急性前部ぶどう膜炎を発症してからまる2年、ようやく目の状態が落ち着いてきたよ。
これまでの道のりをザックリ書くと
- 2018年7月にオランダで急性前部ぶどう膜炎(両目)を発症
- 2019年6月までプレドニゾロン点眼、日本に本帰国
- 日本の病院で乾癬性関節炎と診断
- 帰国から今まで再発無し、でも左目が腫れたりぼやけたりする症状あり オナカと連動、オナカを壊し目が腫れたら抗アレルギー点眼薬を使うと落ち着く
(これまでの日記は#ぶどう膜炎からどうぞ)
だいずの場合、ぶどう膜炎のなかでは深刻ではない部類ないし。体質や環境、出てる症状も人それぞれで、だいずに効いたことが誰にでも効くとは限りませんが。この日記が少しでもだれかの参考になれば嬉しいです。
もくじ
牛乳断ちに至る経緯
十数年前にも同じようなオナカの壊し方をしたの。韓国で生のケジャン(カニ)をたらふく食べ、帰国後しばらく便秘のあとで、深夜にオナカに激痛が起こり下痢開始。その後は何を食べてもオナカが痛んだ。内視鏡で、小腸に潰瘍がいっぱいできてることが分かり。
お医者さんからの
「オナカを壊したら、食べたものを振り返って原因を探し、それを食べないように」
ってアドバイスを忠実に実践、さらに、ヨガや気功、手かざし治療、カイロ・整体、ゲルマニウム温浴、病気が治るとウワサの湧き水を毎日飲むなどなど、いろいろ体に良さげなことを試して。カニなどいくつかの体に合わないものさえ避ければなんとか元通りの食事ができるようになった。
そのあと十数年、避けてきたものはザックリ言うと、カニ、牡蠣、玄米・雑穀。
今はオナカが過敏になってしまっているせいで、このほかにも食べるとオナカを壊す食品がたくさんたくさんあって。
先日、ウチにあった帯津良一先生の本をパラパラ流し読みしてたときにたまたま目に付いた、「アトピー体質の人が避けたい食べ物」として挙げられてた食品リストを見たら。今食べれないものがほとんど当てはまるのよなーって。まあ、アトピーも乾癬性関節炎も自己免疫疾患だから、当然といえば当然。
で、そのリストの筆頭、3大アレルゲンの牛乳・卵・大豆のうち、大豆は食べないようにしてるんだけれど。あらためて振り返れば、牛乳と卵も、たまにオナカ壊してるよなぁって気づいたのね。
で、思い切って牛乳や乳製品を食べるのを止めてみた(少しのバターは除く)。
卵料理も止めた(カステラとか料理の一部に使われているものは除く)。
ケーキも、シュークリームも、チーズも無し!
そしたら、オナカを壊すことがほとんどなくなり。左目の不具合もなくなって。こんなアッサリ調子よくなるとはね。
前回オナカを壊したときに出会ったアンドルー・ワイル博士も、アレルギーや自己免疫疾患には「ミルク及び乳製品を最小限に抑えた低たんぱく食を中心に」とおっしゃってるんだけれども。なかなかそこまでの覚悟ができず、そのうちに炎症が治まってオナカが元気になったので。いつのまにか忘れてしまっていた。
もっと早く試してみればよかったわ。
<参考>
帯津良一先生
(日本におけるホリスティック医療の第一人者と言われている)
決定版 自分で治す大百科―気になる不調を解消する599の療法ガイド
アンドルー・ワイル博士
(統合医療の世界的なリーダー、メディカルハーブの専門家)
癒す心、治る力 (角川文庫ソフィア) ワイル博士の本は5冊読みましたが、この1冊があれば十分と思います。
そして、鯛焼き大活躍
ケーキも、シュークリームもダメ。そんなだいずを癒してくれたのが鯛焼き。日本に帰ったら美味しい鯛焼き食べたいなぁって思ってたのに。以前よく食べてた鯛焼きやさんからは随分遠くに住むことになり。今のおウチの近所には鯛焼きやさんが無いの。
で、ずいぶん昔に買ってから数回しか使ってないワッフルベーカーに鯛焼きプレートが付いていて。試しに手作りしてみたら、なかなかウマいじゃあないかー!ということで。食後のオヤツにせっせと鯛焼きを焼いている。
手作り、焼きたて、だもの。美味しいに決まってる。
レシピは、卵や牛乳を使った甘いフワフワの皮のじゃなくて。鯛焼きやさんと同じように、カリカリした甘くない皮のやつ!
こちらのレシピを参考にさせてもらって↓
Rakutenレシピ 重曹でつくる鯛焼き(卵・牛乳なしレシピ・作り方)
溶かしバター(無塩)を加えて重曹の香りを抑えた、ビタントニオの型で4尾分のレシピ。羽根の部分も、炭酸せんべいみたいで美味しいよ。
水 100cc
砂糖 大さじ1
塩 ひとつまみ
小麦粉 75g (中力粉25g+薄力粉50g)
重曹 1.5g
無塩バター 3g
砂糖 大さじ1
塩 ひとつまみ
小麦粉 75g (中力粉25g+薄力粉50g)
重曹 1.5g
無塩バター 3g
- 水・砂糖・塩を混ぜ合わせたなかに、小麦粉・重曹を混ぜ合わせたものを加えてよく混ぜる。
- バターをレンジで溶かして加える。
- 冷蔵庫で寝かせると旨みが増すから。上のレシピは我が家にとっては2回分の分量。重曹は発酵しないので、多めに作りおきしておいて数日寝かしても大丈夫。だいずは4日寝かした実績あり、4日目がいちばん美味しかった。
アンコはこれ↓を愛用中。
1尾につき30g、1缶で3尾分。 皮が甘さ控えめなので、アンコはしっかり甘いやつを選んだほうが美味しいと思う。
おまけの効果も
帰国して、乾癬性関節炎だと診断されて飲み始めた薬が、肝臓への負担が大きいそうで。2ヵ月に1回、肝機能チェックのために血液・尿検査をしていて。ついでに分かっちゃうコレステロールと中性脂肪がほぼ毎回基準値を超えてしまってたんだけど。前回、牛乳断ち後初の検査はどちらも基準値におさまってたよ。
次回の結果を見るまでは確かなことは言えませんが。。。でもコレステロールはおそらく乳製品断ちの成果でしょ。帰国後上昇トレンドだったのは、ケーキ、シュークリーム、ドーナツなどなど、日本はスイーツが手軽に買えるのが嬉しすぎて、甘いものを食べ過ぎてたせいだと思うんだよねー。だって、スーパーの100円シュークリームですら美味しいんだもの。舞い上がってました。
中性脂肪は、検査当日に朝食を食べてたことが良くなかった。それにしても、帰国直後(7月30日)の中性脂肪、やばいでしょ? これ、たぶん、帰国から新居が決まるまでの間、ウィークリーマンションのキッチンが使えなさすぎてほぼ毎日外食してたせいだな。数えてみたら(→コチラ)帰国から3週間でラーメン10杯、天丼2杯、焼き肉、焼き鳥、とんかつ、うなぎ、うどん、回転寿司、ピザ食べてたー。
腸活は続く
オナカが痛むと、目も痛む。そして鼻水もたくさん出るような気がする。だからきっと腸を元気にすれば、目や鼻水も治まるんじゃないか。
そう思っていろいろ試行錯誤しているんだけれど。
最近、こんな先生にYouTubeで出会い。
治癒力を働かせるために、どんな生活や食事がいいのか? 自然療法を、大腸がんをたくさん診てきた外科の先生が語る動画で。医学などの知識に基づいて話してくれてすごく分かりやすい。単にあの食べものがいい、あれは食べるな、だけじゃない情報がたくさんで。
上に貼った動画、甲状腺機能に興味が無くても、腸に不安のある人はぜひ観てみてほしいし。ほかにも
腸内環境と免疫
腸のつまりが万病のもと
などなど。タイトルで「これは!」と思うものを手当たり次第に聞き流すと、なにかしらヒントがもらえると思います。だいずは、こんなに体重が微動だにしないのは甲状腺機能の問題もあるのかも?という気がしてきていて。次は小麦と油脂を、いろいろ試行錯誤みようかなぁって思ってるところです。
カラダへの変化を感じられたら、またこの日記で紹介するね。