先週からまた曇り空と湿度いっぱいの空気が戻ってきちゃったね。
だいずにとって、梅雨時がいちばん、カラダに水分が溜まって体調崩しやすい季節なのでね。先週はカラダがだるくてだるくて。精神的な疲れもあったのかもしれない。ほんと、ぐったりして何もしないうちに1週間、そして3連休が終わってしまったなー。
この蒸し暑さのなか外出すれば、周りはまだまだマスクをしている方ばかり。日本人、大丈夫かな?って思っちゃう今日この頃。会話しなければマスク着ける必要ないし、マスクしてたって会話で感染リスク上がるのに。
大雨の日にテレビつけたら、河川敷で状況を伝えるレポーターがマスクしてて絶句。街角インタビューみたいなのでもみんなマスクしてるもんね。テレビを主に観てる人はそれ見て、まだまだ着けるべきと思ってるのかな? あとは、最近見かけないけど富岳のぶわーって飛沫が飛ぶシュミレーション動画の印象が強烈なせいもあるのかなぁと思ったり。あれって会話してるときの状況だと思うけど、そういう前提条件の説明がテレビだとほとんどなかったような。
こういう誤解を招く情報を垂れ流してるの、害でしかない。ワザとだよね。
他国ではもうやめてるマスクをしっかり着けて、ワクチンも打って、なのに陽性者が増えてるってどういうことなのか、を議論する空気はテレビからは伝わってこない。
まさに「テレビは核兵器に勝る武器です。テレビは国民を洗脳する装置です。」ってやつ。ほんとそうだよなーって思う。NHK党の立花さん、知名度上げるためにエキセントリックなことしてるのは微妙だけど、けっこうまともなこと言うんだよね。
安倍さんの件といい、テレビは悪質だと今回確信したし。そこにどんな意図があるのか、が恐ろしい。
安倍さんのことを口汚く罵る人たち、安倍さんのイメージを貶めたいテレビ・新聞の存在は。安倍さんの暗殺を喜ぶ国との国境の向こう側にあるんだよね。日本にいても。
反日教育をして、抗日映画の主題歌を国歌とする国。
そういうのって、国の政治家たちが駆け引きしてるだけで一般の国民からはかけ離れたものだと思い込んでいただいずも。ロンドンの職場で経験したネット上の嫌がらせ、他の日本食店へのSNSでの言われなき中傷を見かけて、あーほんとに日本人が嫌いなんだなって思ったよ。
そういうことしてるアカウントのプロフィールや投稿を見たら、留学生とか、ロンドンの金融機関で働いてる人とか、普段は普通に暮らしてるっぽい一般の人なんだよね。まあ、今の体制から恩恵を得ていたり、党員やその家族だったりするんだろうし。日本人のだいずが想像する「一般人」とは違うんだろうけれど。
主に中国の時事ネタを紹介するYouTubeチャンネルで、安倍さんの死を喜ぶ人たちの話どころか、普段から「日本人と犬は入店お断り」なんて掲げてる店舗もあるぐらいだってのを知ってドン引きしたのをキッカケに、ロンドンでの生活をぼんやり思い返したりしたこの1週間も。
相変わらずスパイス三昧な生活でした。
今日はビリヤニを作ってみたお話です。
もくじ
事の始まり
インドとその周辺地域のゴハン食べ歩きをしていて。行ってみたいお店リストのなかで、行こうかどうしようか、ちょっと迷っているのがビリヤニ専門店とか、ニハリ(骨付き肉の煮込み)やプラオ(炊きこみゴハン)を出すパキスタン系のお店。
ペルシャ帝国(現在のイラン)がイスラム教の普及とともに南アジアに侵略し、インドでムガル帝国時代に発展を遂げた食べ物だとされている説が有力です。そのため、現在アフガニスタンで食べられているカブールライスや中央アジアで食べられているポロ(プラオ)がビリヤニの源流ではないかとされています。
(日本ビリヤニ協会オフィシャルサイトより)
ビリヤニは今のところ、ベジインドのお店でしか食べたことなくて。ほかのお店の口コミを見てても、基本、量が多いんだよね。一人で食べきれないし、なぜかカレーよりも腹持ちが良くて、たまに胃もたれしたから。行くならオットを巻き込むのがいいのかなーと思ってタイミングをみてるところだったのと。
鶏の骨付き肉を使ったお料理を食べると眩暈しちゃうんだけれど。マトンでも骨付きはやっぱり避けたほうがいいのかなーってのが気になっていて。行きたいと思ってるビリヤニのお店でも、評価が高いのは鶏やマトンの骨付き肉を使ったものだから。外でガッツリ食べて具合悪くなるのもなんだかなーって。
で。ひとまず、ウチで作ってみて、オットにも気に入ってもらえたら本場の味を食べに行こう!って流れを狙ってみたよ。
スパイスミックスを使って
アンビカショップで仕入れたスパイスミックス!パッケージの背面に書かれてる作り方をもとに、レシピ本↓のビリヤニレシピ(本格バージョン)も一部参考にしながら作ってみた。
塩、レッドチリ、ガーリック、ジンジャー、コリアンダー、オニオン、ブラックペッパー、クローブ、ブラックカルダモン、グリーンカルダモン、シナモン、ドライプラム、ベイリーフ
1箱が5₋6人前なので。半分使って。
レシピ
ちなみに。日本ビリヤニ協会さんではビリヤニを以下のように定義していて。- インドの高級米「バスマティ」を使用していること。
- フライパンで炒めておらず、「パッキ、カッチ、生米(ヒンドゥー式)」のいずれかの作り方を用いていること。
- 2種類以上のスパイスを使用していること。
- イスラム教の教えにのっとり、お肉を使用する場合は「豚肉」以外であること。
材料
<肉をマリネする>Bombay Biryani Masala 1/2箱
豚スペアリブ 300g
ヨーグルト 100g
生姜すりおろし 小さじ1
にんにくすりおろし 小さじ1
<グレービーを作る>
油 80g
じゃがいも 125g 一口大に切る
トマト 150g ダイス切り
香菜 ひとつかみ みじん切り
ドライミント ひとさじ(ハーブティー)
玉ねぎ 150g スライス
ししとう 5本 3㎜の輪切り
水 適量
<米の下準備>
バスマティ米 270g
ベイリーフ 2枚
シナモン 2~3cm
カルダモン 4粒
スターアニス 1片
クローブ 4粒
塩(パスタよりは弱めの塩水でゆでる)
工程
1)<肉をマリネする>の材料をジップロックに入れてよく混ぜ、冷蔵庫で3時間おく。
2)<グレービーを作る>揚げ玉ねぎ
鍋に油を熱し、玉ねぎスライスをあめ色になるまで揚げ炒め。半分はトッピング用に鍋から出しておく。
3)<グレービーを作る>
マリネした肉をタレごと加えて炒める
4)<グレービーを作る>
トマト、ししとう、香菜、ドライミントを加えてひと混ぜしたら水をひたひたに加えて肉に火が通るまで煮る。
5)<グレービーを作る>
じゃがいもを加えて弱火で。じゃがいもに火が通り、肉が柔らかく煮えて、水気が無くなるまで。
6)<米の下準備>
鍋にスパイス(ホール)、塩と、たっぷりの水を入れて沸騰させ、ざっと洗った米を加えて9分ぐらい茹で、ザルにあげる。(湯を切りすぎないこと)
7)<グレービーと米を合わせる>
鍋に米を1/2入れて平らにし、その上にグレービーソースを全量入れて。その上に残りの米を重ねて平らにし、取っておいた揚げ玉ねぎを乗せて弱火、フタをして10分煮る。
2)揚げ玉ねぎ↓
鍋から出した後も余熱で火が通るので。あまり茶色になりすぎる前に取り出しちゃっていい。
4)水をひたひたに入れたところ↓
5)水気が無くなるまで煮たところ↓
油は箱のレシピより減らしたけど、もう少し減らしてもいいかも
7)仕込み完成、これから弱火で蒸らすところ↓
最後、ちゃんと米に火が通ってるか、湯が残りすぎてないか、の加減が難しかった。10分蒸らし煮したあと、念のため鍋底の様子を確認して。べチャっとしてたのでさらに火を入れて水分を飛ばしてみた。
実食
初めて自分で作ったビリヤニ、テンションが上がりすぎて仕上がりの写真が撮れてなかったのねー。なかなか美味しく作れました。
このミックス、原材料の2番目がレッドチリなだけあって、結構辛くて。ライタを作る余裕はなかったので、ヨーグルトをかけて食べたらすごく美味しかった。
だいずにはちょっと辛すぎたので。
後日、Bombay Biryani Masalaの代わりに、いつも使ってるスパイスミックスで作ったら、それでもちゃんとビリヤニできました。
上の鍋の写真と比べるとずいぶん色が違うんだなー。スパイス量は、レシピ本のビリヤニレシピ(本格バージョン)に合わせたので。Bombay Biryani Masalaで作ったときよりもスパイスが少ない。こっちのほうが、だいずは好みです。
オットも2回目のが好み。豚よりも鶏のほうがもっと美味しくなるんじゃないか、って言ってた。
美味しい。でも。
やっぱり、食べた後にカラダがドーンとダルくなり。骨付き肉(=コラーゲン?)のせいなのか、ヨーグルト(=ガゼイン)のせいなのか。2回作って2回ともダメだったから。
これからしばらくは、骨付きの煮込み系は避けることにしたよ。
コラーゲンもタンパク質で。消化しきれなかったものが、腎機能や腸壁が弱ってると血液に入って悪さをするんだよね。コラーゲンを摂りすぎると副作用としてむくみ、だるさ、眩暈などが起こるって言われているけれど。「摂りすぎ」の基準が、いまのだいずはすごく低くなってるんだと思う。腎臓が疲れてるのか、腸から漏れてるのか、消化酵素が足りないのか、原因は定かではないけれど。
昔、牛乳でチャイを作って飲んだときに、煮込みすぎたせいかオナカを壊したことがあり。よく煮込んだヨーグルトも原因かも、と思うけれど。ヨーグルト無しで骨付き肉、試す勇気がもうありません。ほんとダルくなっちゃったから。しばらくは無理。
どうしてこんな体調になっちゃったのか。日本に帰ってきてからほんと調子悪いんだよねー。とにかく、なんとか元通り、骨付き肉を美味しく食べられるカラダを取り戻したいものです。