日本から遊びに来てくれた友だちが一昨日の朝、帰って行ったよ。4月14日~24日の11日間、楽しくてあっという間だったなー。あとに残るはその間掃除してなかった薄汚れた部屋と、船便で届いた段ボールの山と、筋肉痛による体のだるさ、、、そして5月には母がお友だちと2人で遊びに来てくれるので、その旅行計画も立てはじめてるし。
ああ忙しーい♪(遊んでるだけだけどね)
うち4日間は北の方に旅行に行ってきたよ。
3泊4日で、湖水地方に1日半、スコットランド(グラスゴーとエディンバラ)に2日ぐらい。
まずはVirgin Trainに乗って、1回乗り換えて、3時間ぐらいで湖水地方へ!
乗ってる間、窓の外の景色がすっごくきれいで。湖水地方で見た景色の中では、じつは車窓からの景色が一番好きだったかもってぐらい。なだらかな丘が遠くの方までいっぱい連なってて、そこで羊が草を食べたり寝ころんだりしてるの。でも「わーステキ」と思ってカメラを構えると、なぜだか線路沿いに木がいっぱい植わってるところにさしかかって視界を遮られちゃったりして。写真うまく撮れなかったのが残念だけど。電車の旅もなかなかいいねぇ。
初日はWindermere駅やWindermere湖のまわりを散策、2日目はツアー(Lake District Toursの「湖水地方エクスプローラーツアー」)に参加してみたよ。
駅の周辺は、軽井沢みたいな観光地っぽい雰囲気。でも駅をちょっと離れただけで景色が随分変わる。
Orrest Hillていう丘を頂上まで30分ぐらい登ると遠くまで見渡せたりして。
そして、ここにも羊がいっぱい。
春は出産の季節だそうで、どこに行っても子羊がいっぱいいたのね。お母さんに寄り添ってトコトコ歩いてたり、はぐれてメェメェ鳴いてる子羊のほうに心配そうに駆け寄っていく大人の羊とか見てたら、さくらが恋しくなっちゃった。
1日外出して家に帰るとしばらくはだいずの後ろをトコトコついてくるさくらや、だいずがお風呂入ってるときや電気消してベッドに入ったときとかに急に人がいなくなってさびしいのかニャーニャー鳴くさくらと同じ。さくらが鳴いてると(たまにしか鳴かないのもあるけど)「どしたのー?」て気になって見に行くだいずと同じ。
羊も、だいずやさくらと同じなんだなーって思ったよ。
2日目のツアーは、初日とはまた違った湖水地方を見れた感じ。ガイドさんによると湖水地方に来る観光客の8割は湖周辺だけを見て帰ってしまうらしいけど。湖水地方の魅力はそれだけじゃないんだよーって。大自然が広がってたよ。
参加者はだいずたちと、あとボンベイから来た4人家族(ご両親と娘さん2人。お父さんが欧米の人っぽくて。娘さんはロンドン郊外の学校に通ってるらしい。美人さんでした。)だけでこじんまりしてたから。ガイドのStevenや、ママさん・娘さんともいろいろおしゃべりできたのも楽しかった。
ワーズワースっていう18世紀ごろの詩人がここに住んで、湖水地方の自然の美しさを詩に書いたら。それを読んだ貴族たちが、それまでは旅行というとヨーロッパに遊びに行ってたんだけど、湖水地方に別荘を建てて遊びに来るようになったんだって。その大きな別荘が今はホテルとして使われてたりするんだよ。どんだけデカいウチ建てるのさ。イギリスは相続税が無いそうだから、そのころの貴族たちはずーっと今でも、ものすごいオカネモチなんだろうねぇ。
ワーズワースが住んでたとこ、そのころは窓からきれいな湖が見えてたそうなんだけど。詩を読んで人が集まって家を建てちゃったから、いまはこんな景色で湖は見えないよ。
こんな標高の高いところにも羊がいたし。
自転車で登ってる人とか、犬連れて歩いてる人もいたなあ。。。
ランチは牧場のカフェFlock -Innのテラスでかわいい羊見ながら、、、
ラム(子羊)のシチュー食べちゃったよ。
かわいいかわいい言っておきながらごめんね、子羊ちゃん。おいしかったよ。
このスコーンが素朴でおいしかったなぁ。カップに入ってる緑色のは、ローズマリーとミントのジュレだって。このまま食べて良し、スコーンに乗せても良し。少し甘くていい香りがして、さわやか~な味。
1泊目、だいず初のB&Bもステキだったよ。
Orrest Cottage
※2022年3月追記:この建物、今はWindermere Guesthoustという宿泊施設に代わったみたいです。内装が変わっただけでなく、朝食無し・シャワーなし(共用)のようで、だいずが泊まったのとは全く別物になってます。
スマホのアルバム見返すと、最初の2日間は丘と湖と羊の写真ばっかり。
大自然満喫の前半でした。
(後編①に続く)
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