去年6月のリスボン旅行、初日は旧市街をたくさんお散歩したのね。
前回の日記のとおり、午前中はアルファマとバイシャを散策して。
- ⑨サンタ・ジュスタのリフト
- ⑩アイスクリームやさん
- ⑪ホテル
- ⑫サンタ・カタリーナ展望台
- ⑬ディナー
- ⑭ファドハウス
ホテル周辺からレストランまで
⑩アイスクリームやさんのあるあたりは、比較的新しそうな建物に、どの国でも見かけるようなアパレルブランドがたくさん並んだ、オシャレな感じで。
そこから南へ、テージョ川のほうに下っていくと

道の向こうにテージョ川が見えて

だんだん街並みが古びてきて。いい感じ。
⑪ホテルから⑫サンタ・カタリーナ展望台まで、ビカ線で上ろうとしたら。この日はメンテナンスのため運休してて。

この↑長い階段を上って展望台へ。
そしたら展望台のとこも工事してて。いろんなものが視界をさえぎっていて景色を楽しめず。。。

でも、のぼった分だけ、そのあとには下り坂がたくさんあって

レストラン周辺は、さらに古びた街並みがステキで。

細い古びた道を路面電車が走ってるのとか、もう

すべての景色が大好物すぎて。こんなに歩いてもぜんぜん疲れを感じないのが不思議。
リスボン無敵。
バイロ・アルト
夕食のあとは路面電車の28Eに乗ってバイロアルトまで。
28Eは、レトロな車体で、観光スポットをまわるルートなようで観光客に人気なんだって。午前中に、アルファマで走ってるの見かけたときはものすごい混んでたけど
通路もギッシリ人が乗ってるの、見えるかな?↓

いつも混んでるからスリが多いんだとか
さすがに21時半過ぎだとそこまでは混んでないね。
ルイス・デ・カモンイス広場で降りて、バイロ・アルトの通りを北へ歩いて⑭ファドハウスへ。このあたりはレストランがたくさんあって、狭い道にテーブルが並んでる。

夜のアズレージョ(壁のタイル)もステキ。

Cafe Lusoはこの通り↓の突き当たり。

10数年前に来たとき。夜のバイロ・アルトの様子を見に行こうと、ロシオ駅(⑧フィゲイラ広場の近く)あたりを通りかかったときに、大人の男性2人が大声出して喧嘩してるところに出くわしてしまい。尻込みして、すぐにホテルに戻っちゃったんだけど。
そのときと比べると、ずいぶん歩きやすい感じがしたなー。街がキレイになったし、観光客っぽい人たちが多いのもあるかなぁ。まあ、そもそもオットと一緒だからってのも大きいのかも。
ファド
ファドを聴ける場所って、格式の高いファドハウスから町の定食屋までいろいろあるらしく。どこに行くのがいいか、けっこう悩んだのね。ウェイターさん・ウェイトレスさんが気ままに歌う、定食屋のファドもすごく面白そうだけど。まずは最初だから、ファドハウスに行こうと思ったの。
ほとんどのファドハウスは、2部制でミニマムチャージが設定されていて、お料理や飲み物をその金額以上オーダーしなきゃならないのね。19時や20時に始まる部だと、食事しながらな分、ミニマムチャージが高くて。コース料理食べなきゃならない感じなんだけど。もちろんファド鑑賞分が含まれる設定だろうから割高。でもレストランほどに食事そのものに期待できる雰囲気ではなさそうで。
22時ごろ始まる部なら、ドリンク1杯とデザートぐらいの料金で入れるので。
2部のほうに聴きにいこう、帰りが遅いのでホテルの近くにしよう、って絞り込んでいって。ここに決めました。
Cafe Luso

老舗感ある内装、古いものを大切に使ってる雰囲気で、すごくステキ。

(けど、お店の正面からの写真を撮り忘れてた。。。)
ファドのほうは、たしか4~5人が1人ずつ出てきて、1曲ずつ歌ってたかなぁ。いちばん最初の女性の歌声がなかなか好みでした。
最後に歌った、この場を仕切ってたマダムっぽい女性の動画をYou Tubeで見つけたので。ご興味あればCafe Lusoでの雰囲気を味わってみて。
これ、2005年の動画なんだけど。この頃のほうが声量あるなー。だいずたちが行った日がたまたま体調が悪かったのか?他の人と比べても声が小さくて、あまりこう、迫ってくるものがなかったのが残念。
明かりを落とした、薄暗いなかでみんなファドに聴き入る感じなんだけど。
だいずたちのそばの、ステージにいちばん近いテーブルにいた奥様ふたりがね。スマホで写真を撮ってたの。それ自体、マナーとしてどうなの?って思ったけど。毎回フラッシュ焚いちゃってて雰囲気ぶち壊し。お店の人が、表情や手振りでやめてほしい、って伝えてるのに、やめないの。たぶん、フラッシュの設定自体、分かってないぽくて。「あらら、またフラッシュ焚かれちゃったわ」みたいな感じで、ぜんぜん気にしてないんだもの。困ったもんだ。
お店を出たのは23時半ぐらいなんだけど。まだまだ通りには沢山人がいて。

そんな心配・警戒しなくても大丈夫だったかなー。
でも、「マリファナ?ハシシ?云々」とか話しかけてくる人(売人?)もいたりして。やっぱり深夜は深夜ですね。
でね、泊まったホテルのレセプションが深夜は閉まっちゃうことを知らなくて。
ホテルのすぐ手前で、これから帰宅するホテルのスタッフと出くわして。(↓左の、手を挙げてる人)

「もうフロント閉めちゃったけど、事務所には人がいるから。インタホン鳴らして開けてもらってね」って教えてくれたのね。
でも、実際にはインタホン押してもしばらく無反応で。たぶん10分ぐらいホテルの前で待ったんだよねー。このままホテルに入れなくて野宿するんだろうか、、、ってヒヤヒヤの10分間でした。
手前でスタッフさんに会わなかったら、もうパニックだっただろうし。会えて、教えてもらえてよかったよ。
リスボン旅行の1日目はここまで。
ヨーロッパ旅行まとめ