2月にオナカと腰を壊して。
ギックリ腰が落ち着つくまで待って、3月初旬に実家近くの「ここぞ」というときの治療院に再び駆け込み。
で。東京に戻ってきて、先週は、初めての青色申告をe-taxで提出。
そんなこんなで、あっという間にもう3月が半分終わってしまった。。。はやいなぁ。
今回e-taxで申告してみて。マイナンバーカード導入で、ずいぶん便利になってきてるんだろうけれど。オランダの仕組みのほうが良いなーなんて思ったりして。
でも、オランダはデジタル化が進んでても、その裏でヒトが処理する部分がイイ加減だからさ。申請どおりに処理されてなかったりして。結局は電話で問い合わせしなきゃならないケースが多かったりするんだよね。
イギリスはデジタル化は進んでないし、ヒトの処理もイイカゲンだった。。。だいずたちが住んでた2015~2017年ではそんな印象。
日本は、一度手続きが始まってしまえば、その後の処理はしっかりしてて。問い合わせる必要ってほとんどないでしょう? 日本で働く人たちってちゃんとおシゴトしていて素晴らしい!って思うよ。
もう本帰国して2年半たつのに、まだまだ何かしらのやり取りが発生しているっていう状況なので。こんなことやってたんだよーってのを書いてみようかと。
お役に立ちそうな情報ではないけれど、同じ経験のある方には「あーそうそう」って思ってもらえたり、無い方には「日本での生活は快適なんだなぁ」って感じてもらえれば何より。
オランダ 2020年所得税申告
本帰国が2019年6月末で。2019年の所得税申告でも、2019年6月末にオランダを出てることを伝えてあるからさ、2020年の手続きは不要なのかと思い込んでいたらば。2021年2月ごろに「2020年の所得税申告もしてね」ってお手紙が届いたのね。
で、DigiDっていうオランダ税務署のシステムに、オランダのマイナンバー的なもの(BSNナンバー)でログインするとそこで申告できるんだけれども。いくつか質問に答えていったらこんなメッセージ↓が表示されたので。
あなたは2020年の所得税申告を行う必要はありません。このことを手紙に書いて以下住所に送ってください。そうすれば、来年からは所得税申告の催促は届きません。
指定の住所にお手紙送って、これでいよいよオランダの手続きすべて完了ですね!って解放感を味わったのが2021年3月のこと。だがしかし。
2021年9月にまた催促の手紙が届いて。
●月●日までに届かないと、罰金は€385から最高€5514になりますよ
みたいなことが書かれてるからさ。前年にVATの申告忘れて、督促手数料みたいなのを€578も払ったことがトラウマ的なものになってるからさ。ヒィィィってなったよね。
で、もう1回、3月に送ったのと同じ内容でお手紙を送ったの。
なのにまた、2021年11月ごろ同じ文面で督促が届いたので。これはもう、手紙では解決できないんだろうと観念いたしまして。
お電話しましたよ。belastingdienstのサイトの、電話での問い合わせ先ページにあるTaxTelephone Abroadの番号に。そのときのやり取りがコチラ↓
2019年にオランダから日本に引っ越してて、2020年の申告は画面上で「必要ない」って表示されたから手紙を送ったんだけど、まだ催促の手紙が届くんだけどどうなってるの?
じゃあ、いまからいう住所にそのこと書いた手紙出してもらえる?
うん、だから、手紙はもう2回も送ってるんだよ?
あ、そうなの?ちょっと調べてみるね。
ほんとだ、手紙届いてるわー。じゃあ、これからは催促されないように処理しておくね。(完)
ほんとヤレヤレって感想しかありません。。。どうして手紙を受け取っているのに処理するまえに催促状を送るかな?
で、いまはDigiDにログインするとこんな表示になっていて↓
読めるかな? 2020 tax yearの黄色い!マークのところ、”You do not have to file a declaration.”(あなたは申告する必要はありません)と表示されてる。
税務署から発送された手紙とか、こちらからオンラインや手紙で申告した事項の一覧が見れたりして↓。タイトルだけのものもあれば、内容をダウンロードできるものもあり。
情報がまとまっていて便利ではあるんだけれどね。裏側で処理する人たち、もうちょっと頑張ってほしい。
オランダVAT 手数料取りすぎ問題発覚
こんな感じで、所得税申告のことがようやく解決したんだと思ってたら。その翌月、12月にはまた、なんかしら税務署からのお手紙が届いたの。オランダ語だからすぐには何が書いてあるか分からなかったけど。ぱっと見、金額が書いてあるし。
あれ?まだ終わってなかったのか? またもや罰金か? って冷や汗かいちゃった。
よくよく読んでみたら、なんと。
2011年以降、手数料を誤って多く請求してきたことが分かったので、利子を付けて返金したい
だって。なんだ、やっぱり€570って取りすぎだったんだね。おかげで、その後はオランダからお手紙が届くたびに震えていたんだもの。その苦痛も償ってほしいぐらいだわ。
€570払ったときの話はこちら↓
オランダ撤退(本帰国)で必要な手続き ウッカリ忘れて汗かいたこと
督促にかかった費用として€578を支払って、今回そのうち€513が返金されるから。正しい請求額は€65だったってことだよね。。。ずいぶんな間違いだな。
で、我が家の場合、過払い分に利子が€20も付いて返ってくるらしい。ありがたや。
そして、なんと。
今までずっと、税務署からのお手紙はオランダ語だったのに。この返金のやり取りに関しては、英語とオランダ語の、2枚入ってたの。
まあ、翻訳アプリあるからオランダ語だけでもさほど苦労はしてないんだけれども。すまないね、って気持ちの表れなのか。必ず返事してもらいたいからなのか。なぜ今回だけ英文のも出してるのかその意図を聞いてみたい。
その後、「利子の€20を振り込みました」って手紙は届いたんだけれど。返金分€513のことにはまったく触れられていないし、振り込みもまだ。金額的に放置はできないからさ、また問い合わせすることになりそうな予感はしなくもない。
返金先は、ドイツのn26の口座を指定していて。この口座、オランダからハーブ取り寄せるときの支払いで銀行決済が簡単にできて便利だったりするんだけれど。今年は新しいカードが送られてくるタイミングで。ここは、EU内で郵便受け取れる住所を設定できないと口座の維持が難しそうなのでね。口座を閉める前に返金完了してほしいものだ。
イギリスの銀行への問い合わせ
ロイズのインターナショナル口座を持っているのね。ポンドとドルとユーロの3口座。2019年、日本に戻ってきたときに住所変更の手続きはしたの。
その後、去年の夏に、ドルとユーロのバンクカードの有効期限が切れちゃったのに、新しいカードが届かないからさ。変だなぁと、ログインして登録情報を見てみたらなんと、住所変更されてたのはポンド口座だけで。ドルとユーロの口座には反映されていなかったのね。
それ以上は画面上では手続きできず「電話してー」みたいになってたので。ロイズに電話して住所変更をお願いして、カードも切れちゃったから新しいのを送ってもらえるようにお願いしたのが去年の9月。
その後、ずーっと待ってたけどカードが届かない。コロナで国際郵便も滞ってそうだから、と、辛抱強く待ってみたけれど。
やっぱりもう1回電話しないとダメなんだろうなーって。年明けすぐにもう1回電話して、先月(今年2月)ようやく新しいカードが届いたよ。最初の問い合わせから受け取りまで5カ月!
イギリスの銀行って、ロイズに限らず、オンラインでできる範囲が結構狭くて。エラーもすぐ出るし。で、「電話してー」みたいなメッセージがすぐ出てくる印象があって。問い合わせるのがほんと面倒なんだよね。
問い合わせの番号がめちゃめちゃ混んでて繋がるまで相当待たされるし、やっとつながったと思ったら、英語がめちゃ訛ってて何言ってるか分からなかったりするからさ。電話の問い合わせってほんと疲労度高い。対面で相手の顔見ながらのほうがずーっとマシ。
「電話が込み合ってます」って自動音声メッセージに、「あなたは3番目です」みたいな、何人待ってるかまで教えてくれたりするとこもあって。つまりは、電話が混みあう前提で、仕組みが作られてる感じなのです。
さらには、「何についての問い合わせかを短い言葉で言ってみて」って自動音声で聞かれるのも苦手。で、それがなかなか意図通りに聴きとってもらえなかったりして。自動音声に「●●のことですか? 違うならもう一回言ってみて」って言われるから、何度かトライして、でも結局自動音声に理解してもらえないままにどこかの部署に回されるのも、何気にガッカリする。
で。
やっとの思いで電話での問い合わせが完了したとしても。郵便事情が日本よりも悪くて。そのうえ銀行カードでも普通郵便で送られてくるので。時間はかかるし、届かないことあるし。さらには盗まれて使われちゃうこともあるからね。
そのときの日記↓
銀行カードが盗まれて使われちゃったよ
こんな面倒な海外の銀行だけれども。口座を持ってると、海外旅行のときとか、なにかと便利で。
ロイズのは維持費がかからない口座なので。いつか、向こうに住んだり、長期旅行したりするときのために口座は維持し続けるんだろうなー。ってことは、今後もたまに電話で問い合わせしなきゃならないんだろうなーと思われます。
このぐらいのことを面倒くさがってるようでは、そもそも海外に住むのは向いてないってことなのでは? なんてたまに思ったりもするけれど。でもやっぱり、いつかまた異国で暮らしてみたいだいずなのでした。