければ。ハーブ三昧な日々。

(、、、と書いてたら今、5月の試験が中止になったとたった今連絡入りましたー。ぎゃー)



病院には定期検査のために引き続き通うけれど、これからはもう少しハーブとか、ヨガとか、温泉とか、病院以外のものを増やしていこうと思っているよ。

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