キチュリとブナキチュリ、ベンガル料理のモジャセットと魚のカレー

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花粉、相変わらず猛威をふるってませんか。ホントに花粉なのかなーと疑いたくなるくらいに、攻撃的な症状じゃない?多いだけでこんなになっちゃうの?

飛散量がものすごく多いらしいけど。

だったら、東京で雪が積もるたびに坂のキツイ場所に通勤(途中に滑って転ぶ)風景を撮影にいくメディアが、杉の木から大量の花粉が放出される光景も撮りに行きそうなきがするんだけれど。そういうのは見かけないよね。年々、疑い深くなっているので、ほんとに花粉だけのせいなのだろうか、と思っちゃうほどに、今年はひどい。

だいずは例年はグズグズする程度なのが、今年は目は痒いし激しいクシャミがいっぱいでるしで。そうしているうちに喉が腫れて、顎の下・首の外側から触っても痛むほどに。咳は出ないし風邪ではなさそうだけれど、腫れでカラダが熱っぽく、頭痛もして一晩寝こんじゃったよ。

こういうとき、だいずの場合は漢方(小青竜湯)と、ハーブ(gezondheid!っていうマイブレンドをmamehuisで販売してるよ!)、ビタミンCなどを飲んで寝て、じわっと汗かいて、ひどくなる前に治す。こじらせない、長引かせないコツをつかみつつあるのかもしれない。

ところで。

先日、田原町のSpiceMAMAでキチュリを食べた時に。

ランチのライスを、たしか+100円でキチュリ(真ん中の黄色いの)に変更できるの



オナカが弱っているときはここ 田原町SpiceMAMAのカラダに優しいカレー

トルカリ(神保町と高円寺にあるベンガル料理やさん)で食べたブナキチュリが美味しかったことを思い出して。

そういえば、ベンガル地方=バングラディシュのことなんだっけ?それともインド?って。頭の中がごちゃごちゃ、整理できずにいたのでね。思い出したのをキッカケにちょこっと調べてみたのです。

ベンガル料理は、去年2回食べに行ったのね。新大久保の「サルシーナハラルフーズ」と、高円寺の「トルカリ」。

それぞれのウェブサイトやSNSのプロフィールを見ると、サルシーナは「バングラディシュ料理」と書かれていて、トルカリは「ベンガル地方出身のインド人とバングラデシュ人シェフが現地のレシピでベンガル料理をお作りします」って。

ちなみにキチュリは豆と米のお粥。アーユルヴェーダの基本食と呼ばれるほど体に良くて。風邪をひいたときや、胃腸の調子が悪い時に食べるんだそう。日本のお粥と考え方は同じだね。豆が入ってる分、カラダによい成分が豊富そうだ。だいずがこれを食べた日も、オナカの調子があまり良くなくて。熱々のキチュリをゆっくり食べたらカラダが内側からポカポカ温まって、すごくいい感じでした。スパイスを使ってるけど、辛くはない。


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ベンガル地方とバングラディシュ

サクっと調べたところによると。

ベンガル地方には、インドの西ベンガル地方(バングラディシュの西隣↓赤で囲った地域)とバングラディシュ(こちらは国)が含まれていて。ガンジス川下流のデルタ一帯を占める地域。




イギリスの植民地だったインドが独立するときに、インド(ヒンドゥー教徒が多い地域)とパキスタン(イスラム教徒が多い地域)の2つの国ができて。パキスタンはインドの東側と西側に離れちゃってたのが。

東パキスタン(今のバングラディシュ)と西パキスタン(今のパキスタン)では言語が違って。西パキスタンが東パキスタンを支配するような状態のなかで西パキスタンの言葉を公用語としたことに東パキスタンが反発して、インドの助けを得て独立、バングラディシュという国ができたんだとか。

「バングラディシュ」は「ベンガル人の国」という意味。信教の結びつきよりも、言葉やその地域の文化の結びつきのほうが強かった、ということらしいです。まあそうだよな。

それにしても、高校のとき世界史選択してたんだけども、、、このあたりの歴史、ぜんぜん記憶に残ってないんだよな。


高円寺トルカリ

JR高円寺駅の北口を出てすぐのところにある、大一市場の中に入ってるお店。


1つのフロアのなかに、何店舗かお店が同居してる。テーブルは各店舗それぞれの専用なので、フードコートとは違うけど。でも壁がない分、各店舗の様子が良く分かって面白い。

いろんな種類をすこしずつ味見できる「おまかせモジャセット」1410円をいただいた。

モジャはベンガル語で「美味しい!」って意味だそう。響きがかわいいよね。



それぞれ、どんな食べ物なのかがメニューブックで説明されてるのがとてもありがたい。

↓ブナキチュリは2つあるライスの左側、黄色っぽいヤツ。


ブナは「汁気のない」という意味で、キチュリがお粥。豆ペーストの入った炊き込みご飯でした。スパイスと塩味がついているのでそのまま食べてもホンワカ美味しいし、カレーにもすごく合う。名前にキチュリと付いてるけど、キチュリ(粥)とは別物と思う。

バジ(野菜炒め)もボルタ(野菜と干し魚とチリペッパーをマッシュしたもの)も、滋味あってとても良かった。

あと、だいずは基本的にベジ派で、肉のカレーに満足することってあまりないんだけれど。ここのチキンカレーはなかなか良い感じだった。


見てこの↑ぽってりしたグレービー。なんかこう、手間かけて作ってる感じした。(詳細を解説できるほどの知識はない)


新大久保サルシーナハラルフーズ

こちらは新大久保、大久保通りから1本入った路地にある、食材店のなかでゴハンをいただけるお店。




お店の入り口にメニューが出てるよ。


最近お店をリフォームされたようで。イートインスペースが、事前に写真で見たよりも広くなってた印象。

いただいたのはベグン(ナス)とルイ(魚)のカレー、1300円。お湯ごはん」も気になる。




魚がね、淡泊だけどプリプリしてて。カレー汁がしみてて。小骨がいっぱいあって食べにくいんだけど美味しかった。ベンガル地方は大きな川が流れてるから。魚をたくさん、海の魚も川の魚も食べるらしいです。


カレーの右側の、ボルタがすっごい辛くて、汗だくに。お店にもう一人いたお客さんも同じの食べてて。知らない人とでも「ほんと辛いですね」って言葉を交わしちゃうぐらいには辛かった。

ベンガルの家庭料理を食べたことはないけれど、たぶんこれは家庭料理ぽいものだろうなと。材料と、レシピさえあればだいずでも作れちゃいそうな。とはいえ作ってみたら同じようにはできないかもしれないけど。でもそういう、ちゃちゃっと作る美味しさと思った。

で、トルカリさんは料理店の味。仕込みとか時間をかけて作ってる、家庭でちゃちゃっとは作れない感じの味。

同じベンガル地方の料理でも、ずいぶん雰囲気違うね。どちらのお店も、次に行く機会があれば、違うメニューも試してみたい。

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