日付が今日、6月14日になってすぐぐらいにロンドンの西のエリアですごく大きな火災がありました。今朝、会社に向かうバスで近所の友達が自分の家から煙が見えてるところをインスタに上げていたので、ボヤでもあったのかなーぐらいに思いながら出社し。夕方、設計士さんの事務所に出かける途中で、日本の家族や友達から連絡を受けて事の重大さを知りました。。
気にかけてくださってくれた方、ありがとう。ご心配をおかけしてすみません。だいずは無事です。
日本でも大ニュースになってると聞いて驚いて。火事の原因が冷蔵庫の爆発だと報道されたとお友達に教えてもらって、その原因に更に驚いた。それで、こちらでのニュースやツイッターなども見てみたのだけれど。
CNNの記事を読んでいて、ああ、、、と思ったのは。この24階建てビルが建てられたのが1974年で。2016年に中身を改装して窓ガラスに2重窓、外壁もきれいにして再開発されたそうなのです。で、去年の年末ぐらいにこのビルに住む方々(管理組合的な集まりなのかな)のブログの昨年末の記事を紹介してました。
(ロンドンGrenfel Towerの住人は火事の数か月前に懸念を示していた)
2013年にも火事があって。電気配線が間違ってたことが原因だったようなのです。(単語がところどころ難しくて、じっくりと全部読めてはないんだけれど)
あとこのビル、増築もしているっぽい。そうやって継ぎ足し継ぎ足し改装していくから、電気とか排水管とか、裏側はグチャグチャだったりするんだよね。ウチの新事業所はさらに古い建物なんだけれど。上の階の下水管や電気ケーブルがなぜこんなとこに?ってところを通ってる。それは最初から分かってたわけじゃなく、改装のためにいろいろ調べてみて初めて分かるの。
なので、冷蔵庫が爆発っていうのは、冷蔵庫の問題では無くって電気配線の問題ってことだったのかなーと思いました。
さらに、避難経路も問題があることも指摘されてたみたいだし。燃えやすい建材を使っていたらしいし。深夜に起きた火災はあっという間に火がまわって。逃げ遅れた人がたくさんいるみたいです。。。とてもとても悲しいニュース。
ウチからは車でも電車でも南西に向かって20分ぐらいかかる場所で。この地図↓の右上、CAMDEN TOWNよりさらに北に車で5分ぐらいのとこに我が家があります。火事の起きたビルは左下。

今日は地図の④あたりにある設計士さんの事務所で夕方6時から打ち合わせ。①の地下鉄駅から、いつもならバスで10分ぐらいで着くの。でも①と④のちょうど真ん中が火災現場で。ぜんぜんバス来ないし、道も大渋滞。結局ほとんど歩いて向かって、④についたのは7時過ぎでした。。。
大使館からは午前11時ごろこんな↓メールが届いてたのに、これに気づいたのは①からのバスに乗ってる時。。。
バスに乗らずに最初から歩けば30分で行けた距離。バスに乗ってしまったせいで1時間半かかったよ。。。
上の地図の②のあたりを歩いてて、ビルから煙が出てるのが見えて。わ、あの火災はこのあたりだったんだって初めて気づく。。。そして、まだ燃えているとは!すぐそこで消防の方がたが消火、捜索活動をしてくれてるのだから。まだまだキケンなのだから。あのあたりは通行できないの、当たり前だよね。(上の地図によると、②とビルの距離がだいたい500mぐらい)
そりゃ、バスが迂回するのも、道が混むのも当たり前。。。ああ、ほんとうに何も分かってませんでした。。。恥ずかしい。
こちらは地図の③から見えた煙。
立て続けにこんな悲しい出来事が起きてしまいました。
でも、ありがたいことに、だいずはとくに怖い思いをすることもなく、ここまで無事でいます。どんなに気を付けても、出くわす時は出くわすんだろうけれど。そんなときに、やり残したことを後悔したり、判断を誤って逃げ遅れたり、誰かのチカラになれる場面で思うように動けなかったりして後悔することのないように。
二度と家に帰れなくなってしまったら、さくらさんにゴハンをあげる人がいなくなっちゃうので。きっと、たぶん、さびしい思いをさせちゃうので。なにがあっても家にたどりつけるように。
明日からも気合入れて頑張ります。
日本もそのうちオリンピックあるし、地震だっていつ起きてもおかしくないし、ミサイルだっていつ飛んでくるかもしれないし。みなさんも気を付けてね。
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だいずさん、初めまして。ローマのメリィと申します。
さくらさんがあまりにかわいくってこっそりのぞきに来てましたが、初めてコメントします、どきどき。。
ロンドン、こんなに大きな事が続くなんて本当に心が痛みますね。私も友人が住んでいてよく遊びに行くのと、ロンドン大好きなので、なんて言葉にしたらいいか。。こちらでも大きなニュースになっています。
私も亡き会長サン(うさ)がいた頃は、会長サンがいるんだから何があっても生きて家に帰れるはずだ!と気合充分でしたので、そのお気持ちよくわかります
どの場所でも何事もない事を願うばかりですね