さわやかと最近お気に入りのバゲットと予約でいっぱいの寿司屋

もうすぐ11月も終わって今年も残り1カ月。なにがどうってことないけど、とにかく焦る。月日が経つのが早すぎて。

急に寒くなって、衣替えが追い付いていないうえに。日中と朝晩の温度差にカラダが付いていけないらしく、毎朝起きた時に喉や上気道に違和感を感じて葛根湯が手放せなかった11月。

先週行った、民家をそのまま食堂にしてしまった西インド料理のお店のことを書こうと、前書きを書き出したら長くなってしまったので。前書きだけで１つの日記にしてしまおう。

今月は体調不良でブログ更新が滞ってしまったから、ちょっと誰かに聞いてもらいたい世間話が整理されないまま、だいずの頭の中で溢れかえっている感じです。定期的にブログ書くの大事だなとあらためて。

 

 

御殿場で「さわやか」に入れなかった

今月に入ってすぐの、ちょうどそれまでとは空気がガラリと変わって冷え込み始めた日。

御殿場にゴルフのトーナメントを観に行ったのね。気温がグッと下がるって予報は見たけども。前の日まで日中は汗ばむ陽気だったからウッカリ油断して。そんなに着こまずに出かけたものだから。

寒くて背中にへんなチカラが入ってたようで。ウチに帰ったころには背中ガチガチ。この日の冷えが、その後のすぐ体調崩しそうになるコンディションに繋がってるんだろうなー。



ここ、晴れてたらコースから富士山が見えるらしいんだけども。曇りときどき小雨で富士山は見えず、そして寒かった！　紅葉しはじめのゴルフ場のなかを散歩するのはなかなか楽しかったし。

ゴルフといえばプロゴルファー猿（古い！）、ティーショットを見ると「旗包みしてほしい！」とワクワクしちゃうようなゴルフ知らないだいずですが。ティーショットを打つときのゴルファーさんの集中力とか、精神を研ぎ澄ませ集中させてる空気がすごくて見入ってしまう。間近で見れたのは良い経験だった。

 

せっかく御殿場まで出かけたので、ランチはなにか御殿場でしか食べれないものを、、、と探してみたものの。これってお店が見つからなくて。あの静岡の有名店「さわやか」が御殿場インター降りてすぐと、御殿場アウトレットにもあるっていうから向かってみたんだけども。

インターそばのお店は13時ごろ着いたら店の前に「180分待ち」って看板が出てたので車を停めることなく通過。そのあと行ったアウトレットのお店は14時前だったけど「本日の受付終了」だって。すごい人気だね。まあ、美味しいんだろうけど180分も待ってでも食べたい美味しさなの？

他の店舗は知らないけれど、今回の２店舗は立地的にきっと、だいずたちと同じような「あの有名店を試してみよう」ってお客さんが多いんじゃないかなと思うと。口コミってすごいね。テレビで取り上げられるのも相当効きそう。

それ以外にもきっと美味しいお店があるに違いないけど見つけることができず。アウトレット内のShake Shackでハンバーガーをいただいて帰宅。

「さわやか」はまたいつかの機会に。

 

近所にお気に入りのバゲット屋さんができた

我が家から徒歩圏内にあるパン屋さんのバゲットがなかなか美味しくて。ここもフランス産の小麦を使ってるからか、だいずが食べても調子悪くなったりしないのね（これに関する日記↓）。


ここのバゲット、１本500円（税込み）しちゃうんだけど。都心に買いに行く交通費まで含めて考えれば許容範囲ってことにしている。VIRONとル・グルニエが450円ぐらい、Gontranが350円ぐらいだからね。１本がだいずの３食分になるので、1食200円を切ると思えばまあ、そんなびっくりするような贅沢品でもないでしょ。

いつもはどこかに外出するときについでにVIRONかグルニエかGontranに寄ってバゲットを買いこんできて冷凍しておくんだけど。ストックが無くなるタイミングで外出の予定がなければ、徒歩圏内のこのお店のバゲットで補充してたのね、最近は。

それが。食べるごとにだんだんその美味しさに気づいてしまい。ここのバゲット、もしかしたら、ただいまだいず的バゲットランキング1位かもしれない。

たぶん使ってる粉が良いんだな、小麦の香りがものすごく良くて。水分少な目、せんべいならば頑固餅みたいな。小麦が詰まってゴリゴリした食感で、噛みしめるほどに味わい深い、そんなバゲットなの。

店頭に「ラベルルージュ」使用って書いてあるのは最初から目には入ってて、小麦の品種かと思ってたんだけど。


この機会に調べてみたら、「赤ラベル」って意味で、”通常販売されている他の類似製品の生産条件よりも高いレベルの品質であることを示す、フランスの国家指標”なんだってー。

FRANCE365　『フランスのスーパーで見つけた「赤ラベル」とは？』

これを知ると、少し高いお値段も、小麦の香りがとても良いのも、なるほど納得なのです。

 

このお店の商品、メインはクロワッサンで。そちらもたしかに美味しい。でも、クロワッサンはもっとお高くて1個600円越えです。まあ、手はかかるしバターいっぱい使うし、しかたないけど。どうってことないケーキ屋さんでもケーキ1個500円超えてる今日この頃なのでね、ここのパンオショコラ食べたほうが満足度は高いかもしれず。ケーキ買う代わりに選ぶぐらいな登場頻度になるな、だいずには。

都心ならそれだけでもやっていけるのかもしれないけれど、ここは住宅地。しかもそんなに尖ったお店が少ない地域だからかな、もうすこし手軽に買える、ドーナツやメロンパンや、食パンも出されていて。

うちのオットはハード系好きじゃないからさ、このお店でオット用にメロンパンを買ったりするわけです。で、初めてメロンパンを買ったときに店員さんに「当店のメロンパンはフワフワじゃなくてカリカリなんですけど、大丈夫ですか？」みたいなことを聞かれて。

何を言われてるのか良く分からなくて「えっとー、それは、、、どういう意味ですか？」って思わず聞き返してしまったら。

なんと。他のお客さんから、メロンパンってフワフワしてるものなのにここのは違ってカリカリだったわ、みたいなことを言われたらしい。それで他のお客さんにも「大丈夫ですか？」って聞くってことは、よっぽど頻繁にそう言われてるか、はたまた「思ったのと違ってガッカリしたわよ」的なクレームっぽい言い方をする客までいたのか？　だとしたらお気の毒に。

「自分の知ってるメロンパンと同じじゃなきゃイヤなら、いつものやつだけ食っとけ。」

と、だいずがお店の人に代わってお伝えしたい。

これだけしっかりしたフランスパンを作るお店が、メロンパンや日本的食パンを作るだけでも、この地域の客層に合わせてもう十分頑張ってるよ。これ以上変わらずに、そのままでいてほしいものの。

ここ、平日はぜんぜん混んでないからなー。Googleの口コミ見ると、評価してる人もいるので大丈夫なのかな。いいもの出してても売れなきゃお店が存続できないけど。じゃあ、テレビとか芸能人で美味しいパン屋って紹介されちゃって、混みすぎて買いにくくなっちゃったらヤダし。そのバランスが難しい。

このお店を好きになってくれるヒトが多すぎず少なすぎず、適度に居てほしいというワガママな願い。

 

半年先まで予約でいっぱいの寿司店でご馳走になった

オットのお仕事関係のとある方のお誘いで。

予約がずいぶん先までいっぱいで、毎回行ったときに次の予約を入れて帰る、みたいな使い方をしているそうで。今回は今年5月に取った今月の予約枠に、だいず夫婦も入れていただいた形。



大きなカウンターだけの16席（ぐらいかな？）のお店。

オープン5分前ぐらいに店の前にワラワラと人が集まってきて。時間になったら店主さんに出迎えられて入店。

店内は明るくてスタイリッシュ、ネタはもちろん新鮮で。お酒も名だたる銘酒が揃っていて薄張りの美しいグラスで出される（上の写真の写ってるのじゃないよ、これは炭酸水）。今どきのお寿司屋さん、とでもいうのかな。

たまに女優さんらしきお客さんがいたりするらしい。この日も、キャップを目深にかぶった女性が男性3人と一緒に来ていて芸能関係っぽい匂い。もう1組はどうやらゲーム会社の役員とかそんな感じ。

だいずはもしかしたら風邪をひきかけていたのかもしれない、この日。味覚がちょっと鈍くなっていて。お寿司が感動的だったかといえば、それほどではなく。もちろん美味しいんだけど、ひっくり返るほどではなかったなー。

もっと体調絶好調なときに行きたかった。せっかくお誘いいただいたのに残念。

 

まあ、鮮度だけでいえば。子供のとき、父が釣ってきた鯛をその日のうちにお刺身にして食べたときのが新鮮でコリッコリの食感で美味しかったし。はま寿司やスシローでも、そのときどきでアタリのネタがあって。ちゃんと選べばコスパ最高なんだけれど。

新鮮な魚介に職人さんの確かな技術が加わり。さらには有名なお寿司職人さんのなかなか予約が取れないお店で、女優さんもいたりするような空間で美味しいお酒を飲みながらお寿司をいただく、その全部をひっくるめたものがこのお店の価値なんだろうな。そういうお店の常連である自分、というステイタスのようなものにおカネを払うんだろうね。

高級なお寿司の美味しさも、きっと何度も食べてくうちに理解できるようになるのかもしれないけど。

だいず的には、たまに贅沢するなら高級ステーキハウスで高級ステーキのほうがいいし、毎週ポジマサさんに通うほうがいいかもー、なんて思ったけど。

でも、それはここでのお食事を体験して初めて言えることだし。有名なお店なら一度は試してみて、それから判断したいよね。そんな機会をいただけて感謝。

とりとめのない、2023年11月の食日記。