先月はお義姉さんに庄内グルメ旅に連れて行ってもらったの。時間が経っちゃったけどすごく良かったので日記に残しておこうかと。
もくじ
旅行概要
お義母さん、お義姉さん、オットとだいずの4人で。さくらさんにはお留守番してもらうので1泊2日のさっくりとした旅行。お留守番中はエアコン28℃でつけっぱなし、ゴハンはカリカリを2日分お皿に出していきました。いままでは不在中カリカリマシーンを使っていたんだけれど。マシーンは密封ではないから酸化具合は出しっぱなしとそんな変わらないし。さくらさんは出てるやつ全部一度に食べることがないので少量ずつタイマーで出す必要はなくて。逆に停電とかでうまく作動せずにゴハンが出ないことのほうが心配だなーって。今更ながら方針転換。
旅行のいちばんの目的は山形・三瀬の老舗旅館。お義姉さん・お義母さんはもう何度か利用していて。お料理がとても美味しくて良い旅館だということで、今回一緒に連れて行ってもらうことに。
旅程
新潟・村上駅で待ち合わせ。お義母さん・お義姉さんは実家から車で。だいずたちは都内から新幹線&ローカル線で、ウチを朝5時に出て村上駅に着いたのが午前10時。<1日目>村上から海岸沿いを車で北上しながら山形へ
11時 鮭料理
12時 宮尾酒造で〆張鶴の村上限定版を購入
13時 笹川流れ塩工房、新潟漁協北支所で岩カキ
14時半 加茂水族館
16時 庄内観光物産館、由良海水浴場で海を見る(海には入らず)
17時 旅館到着
<2日目>旅館から新潟に戻る、途中道の駅に寄る程度
8時 旅館出発
10時 瀬波散策(温泉・海水浴、子供の頃家族旅行でよく来ていたそう)
12時 新潟駅で解散、駅のショッピングモールを見てまわり、エチゴビール
16時 新幹線乗車
18時半 帰宅
写真をたくさん撮ったのは赤太字、これらと、新潟・庄内の美味しい米がこの旅行のハイライト。旅館は想像以上に良かったので。また行くなら他の観光は無しで、ここに泊まって海水浴、ってのがいいなぁ。
村上・鮭料理
鮭って北海道や東北だと思ってたから新潟で鮭ってちょっと意外だったんだけども。新潟・村上では江戸の頃から鮭の養殖をしていて、鮭がこの地域の主な収入源だったらしい。で、そんな大切な村上の宝・鮭を余すところなく全部美味しくいただこう、というお料理が考案され伝えられてきたとのことで。
千年鮭きっかわ井筒屋
このお店では鮭のいろんな部位を少しずつお味見できる定食の形になっていて。
8品、11品、14品、19品、22品とあって。だいずたちは8品付いてるものをいただいた。
土鍋で炊きたてを出してくれたゴハンは近くで「稲作名人」(?)と呼ばれるどなたかが育てたお米。酒びたしはジャーキーっぽい、白子干しはイカの塩辛っぽい味・キャラメルっぽい食感で歯にくっつく。ずっと歯に付けておけば(トイレのお掃除で便器にくっつけとくと常時キレイになる的に)日本酒がいつも美味しく飲めるなーとか思った、そのぐらい歯にくっついたままでも許せる味。普段日本酒飲まないのに。
↓木箱の中、左からかぶと煮、中骨煮、はらこの味噌漬け。その下がお茶漬け用の薬味、急須には村上のお茶とかつおぶしの出汁。
はらこは醤油漬けを追加で頼んだんだけど、それめっちゃ美味しかった。味噌より醤油。
このお店のある通りに、他にも系列が2店あって。すごいブランディングにお金かけてる感じした。こういうのあるだけで、地域全体が活気づくんだろうな。見せ方大事。
加茂水族館
もともとは普通の水族館で、お客さんがどんどん減ってたところに。サンゴ展をしたときに水槽の中にクラゲの赤ちゃんがいるのを見つけてそれをキッカケにクラゲを展示するようになって人気復活した水族館で。2005年にはクラゲの展示数が世界一になったんだとか。とにかくクラゲがたくさんいて、発光したりふわふわ泳いでいたりする姿を見るのが楽しかった。
ほかにも魚とかアザラシとか、みんなかわいくて。どんな気持ちでここにいるのかな、海は恋しくないのかな、なんて。ずいぶん前に水族館行ったときよりも魚の立場で考えちゃうのはやっぱりさくらさんとの生活の影響かもなーなんて思ったり。
三瀬・坂本屋(旅館)
三瀬(sanze.net)という、海に面してそれ以外の3方は山に囲まれた小さな集落にある老舗旅館。江戸時代の創業、この街を舞台にした藤沢周平さんの小説にも登場してるのだそう。料理・宿 坂本屋
ご家族で経営されてるような、お部屋は5室だけの旅館。お風呂は1度に大人一人しか入れないサイズで。こういうところに泊まるの初めてだったんだけれども。なかなか良いね。団体客いないことが、すごい贅沢だと感じてしまう。
ここは今はお料理で有名なようで、情報誌やテレビでも紹介されたりしているらしく。
1泊して夕食と朝食をいただいたけど。海の幸と山の幸もりだくさんで、素朴だけれど贅沢なお料理の数々。
夕飯の前菜たち↑ 巻貝は小粒だけど味が濃くて、焼きたてのカレイ(かな?)は身が締まっていて素晴らしかった。
岩牡蛎の季節で。1人に2つ出てきて。プルンプルンですっごくおいしそうなんだけど、だいずは1度あたって以来、オイスターソースでもオナカが壊れるので。オット&お義姉さんのオナカのなかへ。
ほかに、お造り、天ぷら、お吸い物などなどどれも美味しくて満腹。前菜の写真右下のオニギリは食べきれず残してしまったんだけれど。
チェックアウトのときに包んで渡してくれて。このオニギリがまた、翌日お昼に冷たいまま食べてもめっちゃ美味しくて驚いた。若女将によると、このあたりの美味しいお米、今年は不足していて大変なんだとか。この旅行の直後に山形で大雨あって稲田が水浸しになってしまったようなので。。。今年の作柄どころか稲作を続けられなくなる農家さんも出るかもなんてのを見かけて、とても心配。
↑夕飯に出たお造りも新鮮ピカピカのコリコリで、これ、4人では食べきれず。残った分は漬けにして翌朝出してくださり。
↓右手前の菊花がのってるお皿ね。
これをお茶漬けにして食べたの、ものっすごく美味しかったー。
新潟駅のショッピングモールが充実していた
2日目の正午に新潟駅で義母・義姉と別れて、新幹線の時間まで3時間ぐらい駅直結のショッピングモールでうろうろしてたんだけど。お土産物もオシャレなのがいっぱい並んでて見てまわるの楽しかったし。HUBでエチゴビールが飲めたり、日本酒の飲み比べができたりして。すごい便利なのね。
HUB Echigo Beer CoCoLo新潟店
初日、新潟駅で在来線に乗り継ぐときに買ったオニギリもめちゃめちゃ美味しかったし。
岩海苔の塩気と食感がサイコーでした。米も具ももちろん。
やっぱり、米は普段食べてるのと全然違うなーって。このところ減量のため炭水化物のなかでも特に米はずいぶん控えてるだいずですが、この旅行ではそういうわけにはいかなかった。
おいしくておいしくて。
2日で1キロ太りましたよ。2日目はほぼ朝食だけだったのに、、、ぐええ。