同じヨーロッパでも、スーパーの品揃えがロンドンとはずいぶん違うから。スーパーでのお買い物はオランダらしさが発見できて楽しいの。
オランダのスーパー、いちばんの特徴はチーズ売り場が広いこと。
アルバート・ハインっていうスーパーのチーズ売り場はこんな感じ↓
↑こっちは、棚の一番上にあるような大きな円盤状のチーズを、お店でスライスしたものが並んでる。
↓こっちは、スライス風に工場で作ったチーズとか、シュレッドチーズ(ピザ用チーズみたいなの)とか、塗るチーズ(クリーム状になってる)がメインの棚。
あと、カマンベールやモッツァレラなど、オランダのチーズ以外のものが置かれている棚も小さいのがあるけれど。ほとんどがゴーダチーズや、それに似た名前の違うチーズ。食べ比べてみたけれど、そんな大差ないから。ここまでいろいろ同じようなものばかり、要らないんじゃないかとだいずは思っちゃうんだけれど。。。オランダの人たちにはこの違いが重要なのでしょう、きっと。
さすがはチーズ王国。チーズ輸出量世界イチ、一人当たり年間平均14.3kgもチーズを食べてるだけあるね。(オランダ政府観光局 Holland + Flanders より)
もくじ
チーズの種類
↓これがお店でスライスされたチーズ。MILNERというのはチーズのブランド名で(HP)。低脂肪乳で作ったチーズなんだって。
白いシールに載ってる情報を見ていくと。
製品名
MILNERの後ろに30+ってあるのが脂肪分の情報で。全乳で作ってるのはここが48+になってるらしい。発酵度
ブランド名の下、紫色で書いてあるEXTRA GERIJPTが発酵の段階。よく見かけるのが↓こんな感じ。- JONG(=Young 若い 4週間ぐらいの熟成)
- JONG BELEGEN(=Semi Matured セミ熟成)
- BELEGEN(=Matured 熟成)
- OUD(=Old 半年以上熟成)
ゴーダチーズは日本のプロセスチーズの原料になっているそうで。JONGはプロセスチーズに近い酸味のある味。発酵が進むほど水分が減ってオレンジがかった色、酸味も弱くなる感じ。
お値段
工場パッケージも、店頭でスライスしたものも、1kgあたり€9~17ぐらいかな。アルバート・ハインは週ごとにBONUSっていう割引があって。25~50%オフになってるものを選んで買ってる。写真のチーズは定価€4.44がBONUSで半額の€2.22。定価で買うのがバカバカしくなるよね。
サービスカウンターで無料で配ってるBONUSカードを提示しないとこの割引は受けられないから旅行で来た人は棚のお値段にだまされないように。たくさん買うならBONUSカードもらったほうがいいかも。
ということで、ブランド×発酵度合い、さらにはクミンシード入りとか、ビオ(有機)とか。広い売り場に、細かい違いのチーズたちが並んでるのです。
身長世界一の国
男性平均184cm、女性平均170cm!たしかに住んでみると、ヒョローっと背が高い人が多いかも。ロンドンよりもずっと多い。
スーパーの棚も高さは大丈夫でも奥行きも深くて。奥のほうのものは、だいず、ぜんぜん手が届きません!困っていると背の高いおじさんが取ってくれるのでありがたい。
(トリップアドバイザー 世界のチーズ消費量より)
チーズ消費量で見るとフランスの一人当たり年間26kgと比べたら、オランダは少なめなんだけれど。カマンベールやフェタやモッツアレラは、ゴーダチーズよりも水分量多いから。カルシウム量にしたらゴーダチーズ食べてるオランダのほうが多かったりして?
寒い地域のほうが背が高い人が多いっていうのもあるみたいだけれど、北欧の国よりも背が高いのはやっぱり、チーズからカルシウムをたくさん摂ってるからじゃないだろか。
↓左上に写っているお兄さん、ヒョロっとしてるでしょ?こういう感じ。
このワンコ、公園のベンチに座って休んでたら、いきなりペトっとだいずの隣に座ってきたの。何の前触れもなく。たぶん、こうやって座ってる人を驚かせて楽しんでいるに違いない。すごいお茶目で、フレンドリーなの。左上のお兄さんはこのワンコの飼い主さん。
オランダの男子、背が高くて、あと長髪の人多いんだよね。なんか背が高くて痩せてるだけで格好良さが3割増しぐらいになる気がするし、長髪も似合ってる。
いいでしょ、オランダ。
(「オランダ自慢」はじめました)