2024年3月の裁縫記録 裏も美しく!フレンチシームと折り伏せ縫い

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まだまだ手作り服ブームが続いているだいず。

1・2月にお迎えした布は、ほぼどんな形を作りたいか決まってるのに。それをなかなか形にできなくて、時間が足りないなーって焦る。

なのに、1枚服を作ってるとそのうちにその布自体に愛着が湧いて、同じ布を買い足してもう1着違う形を作りたくなっちゃうから。1つ作るごとに、さらに作りたいものが増えちゃうのが困りもの。

ウチにもう少し広いスペースがあって、いま使ってる家庭ミシンの横にロックミシンを置いて、さらにそばにアイロンをかけるスペースもあったりしたら作業も早く進むのに。場所が狭いからロックミシンにはまだ手を出せないし。アイロン使った作業で大きな布を扱うときはミシンを片付けなきゃならなくて。出したり仕舞ったり、にかける時間ももったいないと感じてしまい。

作業部屋があったらなーって切実に思う今日この頃。

今借りているウチでは実現不可能なので。もう少し広いお部屋を、今ぐらいの家賃で借りれないか探してみたけど難しいね。今の部屋はペット可で、景色も良くて、だから割高なんだと思ってたんだけれども。もしかしたらそうでもないのかもしれない。家賃上がってないか?

いっそのこと中古の一軒家を買ってリノベして住んだらどうだろうかと思ったんだけども、それもお高くて手が出せない。ここしばらく不動産情報見てなかったけども、遠い昔に新築マンション買ったときの価格感と比べるとずいぶん上がってるんだよなー。

都民数は増えてないし、結婚するカップルも減ってる、出生数だって減ってるのに。なんで不動産は高騰しているのか。つまりはそういうことだろう。日本が好きって人が集まってくるのは全然問題ないんだけどもね。

しかたないから、しばらくは今の広さのなかでやりくりしていくしかないな、と。3月はスキマ収納をいくつか買い足して布保管場所の確保もしましたよ。


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もくじ

同じ布で3点

2月末に友人と奥日暮里に出かけ。斎藤商店さんで買ったインディゴ色のざっくり織られたコットン生地。ちょっと固めで着ていくうちにこなれていくのではないかと期待。ざっくり織られてるから、端が解れやすくて大変だったけどその分愛着湧いたかも。

友人はプルオーバー、わたしはタックスカートの用尺分を購入して作ったら。残った布でTシャツ風のプルオーバーが作れちゃったから。わたしそれ頂いてスカートとプルオーバーでセットアップとして着させてもらうことに。

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1) キーネックのドルマンブラウス(この形3着目、友人に捧げる)
中野ゆかりさん「おとな服名品図鑑

2)フロントタックスカート
木地谷良一さん・渡部まみさん「TOWNのワンピースツーピーススリーピース

3)タブ付きTシャツ風プルオーバー
香田あおいさん「長く着られる大人服

香田あおいさんの本は、だいずが洋裁始めてからすぐに買ったわりにぜんぜん作ってなかったの、ようやく作った。


両脇のタブに付けるボタンを白い貝ボタンにしてみた。かわいい。早く着て出かけたくてウズウズしております。これ1枚でも良し、Tシャツとかピッタリ目のブラウス合わせてもかわいいんではなかろうか。


ギャザーはロックミシンが便利だな

春っぽい色の洋服が着たくてこの2着。

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4)ティアードスカート

クローバーウェブサイト掲載「丁寧に作る素敵なスカート ティアードスカート

生地は佐野商店さんで。もう切られた状態で床に落ちてた(笑)ものを頂いてきたの。たぶんポリ。濡らすと細かいプリーツ状態になる。乾くとわずかに絞りが入ったような、柔らかい布になるのが不思議。この布を見た瞬間にティアードスカート作りたいと思ったんだけれども。幅140cmx2mしかなかったのでそれで作れるレシピを探し。シュッと細めのティアードスカートに。

3段ギャザーをロックミシンでやったら快適!これ、家庭用のミシンなら2本縫うところを1回縫うだけでいいから単純に作業2分の1だし。ギャザーもロックミシンならある程度縫う時に寄せられるから均一に寄せやすいし。ロックミシンやっぱり便利なんだけども。


そんな頻繁にギャザーやらないからなー。。。広い部屋に住めたら買おう。



5)フーディ小

濱田明日香さん「大きな服を着る、小さな服を着る

この形を作りたくて探した生地、布橋さんで購入。

フードの付け根の角のところ、力布を付けて縫うところがどうしてもズレちゃって。1度やり直したけどこれ以上やり直すと縫い代のところがモロモロと解れちゃいそうだったのであきらめた。


次回は接着芯で仕上げる方法にしよう(リベンジ確定)。


布オバケになる

今年1月に短い丈のを作った濱田明日香さんの台形、今回はチュニック丈のほうに挑戦。


6)台形(チュニック)

濱田明日香さん「かたちの服

1月の台形トップは布が柔らかすぎてオフショルダーみたいになっちゃってたので。

2024年1月も、頭の中は布選びと、選んだ布で何を作りたいか、どうやったらキレイに仕上げられるか、で溢れ...

今回はもう少し固めの生地、布橋さんで購入したもの。これも切った状態で売られたものを買ってきてから作るものを決めたので。幅も丈も少し足りなくて、袖&見ごろ幅は左右10cmぐらいずつ、着丈は5cmぐらい短め。


それでも布を被ったオバケ(Qチャン?)みたいになっちゃった。デカい。

もう少し痩せて胸板薄ければ似合うのかもしれないなー。まあ、ワンマイルなお出かけや部屋着としてなら全く問題なし。

これ、前後同じ型紙を使うので。型紙1枚で切り出した布2枚を合わせるだけのカンタン仕様だから。1日で仕上がるのも嬉しい。


アレンジカットソー

プルオーバーとか、上に着る系のものばかり作ってきたので。その下に着るカットソーも作りたいよなーって思ってて、その第1弾。


7)タートルネックカットソー

中野ゆかりさん「頼りになる大人服
タートルを長めに、裾布省略、見ごろを絞らずまっすぐに、脇にスリットを入れるアレンジ。

布は布橋さんで。ウチのミシンでも縫いやすそうな固めの天竺、札に「パープルブラック」と書いてあったとおり紫がかった黒。

ドルマンスリーブ(見ごろと袖が1つになった型紙)なのでラクに作れるのがよい。

次はクルーネックで七分袖作りたい。




メンズシャツ・リベンジ

オットが「シャツはボタンダウンしか着ない」さらに「水色しか着ない」というので。


8)ボタンダウンシャツ

金子俊雄さん「カジュアルなメンズ服

シャツに使えそうな水色の生地を探して、斎藤商店さんで購入した綿ポリ。

上の写真だと下に敷いた布の色とのバランスで色味が分からなくなっちゃってるけど。最近式布として使ってた薄いブルーの生地で(1つ前の「タートルネックカットソー」でも敷いてる)。これ、縫っているうちに色味がかわいいんだよね、化繊入ってると発色いいんだろうか。ジワジワと好きになってしまい。ワタシもこれでシャツ作っちゃおうかなって、どんな形がかわいいか妄想を進めてるんだけど。この布、まだ売ってるかな。。。

金子俊雄さんの型紙はパーツが多くて大変だったけど。表襟と地襟が別の型紙になってて表のほうが大きめだったり、裏の見える場所はすべて折り伏せ縫いになってて縫い代がキレイだったり。美しく仕立てるための技術が盛り込まれていて。初心者な私でも、初心者なりに、いつもよりは美しい仕上がりで感動した。

完成した翌週にはオットがこれを会社に着て行ってくれて。嬉しかった。


フレンチシームで仕上げる布袋

ソファカバーに使った生地の残りで作ってみたら、思った以上にかわいくできた。


9)バッグ

濱田明日香さん「ピースワークの服

丸い布と、丸くくりぬいた布(1面につき4枚)を縫い合わせる縫い代すべてをフレンチシーム(袋縫い?)で仕上げてるので。裏側も切り端がいっさい見えない仕上げ。手間はかかるけど使ってるときとっても気分がいい。

これ、縦横50cm、けっこう大きくて。常にたくさんモノを入れちゃうとかっこ悪いけど、いざとなったらたくさん入るオシャレなバッグだわー。全体のコーディネートのポイントになる存在感よ。

これから残布はピースワークにすればいいんだなー、と思った。この本はほんと素晴らしいし、濱田明日香さんのデザインはどれもめちゃ好み。



ということで。だいず的洋裁ブームはまだまだ続きます。

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