急に涼しくなったと思えば、また夏のような日になったり。気温の変化にカラダがうまくついていけてないみたいで。風邪ひく手前みたいな、頭がぼーっとして、カラダはだるくて。良く寝たなーと思っても疲れは取れておらず朝からダルイ、みたいなそんな日々をやり過ごしているうちに10月も半分以上終わってしまった。
9月の裁縫まとめも書いてないうちに10月が終わってしまうと、ここ1週間ぐらい悶々としていたよ。
それにしても、月日の経つのが速すぎて本当に焦る。今年もあと2カ月か。
もくじ
たくさんフリルを付けたかった
胸元にフリルがたくさんついているブラウスかワンピースが作りたかったの。
8月に練習として、本に載っているとおりのフリルのボリュームで。本はワンピースなのを、丈を短くしてブラウスにしたの。
それよりもっともっと、たくさんフリルを生やしてみたくて。
こーんな感じ、と。ワンピースの写真にペンでフリフリを書き込んで。これを頼りに作ってしまった。なんといい加減な、と作ってしまったあとになって思うけど。これ考えてたときにはすごいうまく行きそうな予感しかなかったのです。
ワンピースは香田あおいさん「基本は7つのワンピース」ラグランスリーブのワンピース。
で、着てみたら。とっても微妙で。少し手直しをしたけど、シンプルなワンピースの上半身にフリルを付けすぎることで全体のバランスが悪くなってしまった。
たとえば、いっぱいつけたくて8本フリル入れたけど。着てみるとバストトップより外側に付いてると、妙に大胸筋が発達した人みたいな、胸板厚い雰囲気になってしまうから。両端1本ずつ取り外してみたりしたんだけど。
平たく置いたときのバランスは、着た時のバランスとは違うのね。アタリマエなことにできあがってみるまで気づけない。で、完成して着てみるとああこれは、、、と、ちょっとガッカリ。
全体のバランスを大きく変えてしまうようなアレンジは、もとのデザインの美しさを損なってしまうこともあるね、安易にやってはいけないって学んだわ。
上下のバランスは、下からペチパンツを見せたり、タイツやブーツ履くことで何とかなるといいなー、この布すごく気に入ってるからなんとかして着まわしたい。
残布の使い道
8月に作った友人ご依頼のパンツに使ったターコイズ色の綿麻と、その裏地に使った濃い青色の綿シルクの残布を使って。香田あおいさん「基本は7つのワンピース」キャミソールを2つの生地を組み合わせて作ってみた。
この2色の組合せがすごくステキで。よくぞこの綿シルクをご提案くださった!と。色味・質感のステキさに萌え散らかしながら縫った、その表地も裏地も、捨てるには残布がやや多くて。
2色を組み合わせたキャミソールを作ってみたら。
ワレながらほれぼれする出来でした。綿シルク部分は表側に縫い目が出ないように、裾は手まつりにしたのは正解だった。紐の縫い付けなど布がたくさん重なる場所はウチのミシンではに布がスムーズに送られず、さらに裏側の糸がモジャついたりして。細部まできれいには作れなかったけども。
全体を遠目で見てもらえればとっても愛らしい(自画自賛)。重ね着向きの形なので、夏は下にTシャツ、涼しくなったら長袖や薄手のニットを合わせても良し。愛用してもらえたらうれしい。
オットへの誕プレ
去年に引き続き、今年も手作り小物を捧げようと。オットに捧げる小物はすべて猫柄にして。ビジネスバッグの中身が猫まみれな、実はかわいいおじさんにオットを育て上げるつもりで活動している。
猫柄ならなんでもいいわけではなく、メルヘンすぎず、大人のかわいさを目指して布を探し求めており。今年はどうしようかな、と寄ったトマトさんで一目ぼれした猫生地でPCケースを作ったよ。
完全オリジナル、思いつくままに縫っただけなので。作ってみて、ここはああすればよかった等々、反省点もあって。次に同じの作るとしたらもっとキレイにできるハズ。
裏地には140円で売ってた赤いキルティング裏地のハギレを使ったの。派手すぎるかなーと思ったけど、作ってみたらなかなか華やかで良い。
衝撃吸収するわけでもないし使わないと思うよ、とオットは口では言っているけどたぶんそのうち使いたい衝動を抑えられなくなることでしょう。衝撃吸収しなくとも、持ってるだけで癒されたり、外出先で手軽に猫分補給できたりする優れものなのだ。
去年のイヤホンケースだって同じこと言ってたけど、最近になってコッソリ使っているのは分かっているのだ。
先月、盛岡旅行から帰った翌日にミシンが届き。それからいろいろ作り始めたらハンドメイド熱が止まらない。
そんななか今...
オットのビジネスバッグのなかを、こうやって少しずつかわいい猫で満たしていきたい所存。
デザインと生地の組合せの妙
同じデザインでも、選ぶ生地によって雰囲気が変わるのね。
しかも、水通しして、アイロンかけて、型紙どおりに切り出して、ミシンで縫ってるうちに、店頭で見て触って確かめた印象よりももっとずっといろんなことが伝わってくるのが不思議。
友人リクエストで作ったギャザースカートとワイドパンツ(どちらも2作目)は、ああ、こういう生地で作るのもステキだなー、いい生地だなーと感心しながら縫った。
たまたま気になってた生地をお安く手に入れた綿ローンは、あれ?なんで綿ローンほしかったんだっけ?って。使い道についての妄想がイマイチふくらまず。ブラウス1枚作ったけど、ちょっと違ったなー。こういう綿ローンって何に使うと活きるんだろう。まだ1着分ぐらいのこってるから来年春までの宿題にしようかな。
こうやっていろいろ経験していくことで、お店で見た時にウチ持ち帰ったあとで気づいていたあれこれを予想できるようになるのかな、生地狩りがもっと楽しくなるのかな、と思うとワクワクする。
ということで。まだまだ日暮里に入り浸りそうな予感でいっぱいな9月でした。