前のおウチの契約期間満了日の10月22日に、部屋を引き渡してきたよ。
インベントリーチェックに来たおねえさんはとてもいい人で。
だいずが掃除しわすれていたソファーのクッションの下のとこを、「今掃除機かけてくれたら、レポートには書かないよ」て教えてくれたり。ジブリの大ファンらしくて、かぐや姫はDVD持ってて、3回観て3回とも泣いたって言ってたし。日本食とか、いろいろ日本のことおしゃべりしたりして、楽しい時間を過ごせてしまった。あんなに恐れていたインベントリーチェックだったのに。
日本のいろんな人たちの偉業のおかげで、イギリスに来たばかりだいずも、ただ日本人というだけで、こうやって親近感もって接してもらえるの、ほんとうにありがたいことだよね。日本のみなさんありがとうと思ったよ。
あと、インベントリーチェックの途中で、このウチの持ち主もふらっとあらわれて。「キレイに住んでくれてありがとう」て言ってくれたの。お掃除しっかりしたかいがあったーってほっとしたよ。今まで会ったことなかったから「こんな素敵なおウチに住ませてくれてありがとう!」てお礼も言えてよかった。(でもじつは、掃除機はカビくさいままなんだー次に使うときに気づくだろうね、ごめんね)
キレイに掃除されたおウチをあらためて見てたら、住み始めたころの感覚を思い出してすごく懐かしくなった。こんな素敵なおウチに住めるんだーってワクワクしたんだよなー。インベントリーチェックのおねえさんも、このお部屋は素敵ね、って言ってた。1970年代に建てられたんだろうって言ってたけど、どうして分かるんだろう。建物の専門家なのかな。
リビングの大きい窓と、その向こうにある朝焼けや夕焼けや空を流れる雲。ゆるい坂をくだった向こうにある公園まで見渡せる。この窓からの景色に見とれてあっという間に時間が経っちゃった日もあった。
大きなソファもすごく心地よかったし。
板の継ぎ目が分からないぐらい、なめらかでゴロ寝に最適な床も。いろいろ他の家も見た今となっては、この造りはかなり高級な部類であることが分かります。
たぶん、賃貸用じゃなくて、持ち主不在中の1年限定だから。割安な家賃になってたんだろうなぁ。このレベルのおウチを普通の賃貸で借りるとしたら、もっともっと高いはず。
最後のほうは、カビに悩まされたりして大変だったけど。
ちゃんとお掃除とカビ対策してれば何の問題もない、すばらしいおウチでした。ありがとう、さようなら。
これから住む新しいおウチも、居心地のいい場所になるよう頑張ろう。