小麦粉断ちしてみて起きたこと、思ったこと。 たぶんリーキーガットです。

タイトル下広告





まだまだ寒い日が続きますね。(なーんて書き始めてから仕上がるまでに随分時間がかかってしまい。今週になって少し寒さが和らいだね)

日本のおウチはほんと寒いね。暖まってるエリアが小さいんだよなー。お風呂場とかトイレとか、寒くて体に力が入りすぎてしまう。これ、体に悪いよなーっていつも思うし。

そんなことからも、オランダでの生活を思い出してしまう。オランダのおウチのなかはポカポカでした。ハーブ店のほうでは先週、そんな話をブログに書きました。

トップページのビジュアルを更新しました。アムステルダム、ミュージアム広場で2月に撮った写真です。まだとても寒いのに、クロッカスが咲き始めて(ヨーロッパで見か...

今日は、だいずがここ半年ぐらい続けている小麦粉断ちのことを少しまとめてみようと思います。まだまだ分からないことが多いし、相変わらずオナカは壊れやすいままだけれど。少しは良くなったというか、前進してる感覚はあるのでね。

小麦粉断ちを始めたらすぐに変化を感じられたから。もっと早いタイミングで書いてもよかったのですが。。。外食ほとんどしないし、何を食べるか完全に自分で決められて、自分の体調の変化についてじっくり考える時間がたくさんある生活をさせてもらってるから気付けるけれど。忙しく生活してたとしたら、気のせい・思い込みの範疇かもしれない、なんて確信が持てないところもあり。なかなか取り掛からないままに何ヶ月も過ぎてしまった。こういうところを変えてもっとサクサク取り掛かかっていこう、というのが今年の目標です。

まあ、医学のことは分からない人であるだいずの個人の感想で。思い込みや勘違いしてる部分もあるかもしれないけれど。いま感じてること、考えてることを書いてみたよ。どなたか、似たようなお悩みをお持ちの方の参考になれば嬉しいです。
スポンサーリンク

もくじ

小麦粉断ちのキッカケ

「オナカが痛むと、目が腫れる。そして鼻水が止まらない」というお悩みを、腸を元気にして治していこうっていろいろ試すなかで。まずは乳製品断ちをしてみたところ、オナカを壊しにくくなった、と去年7月に日記に書いたんだけれど。

そのときに出会ったDr. Ishiguroの動画で

Dr. Ishiguro 「まずパンとパスタをやめてみるー甲状腺に良くない食材1」(YouTube)

を観たのがキッカケ。

小麦のグルテンは、グルアジンとグルアニンという成分でできているんだけれど。グルアジンは腸内でゾムリンって物質を誘導、これが腸壁の細胞同士の結びつきを緩めてしまい腸壁に隙間が生まれる。で、未消化の食物や細菌などがその隙間から血液に漏れ出して全身に広がっちゃって→これがリーキーガット(腸漏れ)。それら異物に対して抗体が作られ全身で炎症反応が起きる。

Dr. Ishiguro「あなたの腸は大丈夫?ー腸が漏れている(リーキーガット)可能性は?」(YouTube)

あと、グルテンの構造が甲状腺の構造に似ているから、抗体が間違って甲状腺を攻撃してしまう。甲状腺への抗体を持ってる人は、小腸やすい臓への抗体も作っちゃってることが多いんだそう。

甲状腺、いままで問題あるって言われたことなかったけど。検査ではっきり分かることは少ないようで。機能が低下すると疲れやすかったり、痩せにくかったり、頭がボーっとしたりするんだそう。これ、思い当たりすぎるし。そういえばオナカ壊したときに喉の辺りが腫れるんだよなぁって思ったり。リーキーガットが起こってると自己免疫疾患も出やすいらしくて(乾癬性関節炎もぶどう膜炎も自己免疫疾患)。 あーこれかもなって予感がしたのです。


まずはパンとパスタ

だいず、パンも麺類も大好きだし。小麦粉食べないとなるとほとんどのお菓子を食べれなくなってしまうでしょう? イキナリ全部断つのは難易度が高すぎて。Dr. Ishiguroの動画タイトルのとおり、「まずはパンとパスタをやめて」みた。

そしたら、鎮痛剤を出してもらってた首と腰の痛みが和らいで。薬を飲まなくても平気になったの。

膠原内科で乾癬性関節炎と診断され。首と腰は骨自体には異常がなく。「関節の炎症部位の酵素の働きを抑える薬」を出してもらってて。医師からは、痛みが無くなれば飲まなくていいよって言われていたものなので。速攻、飲むの止めました。

これはホントすぐに効果が出たの、翌日ぐらいに。最初の頃は、たまに欲望に負けてパンを食べちゃったりしたんだけど、すると5~10分後には首がグキってなった。首の骨と骨の間に木の釘を打ち込んだような痛みと、首の筋肉が伸びにくい感じがして窮屈で息苦しい感じ。

この痛みがなくなるんなら、パンもパスタもガマンできるわ。

こーゆうのも覚悟のうえでたまに食べる。これはアイスも付いてきちゃったから確実にオナカ壊すコース



揚げ物のパン粉も、焼き菓子も、あまり食べ過ぎるとダメなんだけれど。ガマンしすぎるのも辛いし、外食するときに選べるものが相当限られてしまうのもいろいろ面倒なので。たまに、少しは食べます。


農薬もか!

豚ロースをソテーするときに小麦粉をうっすらまぶすじゃない? そのくらい少量でも首がグキってなるの。スーパーで売ってる小麦粉が、反応としてはいちばんヒドイ。パンよりもパスタよりも。

でもね、オランダにいたときも小麦粉使ってたし、パスタもよく食べてたけど、そんな首の痛みひどくなかったと思うし。素麺やうどんは、そこまでひどく痛まない。



で、いろいろ調べてていきあたったこのページ↓を見て納得した(ページ後半)。

びんちょうたんコム 「イチからわかるグルテンフリー/ノングルテン特集

「ポストハーベスト」って今まで知らなかったんだけど。輸送中に、作物が虫や環境の変化によってダメになってしまわないよう、収穫の後に農薬をふりかけられることで。

日本から外国へ農産物を出荷する際、ポストハーベストは全面的に禁止、でも日本へやってくる農産物にポストハーベストをかける事は禁止されていない(!)

んだって。なんでー?



さらにこんなことも↓

Dr. Ishiguro「小麦に含まれるグリホサートが腸内細菌に与える影響」(YouTube)

グリホサートも小麦に使われる農薬。20~30年ぐらいにわたって使われてきたもので。遺伝子組み換えの小麦は、グリホサートへの耐性を強化したもの(つまり「遺伝子組み換えでない」と謳っていない小麦にはグリホサートが使われてる可能性が高い)。近年、先天異常や脳腫瘍、脂肪肝などの病気との関連性が指摘されるようになって、世界各国で使用禁止され始めてるのに、日本では残留基準値を緩和しているんだって。

Harbor Business Online 『農薬「グリホサート」、世界は削減・禁止の流れなのに日本は緩和!?』

えー、なんで??? と、オドロキの連続。知らないことだらけだなぁ。



リーキーガットになる原因を調べて出てくるのは
  • 食生活
  • ストレス
  • 抗生物質のとりすぎ
  • 腸内細菌の乱れ
  • いたんだ油
  • 寄生虫
  • 環境毒(農薬など)
だから。グルテンだけでなくて、同時に農薬とグリホサート(除草剤)からのダメージもあるから、輸入小麦食べたときの反応がキツいってことなのかな。

最近は減農薬や有機、ワケアリの柑橘類やリンゴとニンジンを買って、毎朝ニンジンジュース飲んでます



たしかに、オランダは小麦粉もパスタもBIOのを買ってたからなー。スーパーで売ってたやつだけど。小麦粉1キロで、BIOのが1ユーロ(130円ぐらい)高いだけだったから手を出しやすかったんだなー。


この半年での変化

ということで、小麦粉断ちのあと自覚した変化は
  • 関節痛の緩和
  • 首(甲状腺?)が腫れることがなくなった
  • だしかに、頭がぼーっとしてたのがスッキリした気がする
  • 体重は緩やかに減少(半年で3キロ減、食べる量は減らしてない)
かなぁ。

で、小麦粉断ちをキッカケに、リーキーガットや遅延性アレルギーについて知るようになって。そっちでもいろいろ試すことで、オナカの調子はだんだん良くなってきていて。
  • オナカが安定すると気分も安定(オナカが不安定なときはオナカ壊れそうな予感が漂っていて、それが気持ちにも影響していたように思う)
  • 卵を食べてもオナカが壊れなくなった(消化に負担の大きいものが食べれるようになったってこと?)
っていうのも感じてる。


だいずの場合、なにが始まりだったのか

2018年7月のぶどう膜炎発症は、どうして起こったの? 日本を離れる前は輸入小麦食べてても問題なかったのに、今はどうして食べると不調になるの? パンも麺類も大好きだったのに。

なんでかなーって。ぶどう膜炎になる前のことを思い出してみたら。

2017年12月に抗生物質を飲んでた

11月に背中にビー玉ぐらいのシコリができて(粉瘤:ふんりゅう っていうらしい)、それが化膿して炎症を起こしたので。膿をだして炎症が引くのを待ってから切除したのね。そのときに抗生物質を飲んだんだなー。結構強くてオナカ壊した記憶。

シコリができて化膿したこと自体が、すでに免疫落ちてたり、腸が漏れ漏れだったせいなのかも。さらに抗生物質で腸内の細菌たちがお亡くなりになり。状況は悪化していったのかな。


2018年1月にインフルエンザに罹った

病院には行かずに薬局でパラセタモール飲んで治した。

2018年2月に病院で受けた尿検査で雑菌が多いとかで、2回再検査。毎回雑菌が多いって言われたのも免疫落ちてたせいなのかな。


そんな状態でオランダにお引越し

ロンドンでのおシゴト、最後のほうは理不尽なことが多いし激務だったけど、それでも楽しんでやってたので。ロンドンを離れるときには気落ちはしただろうし(自覚はなかったけど)。ただでさえ環境の変化というのは疲れるものです。


オランダでキャベツのゴマ油和えをよく食べた

スーパーにゴマ油が売ってるのが嬉しくて。手でちぎったキャベツをゴマ油と塩で和えたのをよく食べた。

ゴマ油には、リーキーガットの人が避けるべき「レクチン」が豊富に含まれる。


オランダでカニカマサラダもよく食べた

スーパーにカニカマが売ってるのが嬉しくて。バンドル販売(2個買うと安くなる的なやつ)やってたからまとめ買いして、たくさん食べてしまった。。

だいずにカニは厳禁。十数年前のオナカ大激震のときにトドメを刺された食べ物で。それ以降はずっと避けてきたのだけど。(おそらく遅延性アレルギー)

カニカマはかまぼこだから大丈夫だと思い込んでいて。実際、それまでは食べても大丈夫だったけど。でも、カニカマにはアレルギーを起こすカニの成分が含まれているらしい。腸が弱ってるところに追い討ちをかけたな。


今はこう捉えている

ということで。

腸が荒みきって免疫ダダ下がりなところに、炎症を起こしやすい食べ物をたくさん食べたことで。だいずの中でなにかが崩壊し、自己免疫疾患のスイッチが入ってしまった?

今のだいずの弱りきった腸には、小麦の負担が大きすぎて、調子が悪くなってしまう。

健康体のときは、腸が持ちこたえてくれたり、他の臓器も頑張って、感じるダメージは小さくて済んでいたのかもしれない。でも、それって、気付かなかっただけで。負担にはなっているはずなので。

今オナカを壊しやすい食べ物は、これからも、あまり沢山食べないほうが良いのかも(T_T)

というのが、今のところの考え。

分かったような分からないような、ぼんやりしたお話なんですけど。リーキーガットや遅延性アレルギーっていうのはそういうものらしい。それでも、あーなるほど、と思うことが多くて。今回だけでは伝えきれてないので。またそのうちに、リーキーガット対策でやったこととか、まとめてみようと思います。

病院に行っても病気とは診断されないけれど、肩こりとか偏頭痛とか、気持ちの落ち込みとか、疲れやすいとか、四六時中鼻炎とか、なんとなく不調だなーって状態の人には、ぜひ知ってもらい。だれにでも効果的なものではないけれど。試す価値はあると思う。



***

去年の11月からずっと、アメリカ大統領選から目が離せず。いったいなにが起こっているのか、どういう結末になるのかが気になってSNSに流れる情報やYouTubeの動画をチェックする日々が続き。先週はある朝起きたら目が真っ赤、眼科に行ったらドライアイによる結膜炎との診断でした。

目の使いすぎもあるけれど。やはり、目の炎症がひどくなるタイミングは、ちょうどオナカも下降気味なときなんだよね。炎症が炎症を呼ぶ。ぶどう膜炎が再発したのか?と焦ったけれど、そうではなくてひと安心。

もともとトランプさんのことは、なんだかすごい嫌わてる人だなーぐらいしか知らなかったのだけれど。今回の大統領選をキッカケに、すごい人だなぁって。いまは尊敬してる。

彼のSNSアカウントが凍結され、さらに20日以降、彼の情報・動画を見かける機会が減ってしまってからは。2016年の就任式でのスピーチとか、過去の動画を探しだして観たりして。そんなとき、だいずの頭の中では「いつでも探しているよー、どっかに君の姿を♪」って、まさよし君が歌っているの。恋わずらいか。

まあ、スピーチはライターさんが書いてるんだろうけど。それでもその人の「人となり」が伝わってくるよね。就任式で約束したこと、彼が4年間で取り組んだこと、退任の挨拶での彼の想い。一方で、大手メディアや著名人たちが彼を否定し口汚く罵っている、その必死さを見て、それだけスゴイことを成し遂げたんだろうな、って。そう思いながら聴いたこのスピーチ↓がね

2017年Liberty大学卒業祝辞(YouTube)

心に響きました。どのスピーチも、難しい単語は使わず、聞き取りやすくしゃべってくれるので。ニュースでの切り取りじゃなくて、彼の声をまるっと直接聴いてほしい。言葉が分からなくても、声色や表情、しぐさからでも伝わってくるものはあると思うのよ。

ビジネスで大成功して、もういいお歳なんだから隠居して遊んで楽しく暮らしたって誰も文句言わないのに。ほんとに強い人だなーって。でも大統領といえども自分と同じ人間なんだよなーとも感じたりして。うまく言えないけれど、自分も自分なりに頑張らなければ、と思う今日この頃なのでした。

ブログランキングに参加してます。
バナーをクリックして応援してもらえると励みになります!
スポンサーリンク
広告




広告




シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク