上野の国立科学博物館で「宝石 地球がうみだすキセキ」展をやってるのを6月になってから知って。会期が６月19日（日）までだから。これはすぐに行かねば、と。先週行ってきたの。
週末は相当混むみたいだから平日に行ったんだけれど。それでも混んでたなぁ。
でも、期待してたのとはちょっと違って。原石がどうできるか、から始まって、宝石の特性、ジュエリーへの加工までを広く浅く紹介するような内容で。細部まで見れたらよかったのかもだけど、あまりに混んでて1カ所に長くは留まれなくて。ざっと見て終わってしまった。
だよねー、だって宝石学を勉強したんだものね、だいず。物足りないのは当然といえば当然なんだわ。もうすっかり、何を学んだか忘れしまったと思っていたけれど。やっぱり、あの授業ではいろいろ学べて、いろんな石を知れて。内容は充実してたよなーって今更ながら思いました。。。
いちばん印象的だったのは、撮影禁止になってた王侯貴族が身に着けてたジュエリーの展示で。マリ・アントワネットの娘が身に着けてたジュエリーとか、もうとにかく石も加工もとても素敵で。しかもそれが今は「個人所蔵」だったりして。きっとものすごい家柄のお金持ちなんだろうな、とか。自分のいまいる現実世界とはかけ離れた優雅な世界を、これらジュエリーを介して想像して夢心地になれました。
あとは、国立西洋美術館の「橋本コレクション」からの指輪の展示。
制作された年代の順に200点ぐらい展示されてたけど。1個ずつ見たかったのねー。これ、この宝石展終わってから西洋美術館に行ったら見れるのかしら。。。
なんて思ったんだけれど。
いま調べたら。橋本コレクションの指輪の企画展示、2014年に見に行ってたわー。展示カタログも買ってて今ウチにある。やっぱ、こういうのが好きなんだよなー。指輪見るの、楽しい。
ということで。ここからはこの日のランチの話です。
いままで避けてきたお店
南インド料理のお店を探してて、以前から目についてたお店ではあったんだけれど。あの、サラリーマンがふらりと立ち寄ったお店でひとり美味しいゴハンを頬張るドラマで、2020年3月に放送されたエピソードで紹介されたらしく。
口コミで「平日でも行列」的なのを見かけたのでね。
何かの予定のついでに行くには、どのぐらい並ぶか、何時にこの店を出られるか、時間が読めないのが嫌で。というかそもそも並んでまで行きたい、って感じではなかったのだよね。
それが、このさらに前の週に友人がここに行ったという話を聞き（しかも日曜に！）。だいずも行きたい気持ちが抑えられなくなってしまったのです。
南インドの定食と軽食 三燈舎（SANTOSHAM）
靖国通り沿い、地下鉄の神保町駅と小川町駅の中間ぐらいのところにあるよ。1Fの「蕎麦にラー油」というのも地味に気になるね。
このあたり、食事処がいっぱいで。12時前に行列ができてるお店もいくつか見かけたのね。この辺で働いてたら毎日ランチが楽しいだろうなぁ。
お店のサイトによると、ここもケララ地方のお料理を出すお店で。
前回と同じ地図
シェフは京橋のダバインディア出身なんだそう。ダバインディア、ずいぶん前にランチ行ったことあるけど、どんなだったかすっかり忘れてしまった。
お店の郵便受けにはものすごく古い新聞が、風雨にさらされてヨレヨレになってたの、味わい深すぎ。
これ、ケララ州の言語「マラヤラム語」の新聞なのかな。
開店5分前着
11時オープンの5分前にお店に着いたら開店待ちしてるのは4人だけで。開店と同時に席に着けました。平日のランチメニューから。欲深いだいずですから、いろいろ食べれるCセット1択です。
この日のカレーは
店内も、店頭の黒板も、オシャレカフェ風
- 辛口 マトンキーマとパパド
- 中辛 ナダン・チキンカレー
- マイルド ゴーヤとえのきだけ
メニューには「ベジタリアンに変更可」って書いてあるけど、、、その場合はマイルド3杯なんだろうか、と今ふと疑問が湧いてきた。違う種類の野菜カレーを出してくれるんだろうかー？お店の人に聞いてみればよかった。
だいず的には、南インドカレーの醍醐味はスパイスと野菜の組み合わせだと思ってはいるものの。さすがにマイルド3杯は微妙すぎる。でもお店の人に相談したときに鶏の代わりに別の野菜カレーを、ってことにならなかったからなー。どうなんだろう。次に行くことがあれば「ベジタリアンに変更」って具体的にはどういうことなのか聞いてみたい。
マトンキーマが予想を超える美味しさ
Cセット1200円。
お店に入って10分ぐらいで出てきたかな、この頃には満席になってたよ。
日替わりカレー2種（マイルド2杯）、サンバル、ラッサム、ライス、パパド、ドーサのセット。
この日ドーサは人生2回目だったんだけれど。ここのは厚めでモッチリ。前回のサウスパークのよりも水分が多くベトっとしてて。最初ちょっとガッカリしたけど。食べていくうちに慣れて、これはこれで良し、な感じに落ち着いた。
左：マイルド（ゴーヤとえのき）、右：辛口（マトンキーマ）
この日のカレーでいちばん好きだったのはマトンキーマだったなぁ。キーマといえばドライなカレーが出てくるかと思いきや。シャバ系、肉はちょこっとしか入ってなかったけど。お肉のうまみはしっかりあって。辛口と言っても辛すぎず、辛いというよりは甘みが少ない、塩っぽいキリrっとした味。これ、ライスにめちゃ合ってた。
こういうキーマカレーをウチでも作れるようになりたくて、今レシピを探してる。
野菜にこだわりすぎてたら、この味には出会えなかったんだよなーと思うと。新しいお店を試すときに、自分の好きな野菜系にするか、そのお店で人気のあるもの（だいたいにして肉）にするか、ってのでまた悩み始めちゃいそう。このお店は！って気に入ったとこは何度も通っていろんなの試していけばいいんだろうけれど。
まだまだ行ってみたいお店があって。なかなかリピートに至らないんだよねー。
このお店については、オシャレカフェ風なイメージと、テレビで取り上げられたお店、ってとこからなんとなく本格的じゃない、日本人好みにアレンジしたものを想像しちゃってたところもある気がするんだけれど。それは間違いでした。食べに来てよかった。ここはまた機会があればリピートしたい。