本帰国から1年半。
あれ?まだそれしか経ってないんだーって。オランダに住んでいたのは遠い昔のことのように感じてしまう。オランダでの1年間はとても楽しくて、まだまだ未練いっぱいです。できればまたいつか、オランダに住んでみたい(永住ってわけではなく)っていう気持ちがあって。理想的には1年の半分を日本で、残り半分をオランダを拠点にしてウロチョロするような生活をしつつ、なにかしら収入を得られるような。そんな生活をいつか手に入れられたらなぁ、という妄想を膨らませる今日この頃。
でもなー、日本以上にヨーロッパでの感染状況は悪化しているようなので。移住どころか、しばらくは旅行すらできないだろうなー、アジア人差別が怖くて。武漢肺炎があろうがなかろうが、差別する人はいるんだけれど。過激化してそうで。運悪くそういう人に出くわしてしまったらと思うとね。
いまオランダや、フランスや、イギリスに住んでいる友人たちからは、怖い話はまだ聞こえてこないので。もちろんいつも以上に気をつけているからだろうし。きっと大丈夫だと思うものの。運悪く変な人に出くわさないことを、現地での生活を楽しく過ごせていることを、心の底からお祈りしているよ。
日本にいるだいずは、今年もしばらくは向こうにいたころの写真を見て、想い出にどっぷり浸っていこうと思います。
ってことで。
今日はオランダ・ドルトレヒトの思い出。
友人と一緒に土砂降りのなかキンデルダイクを観光したあとのことです。
もくじ
ドルトレヒトに向かう
ロッテルダムからキンデルダイクへの移動でつかった水上バスは、ロッテルダム~キンデルダイク~ドルトレヒトの3つの乗り場を往復してるのね。
わたしたちはキンデルダイクを観た後、ドルトレヒト行きに乗りました。だいたい観光客はキンデルダイクを観たあとはロッテルダムに引き返すらしく。水上バスの乗務員さんに「これドルトレヒト行きだよ?」 「ほんとに大丈夫?」って2度聞きされてしまったわ。
でもね。
趣のある街並みは、とてもこじんまりしてて2~3時間散策するのにちょうど良いサイズなので。キンデルダイクに行ったらついでにドルトレヒトに寄ることをオススメしたい。
ドルトレヒトにもNS(鉄道)の駅があって、帰りはドルトレヒトからアムステルダム行きに乗れるから。水上バスでロッテルダムに引き返すも必要なし。便利。
ホラント州最古の市
wikiによると1220年にはホラント州で最初に市として認められたのだそうで。同じホラント州にあるアムステルダム、ロッテルダム、ハーグよりも先、ってこと。中世に、穀物やワインを水路で運ぶための要所として栄えたのだそうです。

ここも運河だらけ。これは散策楽しそうだって、地図見ただけで思ってしまう。
ちょっと上から撮った写真↓ こちらのトップに出てるの見てみて。ステキだから。
LINEトラベル 『オランダの原型はここから!? 貿易で栄えた街「ドルトレヒト」』

古そうな(でも現役な)建物もあり
靴がビショビショだったので。
14時ぐらいに着いて、まずPrimarkで安い靴を買って履き替えてから、ファン・ハイン邸を見学、ファン・ハイン邸のカフェでお茶したあと街を散策して。夕ごはん食べてから20時半ごろの電車でアムステルダムに戻ったから。滞在時間6時間ぐらい。
ファン・ハイン邸
1729年に建てられた建物に、1864年から住んでた銀行家(=オカネモチ)のファン・ハインさん、アートコレクターだったそうなんだけど。彼の集めたコレクションを彼が住んでた当時のままに展示してる博物館。4階建て(3階+屋根裏)で。
どのフロアもとてもステキで見どころいっぱだったのに、、、写真ほとんど撮ってないの。
撮った写真は、入ってすぐの、地階(1F)・ダイニングルームで3枚

ダイニングルーム(地階)
ダイニングルームもステキだけど、その向こうにサンルームがあって。お庭を見ながらお茶してたのかなーって。ステキすぎるでしょ?
その隣のリビングルームで3枚

1F(日本でいう2階)の寝室で1枚↓

寝室の扉の向こうに見えるバスルームを1枚

バスルームに机があったりカーペット敷かれてたり優雅な部屋、、、しかし、その写真は撮って無い
ウェブサイトの写真を見たら、バスタブが置かれてるあたりはタイル貼りらしい。
写真は以上で終了です(涙)
このあと、レザーに金細工で模様をつけた壁紙(壁皮?)の部屋とか、屋根裏のドールハウスやら細かい細工のおもちゃとか、いろいろいろいろ楽しかったのに。最初のほうだけ撮って、途中から夢中になりすぎて撮るのを忘れてしまった模様。
よかったらこの博物館のウェブサイト(Huis Van Gijn)にたくさん写真掲載されてるから見てみてください。
このページで各フロアマップの+ボタンをクリックすると詳細が出てきます。
1時間ぐらい見学してから、博物館地階に入ってるカフェでお茶して。

お皿がオランダらしくてかわいい
この博物館はとても良かった。おすすめ。写真をあまり見てもらえてないので説得力がないけれど。
入場のときに貰った小冊子にステキな写真いっぱい載ってて。ウチに帰ってから何度か見返したんだった。ってことを思い出して、小冊子を探してみたけど見つからなかったぁー。捨ててないと思うんだけどな。。。引越しのときどうしたか、まったく思い出せない。無念。
街並み
ファン・ハイン邸のあたりは、すぐ向こうは川だからか、すごく港町っぽい、リゾートっぽい空気が漂っていて。とてもステキでした。
ファン・ハイン邸の前を流れる運河を渡る、歩行者用の跳ね橋
このあたりは運河の幅が広くて、ヨットがたくさん泊められていて

晴れていたらもっとステキに見えたに違いない。。

なにがどう違うかはよく分からないけれど、アムステルダムよりも全体的にかわいらしい感じがした街並み。

平日だからか、雨の日だからか、人があまり居なくて静かだったなー。
ディナー
Scheffers広場に面したグランカフェで。とにかく美味しいビールが飲める店が良かったのだと思うのだけれど。結局決め手なんだったのか、まったく思い出せません。Dordts Genoegen

だいずが写りこんでいる。。
オランダにたくさんあるカフェ、昼間はコーヒーやケーキ(アップルパイ、クレープなど)、夜はビールなどお酒を楽しめるお店なんだけれど。今しらべてたら色んな種類(カテゴリー)があるそうで。大きくは「グランカフェ」と「ブラウンカフェ」に分けられるっぽい。「グランカフェ」はおしゃれ、若者向け、広々してるカフェで。「ブラウンカフェ」は全体的に茶色っぽい・木製で、長年使われたことで煤けている、昔ながらのカフェ、ということらしい。
たしかに、茶色っぽいカフェあったかも。
オランダにいる間にもっといろいろ調べてカフェめぐりすればよかったなー。
で。ここでもお料理写真を撮らないまま食べ始めー、ハッ!っとなってイチオウ撮った写真がこちら↓

時すでに遅し
すべては、この日雨でびしょ濡れになったせいだ、ということにしておこう。
このとき19時ぐらい。

すっかり晴れて青空広がってたわ。
ドルトレヒトの思い出、以上でございます。
もう少し時間があれば、美術館とか、教会(~16:30だったから今回は入れず)とか、ちょっと離れたとこにあるデザインホテルでのおしゃれランチとか、運河クルーズとか。見どころはまだまだあるので。1日観光で行っても楽しめる街だと思います。
またいつか行きたい。