アムステルダム生活最後の3日間 運河&公園お散歩納め、トースティとステーキ

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去年の6月27日アムステルダム発のKLMで日本に帰ってきたから。とうとうあれから1年経ってしまった! あっという間なような、すっごい昔のことのように感じるような。

1年前の写真を見返すと、ああ、1年前はこんな美しい街に住んでたんだなぁ、もうすこし住んでいたかったなぁ、って片想いみたいなせつない気持ちになってしまう。まあ、1年しか居なかったし、オシゴトもしてなかったしで、良いところしか見えていなかったんだろうけれど。カラっとして新緑が眩しくて、1年のうち今ごろがいちばん良い時期かもしれない。

アムステルダム生活最後の3日間を、この日記でも振り返っておこうと思います。


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もくじ

最後の3日間

さくらさんの日本入国書類も完成し、家具の譲渡先もすべて見つかり。あとは荷物の日本への発送、住居引渡しと、3人の移動だけ、になった3日間はこんな感じ。
  • 6月24日 引越し荷物をまとめる合間に、近所の運河っぺりでひなたぼっこ
  • 6月25日 引越し業者さんに荷物引渡し、ホテルに移動
  • 6月26日 住居引渡し、その前後にお散歩と最後のランチ&ディナー

6月24日

アムステルダムでの我が家のすぐ脇を流れる運河は、土手の幅が広くて。晴れた日は土手の芝生の上で寝転んでビールやワインを飲むのが気持ちいいのよね。


箱に詰めても詰めても終わりがみえない怒涛のパッキング作業の合間に、レジャーシートとシャンパンボトル、チーズ、クラッカーを持って出かけ、最後の土手飲みを満喫。


特になにをするでもなく、運河や、そこでボート遊びをする人たち、バシャバシャ水遊びをする鳥ちゃんたちを、芝生の上で寝転んだりしながらぼんやり眺めるだけなのに。なんだか贅沢な時間なのです。


まあ、人目を気にしなければ日本でも似たようなことできるか。



そして、日本から取り寄せたさくらさんのモ●プチ、賞味期限がもうすぐ切れることもあって。また日本に送り返しても受け取る前に期限切れるし、ということで。

オット、なんと鳩にやる暴挙に出ました。


えぇぇー!?と思ったけど。鳩もよろこんで食べてましたし。
まあ、街ナカでは観光客がもてあましたフリッツ(フライドポテト)を鳩にやってるのをよく見かけるのでね。フリッツよりはマシかぁ、なんて思ったりして。

それにしても、そうとうアヤシげな東洋人だよね、ハタから見たら。でも、周りにいた子供たちが、自分もやりたい、って寄って来て。みんなで鳩に猫のゴハンをあげる、っていう。なかなかレアな光景がこの日、近所のアルバートハイン前で繰り広げられましたよ。


6月25日

朝9時から引越し業者さんが来てくださって。お皿や精密機器などの壊れやすいものだけパッキングをお願いし。合計51箱。

ダンボール大好きマン(業者さんが来る前)



船便で送るものは全部リビングに置いて、業者さんが作業してる間、さくらさんは寝室に入っててもらったんだけれど。さくらさん、知らないヒトに会うのコワイくせに、寝室から出たがってた。業者さんに「かわいい」って言ってもらいたいからに違いない。実際、業者のおねえさんに「丸い手がかわいい」って褒めてもらったね。ドラえもんみたいってことかしら?

荷物が全部出て行ったあとに軽く掃除機かけて、拭き掃除して。掃除機の譲渡も無事済ませて。

20キロ超えのスーツケース3つと、キャリーに入ったさくらさん(4.5キロ)を抱えて、Uberで空港近くのホテルへ移動。さくらさん、ホテルに着いた時点ですでに口を開けて呼吸をしてしまっており、先が思いやられる。

さくらさんが落ち着くまでしばらく様子を見てから、空港のパブで夕食。

寝る頃にはずいぶん落ちついたけれど。やっぱり慣れない場所ではだいずたちと同じベッドで寝るのね。


でもなかなか落ち着かなくてベッドと窓辺を行ったり来たり。窓の外を見てた。


窓の外は野原、その向こうを走る車の明かりが動くのを見てたのかな。


6月26日

大家さんと、借りてたおウチで午後3時に会って鍵を返すことになっていて。その前に1時間ぐらい、念のため掃除の時間を持っておきたいから、2時にはおウチに着くように出かけました。

運河散策

朝、ホテルでゴハン食べてから、さくらさんにはお留守番してもらって。だいずたちは電車でアムステルダム中心部へ最後のお散歩に。

地下鉄駅ホームの壁の絵、さくらさんに似てる



午前中は曇り。

中央駅から運河沿いをお散歩。


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ランチ

ランチは、ずーっと気になっていたトースティのお店で。

toastable.


トースティ自体はロンドンでもマーケットとかで見かけたけど、専門店は無かったような。。。このお店はアムスに2店舗、ユトレヒトとハーグに1店舗ずつあるよ。

いただいたのはThe Legend(創業当事からのメニューらしい、€8.75)


チキン、ベーコン、チーズ、パプリカ、レッドオニオン、カレーマヨ。パンは白とブラウンから選べる。だいずは全粒粉でオナカが壊れるので白を選んだんだけれど、、、なにかの実が混ざってて(ライ麦パンみたいに)、、、表面に見えるのは全部落として食べたんだけれどね。ぐぬぬ。

ここ、インスタで見かけた写真がすっごく美味しそうで。ずっと気になってたんだけれど、結局最後まで利用する機会が無かったのです。



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チーズがトロッとしてるところをヨダレ垂らして眺めてきたのに、実際いただいたのはそれほどでもなく、、、エキストラ・チーズをお願いすれば良かったのかな。


フォンデル公園

トラムでフォンデル公園まで移動して、公園を突っ切っておウチに向かう。

だいずも寝転がりたかったわー。



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この頃には晴れてきて、公園気持ちよかったなぁ。

で、このあと大家さんに鍵を返して。エージェントのルーベンも立ち会ってインベントリーチェックアウトは、超いい加減。ざっと見て、「問題なさそうだね!てか、ホントにここに住んでたの?(すごくキレイ、って意味ね)」だって。ルーベン軽すぎ! でもすごい気さくでいい人だった。よく見るとオトコマエだし。大家さんは、ルーベンよりもしっかり者、でもガツガツせずサバサバっとした素敵な女性、たぶん同じくらいの年なんだよね。良いめぐり合わせに感謝です。


再びダム近辺

で、また中心部に戻って。ディナーの予約が17時なので。それまでブラブラ。

ダム広場からマグナプラザ(正面)へ



晴れるとさらにステキな運河沿いの街並み。


2015年、ロンドンに向かう途中で寄ったときには、この自転車の多さに驚いたけれど。今はもう目が慣れてしまった。

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ああ、ほんと、ステキな街よなぁ。


ディナー

アムステルダム最後の夜はステーキ! 肉食な我が家ですもの!

The 50 Best Steaks In Europe(ヨーロッパのステーキ ベスト50)

この記事で36位のお店にしました。この記事、ロンドンのFlat Ironが1位、っていうのがなんとも微妙ではあるのだけれど。

1位 Flat Ironに行ったときの日記(9位Gauchoのステーキも紹介してます)

2位のLe relais de l’entrecoteは、ロンドンのLe relais de veniceと同じっぽいです。ロンドンで食べたときの日記はコチラ



BLACK AND BLUE

運河沿いのお店(写真中央、黒い軒)



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いただいたのは
  • ビーフタルタル(€10.95)
  • 小海老の炭火焼(€10.95)
  • アンガス牛リブアイ 600g(€62)
  • トリプル・マンゴー(€9.50)・・・オットのデザート
  • パイナップルの炭火焼(€9.95)・・・だいずデザート
もちろん乾杯は生ビールで!




で、ビーフタルタル。まあふつう。

タルタルの左、茶色い焦げたのはパン





小海老の炭火焼。これもまあ、ふつうに美味しい。




で、ステーキもいい感じ。




デザートも、申し分なし。

真ん中のクリームはピスタチオアイス



で、とってもオランダ的なミントティで締めて。




スルスルっと、あっという間にアムステルダムの最後のディナーが終了。

美味しいんだけれど。なんだか感動が薄いような。

なんでだろう???って思ってたんだけれど。ホテルに戻った後でその理由が発覚しますよ。


おまけ(ホテルに帰って)

シャワー浴びて寝ようってころに、だんだんオナカ(ヘソのあたり)がジワジワ苦しくなってきて。

キタナイお話しですが。

オナカの中のもの、ヘソのあたりから上に入ってるものは口から、ヘソから下に入ってるものはオシリから、吐いたり下したりで。体の中のものが全部出て行きました。こんなオナカの底から吐き出したのは初めてかもしれない。

そのときにオナカの中で臭ってたのは、ランチに食べたトースティのチキン。たぶん少し古くなってたんじゃないかしら。とはいえトースティはオットも少し食べていて。オットはそういうの敏感に気づくほうなんだけども、なんともなかったから。たぶんだいずのオナカが過敏になってたせいなんだと思われます。カレーマヨも良くなかったかもしれない。ルクセンブルクでカレー食べた後のオナカの痛みに似てたもの。そして、たぶん、さくらさんを連れて飛行機に乗る、っていう翌日の一大イベントを控えて、いろいろ心配しすぎたストレスで胃腸が弱っていたのかな。

ランチに食べたものが消化できなくなってて。だからディナーに食べたものも、なんだか味覚が働かず、な状態なんだったと思われます。ああ残念。

体の中のものをすべて出し切るまで、トイレに篭ってウーウー唸ってるときに。さくらさんがトイレの扉を外からカリカリするから、中にお招きしたところ。

さくらさんは床に寝転んで、だいずがゲーゲーするのを見守ってくれてました。

つまり。アムステルダム最後の夜は、さくらさんと2人きりで濃密に過ごしちゃったのです。辛いときに支えあう、ワタシタチ家族だものね、とさらに絆が深まったような気もするような。

お引越し、ほんとさくらさんにはたくさん負担をかけてしまったけれど。無事帰ってこれてほんと良かった。

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