去年の9月から始めた手作りゴハン。
以前書いたように、さくらさんの体にも良さそうだ、っていうのもあるけれど。
さくらさんと同じものを食べているっていう、心の充足感みたいなものも得られるのも、大きいなって思う今日この頃。
アタリマエのことだけれど、体って、食べたモノで作られるじゃない? この、どこから見ても何をしても、いつどんなときも超絶かわいくて尊い、神のように完璧な存在のさくらさんの体と、だいずの体が、なんと同じモノから作られることになるんですよ。
これってすごいことではあるまいか。

オナカ満たされまどろむ神
必要な栄養が十分かどうか不安なのと。お魚風味で育ったために、鶏肉中心なだいずの手作りゴハンだけでは食いつきが悪いことから。「総合栄養食」って書かれてるお魚のウェットフードをほぼ50:50になるように混ぜて仕上げているのでね。
100%同じ素材でできた体、ということにはならないのだけれど。

おねだりのときは眼ヂカラ神、なぜか痩せて見える不思議
50%だって十分うれしい。
その50%の手作り部分は。
いつも使ってるのは鶏肉とかぼちゃと人参に、卵の殻をすりつぶした粉(カルシウム源)。そこにそのときどきで冷蔵庫に入ってる野菜2種類を加えて煮たものを、スープごとフードプロセッサーにかけてポタージュ風にしているのね。

目ヂカラ神におねだりされてからゴハンを作り始めることもあり、20分ぐらい待たせちゃうんだけれど。そんなときにはホトケさまのようなおだやかな顔で待ってくださる辛抱強い神
さくらさんだけのために買う食材はひとつもなく。すべて、ヒトも食べている(卵の殻は食べないけど、中身の卵黄・卵白はヒトが食べる)。たまに鶏ハツを加えるときは。1つの心臓の、脂が付いてないところをさくらさんのゴハンに使い、残りはヒトが焼いて食べたりします。

おねだりされてないけど、そろそろ作り置きがなくなるなぁってこっそり作ってたら。「ねえ、今あたしのゴハン作ってるでしょ?」ってじっと見に来る。めざとい神。)
ここからは、定番食材のうちかぼちゃと人参について。ヒトがどのようにいただいているかを紹介しましょう。
かぼちゃ
だいずは、甘辛く煮たかぼちゃがあまり得意ではなくて、味噌汁に入れるぐらいならOK、という感じ。オットは逆に煮物はいいけど、味噌汁はダメで。さくらさんのゴハンを手作りするようになるまでは、ヒトの食卓にはあまり上らない食材だったのですが。さくらさんのゴハンに使うようになってからは、かぼちゃサラダにして食べるようになりました。

だいずの映えないお料理シリーズ!
4分の1カットサイズのものを、種を取り除いてから1cm幅に切って蒸して。さくらさん用に100g、残りをヒト用に使ってる。
さくらさん用は、1回分ずつ計ってラップして冷凍。
ヒト用は、蒸したてのアツアツを
- 玉ねぎ・セロリのみじん切り各40gぐらい
- バター大さじ1
- リンゴ酢大さじ1
- 黒こしょう適量
ポイントは酢を入れること。ポテトサラダ同様、こういうマッシュ系のモソモソしたものには酢を利かせたいだいずです。これはなかなか美味しい!と思っているのだけれど。
オットはお気に召さないようで。このかぼちゃサラダが食卓に上るたびに「かぼちゃ地獄」とつぶやくのよね。出されれば残さず食べるものの。いつか「もう食べたくない」宣言をされるかもしれない。さくらさんと1つのかぼちゃを分け合えるのだから、ありがたく食べて欲しいものです。
人参
我が家では毎朝人参ジュースを飲んでいて。毎日のものなので、無農薬の人参を5kgずつネットで買っている。さらに。秋冬はリンゴやみかん、春夏は甘夏の、無農薬のワケアリ品(キズとかサイズが小さいとか)を3キロとか5キロ、まとめ買いしてブレンドしているので。冷蔵庫のなかは常にジュース用の野菜・果物で溢れてるよ。
ロンドンやアムステルダムに居たころに。Joe & the Juiceっていう北欧発のおしゃれなフレッシュジュースやさんのお店が身近にあって、よく行ってたのよね。
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コーヒーショップ代わりにこのお店で打ち合わせしたり。で、ここのジュース飲むと、ものっすごい代謝が良くなる(つまり、利尿とか緩下ってことです)の。
グリーンスムージーもすごい効果だったけれど(→過去の日記「う●この素」)
あれは繊維も全部飲むからオナカいっぱいになって冷えちゃって。今のだいずのオナカには強すぎるんでねー。
前々からジューサー持ってて、人参ジュースはたまに飲んでたけれど。こんなに効果を実感したことはなくて。おそらくジューサーの違いなんだろうってことで。日本に帰国してすぐにスロージューサーを購入して毎朝野菜ジュース生活を始めたのです。
いろんな野菜に抗酸化作用・抗ガン作用を持つ栄養が含まれているのだけれど。なかでも人参はとくに多くて(αカロテン、βカロテン)。それを低速(=ミキサーの回転数が低い=摩擦熱が小さい)で絞ることで、ゆっくり搾り出すので栄養素が抽出されやすく、摩擦熱で栄養素が壊れたり酸化したりしにくい、ってことみたい。
だいずは代謝を良くしたいのと。我が心の師、アンドルー・ワイル博士が目の不調には人参ジュースだって書かれてたので飲んでいるんだけれど。
無農薬人参ジュースはゲルソン療法に欠かせないものなのだそうで。そのために無農薬の人参を大量に必要とする人たちがいて。おかげで比較的手軽に無農薬の人参を手に入れることができるっぽい。ありがたや。
代替療法の中にはいくつもの食事療法・自然療法がありますが、その一つに「ゲルソン(Gerson)療法」があります。 その名のとおり、アメリカでマックス・ゲルソン博士が1930年代に開発した食事療法で、最初は結核の治療に用いられていました。 当初は、科学的な根拠が十分でなかったことなどから医学の主流になれなかったのですが、その後ガンの治療や再発予防のための治療法として広まっていきました。 この療法の考え方は、ガンを肉体の一部にできる局所的な腫瘍ではなく全身の栄養や代謝の障害による疾患であると捉えていることが特徴です。
大和薬品株式会社 「健康豆知識 掲載18 ゲルソン療法」より抜粋
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かぼちゃにもβカロテンが豊富に含まれてるし。さくらさんのゴハンを作りながら、にんじんやかぼちゃの鮮やかなオレンジ色にうっとりしちゃう。さくらさんの体にも良いに違いないって思うし。

ひなたぼっこ神
共に暮らし、ロンドンやアムステルダムでの生活や、国境をまたぐお引越しで苦楽を共にした仲、ってだけじゃなくて。同じものを食べて同じもので体が作られていく。
って考えると、すごく嬉しいし、楽しい。
食事ってとても大切だよなぁって改めて思う日々です。
だいずさん、さくらさん
こんにちは。たらふく食べた後にお昼寝とは、神を満足させすぎてご利益が溢れるのではないかと他人事ながら心配してます。ねこ様も人間様もおいしいものを食べて、健康的に幸せになりたいものですね。
好き嫌いが分かれるけど、かぼちゃをココナッツミルクで煮たタイのデザートもおいしいです。