なぜか必ず布の上に座る猫と一緒に 洋服作りが楽しすぎて時間が足りない

タイトル下広告




10月も、毎日毎日、服を縫いながら、次に何作るか考える時間が楽しすぎて時間が足りない。できることなら1日中やっていたいけれど、そうもいかず。それに、長時間1つのことをやっていると肩や腰への負担がハンパなくて。目もしょぼついてくるから。

毎日、まずはその日の家事(ってほどたいしたことはしておりません)をひととおり片付けて。オヤツぐらいの時間から夕飯作り始めるぐらいまでの2~3時間、服作りに没頭する日々。

一連の作業のなかで、なぜか布を広げて何かしているときだけ、さくらさんも一緒に作業してくれるの。

布がほんのわずかに床に接してるのをすかさず見つけて。そのわずかな布の上に座るさくらさん↓


水通しして干してアイロンをかけたばかりの布の上にお座りになり、その麗しいモフ毛をたっぷり布にお与えになるのです。

なんでかなー。新しいものに自分のニオイをつけてるんだろうか? それとも、下僕が夢中になって作業しているのが気になるのか。

お猫様のお気持ちは、この下僕には計り知れない。

一緒に居てくれること自体が下僕にとっては身に余るシアワセなのでね。布にアイロンかけて、型紙置いて布を切るところぐらいまでが至福の時間。



いろいろ作ってみたいのに、なかなか作業が進まないのが今の悩みで。そんななか今月取り組んだ布では、これ↓にいちばん時間を取られちゃった。家庭用ミシンではなかなか簡単には行かなくて、どうやって始末するか夢の中でも考えてしまったわ。

裏毛のスウェット生地でプルオーバーを作ってみた



ワゴンで見つけた180m幅×1mで550円のスウェット生地で作った、濱田明日香さんの「かたちの服」(Amazon)の「プラス」。

この本では張りのあるコットン生地で作ってたけど。ニット生地もかわいい、ってあったので。スウェット生地で試しに作ってみたら、たしかにかわいくて気に入っている。

ただね、スウェット生地がものすごくほつれやすくて。切った端からぽわぽわしたホコリのようなゴミ?がいっぱい出て。すごく扱いにくてね。それで作るのにものすごく時間がかかったんだな。


家じゅう、なんど掃除機をかけても緑のフワフワがどこからどもなく出てくる呪い。

裏毛スウェット生地はロックミシンないとなかなかキビシイことが良く分かりました。とはいえ、せっかく出会いときめいた生地を投げ出すわけにもいかず。上の写真左上に見えてるみたいに、接着芯を張り付けてから切るようにしたら問題解決。伸縮性のある薄い接着芯を使ってる。

↓こんな風にすべての切り口に接着芯を貼り、さらにトリコット縫い(三角ジグザグ)で縫い代をまとめるの。

この色が実物に近い





しかも生地がギリギリで。背中側は1枚で取れず、こんな風に↓3枚をはぎ合わせたので


気の遠くなるような端処理を続けて完成させたプルオーバー。。。

できあがったら色も形もかわいくて。ものすごく愛着を感じるわー。

初心者だから失敗しても痛手が少ないようワゴンのハギレで試しに作ってみよう、って始めたけれど。ちょっとの失敗はなんとかリカバーできるし。時間をかけて作るものだから。仕上がった時の愛着感は、練習用とかそういうの関係ない、プライスレスな1枚になるね。

ワゴン品といっても、正規品のひとまきの最後に残った布とか、ほんのちょっと汚れや変色があるってだけで。品質的には何の問題もない布だもの。

自分が作った服ってこんなに愛着湧くんだね。もう服は買わなくても作ればいいな、ってホッとしちゃったわ。そーいんぐ実況 わかこ(YouTube)さんもそんなタイトルの動画を出していて。めちゃ共感してしまった。

なんでホッとするんだろうね。

だいずの場合。中高生のとき制服があって私服そんなに持ってなかったから。服に飢えた状態で多感な時期を過ごしたのが原因だったりするのかな。出かけるときに着ていく服を悩んだり、周囲からどう見られるか気になったりしていた経験が、服への渇望みたいなものを産んでいるんだろか。

会社員として稼いだお給料・ボーナスのいちばんの使い道は洋服で。旅行も食べ歩きもしたけど。毎月のお給料だけでなくボーナス払いまで使って服を買っていた。

あんなに服に散財しても自分の服装への自信はないままで。服が足りないと思っていたし。

それと比べて。オットは全般的にこういう渇望みたいなものがない様子。子供の頃はおウチが裕福で、決して甘やかされたわけではなさげだけれど、パソコンが出始めたころにはパソコンを買ってもらうなど(当時、相当高かったと思うよ)やりたいこと・ほしいものを我慢することが無かったのではなかろうか。

やりたいことを無理に抑えると、いつかどこかでその反動が出るのかなーって。うまく説明できないけど、自分的にはなんとなく腑に落ちたりして。服を作りつつそんなことを考えたりした2023年10月でした。

今月はあと、白の半そでシャツにボタンを付けて完成させ

これ、緑のプルオーバーとの相性バツグン



濱田明日香さんの「大きな服を着る、小さな服を着る。」(Amazon)から、1m200円の生地を2m使って。小さな襟がかわいい半そで白シャツ。



あと、タックスカート(ウエストゴム)も完成。


こっちは津田蘭子さんの「家庭科3だった私がワードローブ100%手作り服になりました。」(Amazon)を参考に。ワゴンで見つけた114cm幅160cmで950円の生地。こちらも微妙に生地が足りなくて、ウエストリボンの裏と、両脇のポケットの手の甲側を空色の生地にしてみた。

ポケット、近づくとヨレヨレしてますが。。。


ミルクチョコレート色の生地がすごくかわいくて。始終トキメキながら作ったスカート。

今は、上の写真でさくらさんが乗ってくれてる生地を使ってタックパンツ(ウエストはゴムじゃないやつ)を作ってる。天竺生地で薄手のブルゾンを作り始めたら、襟と手首につかうリブ生地、同じ色が見つからなくて頓挫中。

基本、今着たいものを作っているので、できあがる頃にはシーズンがズレていそうで焦る日々です。時間が足りない。

ブログランキングに参加してます。
バナーをクリックして応援してもらえると励みになります!
スポンサーリンク
広告




広告




シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク