アムステルダムから電車で15分ぐらいで行けちゃうハーレム。日本人にはあまり知られてないよね、だいずもオランダに引っ越すまで知らなかったんだけれど。歴史ある古い街並みがとてもステキで、お散歩が楽しい街なんだよ。
ここでも毎年2日間だけ、クリスマスマーケットやってて。今年は12月8・9日に開催されてたの。この週末はお天気が悪くて、雨のなか出かけるほどじゃないかなーなんて思ってたの。日曜の朝も大雨降ってたのに昼ごろ晴れてきたので、サクっと遊びに行ってきたよ。
この街に来るのは2回目。
もくじ
オランダのハーレム
中世には毛織物や造船で栄えて、17世紀ごろからはチューリップとかの球根栽培がさかんになった街。ニューヨークのハーレムは、このオランダのハーレムから名づけられたんだって。
街の中心グローテマルクト広場にある市庁舎が建てられたのが1250年(もともとは貴族の館、今は市庁舎として使われてる)、聖バーフォ教会が建てられたのは1559年。街はこじんまりしてるんだけれど、レンガ造りの味ある建物がたくさん並んだ路地を歩くだけでもすごく雰囲気あって。だいず好みの街です。
オランダのベスト・クリスマスマーケット
2017年にオランダのベスト・クリスマスマーケットに選ばれたんだって。2日とも朝10時から、9日は夜7時まで・10日は夜6時まで。店じまいが早いので、イルミネーションは期待できないんじゃないかな。広場だけじゃなかった
きっと中心の広場にお店が出てるんだろうなーっていうだいずの予想は見事にハズれ。
駅(↑写真の中央上端)から広場(写真④)に向かう途中、運河を越えたところからお店が出てた!
↓運河を越えてすぐの、マーケット入り口からすでに人が溢れかえって、なかなか進まない。

道幅そんな広くないので。通りの右半分が奥(広場)に向かって進んでる人たち、左半分が手前(駅)に向かって進む人たちって流れができてたよ。
広場はこんな感じ。

↑奥の建物が聖バーフォ教会、右側が市庁舎
↓教会側から広場を見たとこ。春に来たときはこの広場にカフェのテラス席がどーんと作られてて。とっても広く感じたのに。この日はお店と人で溢れかえってて、その中に入っていく気力がなかったわー。

↓細い路地にもお店と人がいっぱい。これは上の地図の⑥あたり。

2日間だけだから人が集中しちゃうのねー。
いろんなところで演奏会
普段は入場料がかかる聖バーフォ教会は、この日は入場無料。クリスマスコンサートしてた↓
やっぱ教会の建物見るの好きだなぁ。オランダやベルギーのは、イギリスで見てきたのと比べて色合いとかが柔らかくて優しい感じがする。
街角でも19世紀の街の人たちが着てた衣装やサンタの衣装で仮装した人たちがいたるところで演奏してて。どこを歩いててもクリスマスの曲を演奏してるの。

だいずは知らない曲ばかりだったけれど、周りの人たちがそれに合わせて歌ってたので。きっとオランダではみんなが知ってるクリスマスの曲に違いない。
お店はやっぱり微妙かなぁ
ドイツのクリスマスマーケットと比べちゃうとね、、、クリスマスっぽいお店も無くはないけれど、日用品とかクリスマスに関係ないお店が多くて。でもまあ、雰囲気が楽しめればそれでいいんです。
食べ物系も普通だなー、、、と言いつつ。ポテトの誘惑にあっさり負けました。

芋を揚げる香りと、屋台からモクモクのぼる湯気?がたまらなかったのよ。

外カリカリ、中ホクホク、マヨネーズと一緒に食べるとトロっとして美味しいんだよー!しかも€3という気軽なお値段も素晴らしい。
街並みもやっぱりステキ
マーケットが出てない通りはとても静かで。
↑こげ茶色のレンガがシックよね。 石畳の組み方も好き。
古いけれど、ここに今も人が住んでるっていいなーって。こんなステキな街に住んでるなんてうらやましく思っちゃう。

運河の眺めも良し。

ハーレムは「アムステルダムのミニチュア版」なんて言われてるようなんだけれど。たしかにそんな感じ。この日は人で溢れてたけれど、普段はアムステルダムほどは混んでいなくて。落ち着いた美しい街。おすすめです。