はい、まずはケルンでの食べ歩き。ケルンでの観光はまた別の日記を書く予定。
ケルン・昼 ビール醸造所レストラン
そういえば、すっかり忘れてたけど。ここも、下調べしてなかったお店だった。ケルンに午前9:30に着いて、16:00の電車でストラスブールに向かうまでの6時間半の間に、できればこのタイプのレストランを2軒ハシゴしたいっていう野望を持っていたので。開店時間が早い店を見繕っておいたのね。
GoogleMapには11時半オープンと出ていた別のお店に行ってみたらオープンは正午だったうえに。入り口で店内の様子を伺ってると、目の前を店員さんが通り過ぎるのに、話しかけてくれることも無い。こっちから、「まだ早いですか?」って聞いたら「イエス」と答えるだけ、という無愛想っぷりだったので。この店はやめて。
もう1軒、下調べしてた店に向かう途中にあったのが、このブラウハウス・ジオン。
BRAUHAUS SION
まだ正午前なのに、テラス席は満席だし。店の入り口に人だかりができていて。これは、もしかして人気店なのかしら?って様子を伺っていたところ。
この店員さんが「日本人ですかー?」って一部カタコトの日本語で声かけてくれて。
このお店、開店時間10時半、食事は正午から出してるらしい。最初からここにこればよかった!
とりあえずバーエリア的なところでビールを飲んで待って、正午になったら店内の席に移動。
このお店、どの店員さんも、めちゃめちゃ調子よくて。
お料理の注文も、考える時間を与えてくれず。「これと、これと、これがいいんじゃない?」って言い放ってテーブルを離れようとするので。「待って待って、ケルンならではのゴハンが食べたいんだけど(それで大丈夫?)」って伝えたら、「じゃあ、これはどう?」っていう流れで。いただいたのが、
- オーブンフレッシュ・シュバイネハクセ(豚すね肉のオーブン焼き)
- ジオン・ソーセージ(1/4メーターのソーセージ)
で、出てきたのはこんな感じ!
ソーセージはね、日本の「シャウエッセン」みたいな、皮パリ、肉汁ジュワ的なのとは違って。肉が詰まってドッシリ重い。美味しいけど。シャウエッセンっていったい何だったの?って、ドイツでソーセージを食べるたびに??な気持ちになった。
ソーセージの隣のお皿は付け合せ。サボイキャベツのクリーム和え(お皿 手前側)と、炒めたポテト。炒めたポテトは、「ジャーマンポテト」ってやつだね。(メニューにはBratkartoffelnって書いてあった。brat=fried+kartoffeln=ポテト)いちばん奥の、シュバイネハクセのお皿に乗ってるのもジャーマンポテト。
サボイキャベツのクリーム和えは、初めて食べる味。これすごい好きだった。キャベツはザワークラウトぽく発酵してて。ねっとりしたポテトクリームみたいなもののなかに混ざってる。ジャーマンポテトも、芋がホクホクで美味しかった。
そして、そして。感激の美味しさだったよ、シュバイネハクセ!
塩やハーブでマリネした肉を茹でたのがアイスバイン、それをオーブンで皮がカリカリになるまで焼いたのがシュバイネハクセ。
ドイツではアイスバインをベルリンで(→そのときの日記)、シュバイネハクセをデュッセルドルフで(→そのときの日記)食べたことがあったけど。今回のシュバイネハクセが圧倒的大差をつけてイチバンだったなー。外側のゼラチン質の部分が水分が抜けてネチネチっとして。
ナイフ無くても、身がホロホロっと骨からはがれる。味付けは濃すぎず薄すぎず。
これは、アタリです。ドイツは、ベルリン、デュッセルドルフ、アーヘン、ハンブルグとケルンに各1回ずつ、5回遊びに行っただけだけど。そのなかではここがイチバン美味しかった!
ケルン・おやつ ケーキやさんでお茶
ジオンでのランチが大満足だったからか? ビールはもういいかなぁという気分になり。しばらく街歩きをしたあとに、ケーキやさんへ突撃。Fassbender
サイトを見た感じ、ドイツ国内に8店舗ぐらいありそうなカフェ。ドイツのスイーツだと思ってたんだけど、クロワッサンやバゲットの写真も出ているということはフランス菓子のお店なのかもしれない。。。
でも、いただいたケーキはフランスというよりはドイツ的な。大きめだけど、素朴で甘さ控えめだから、意外とペロッと食べれちゃう。アーヘン(→そのときの日記)やフランクフルトで食べたケーキもそんな感じだったから。ドイツのケーキとはそういうものなんだと思ってた。
そして、、、残念ながら写真はこれ↓しか撮ってなかったー!
手前はフロッケンザーネ。ドイツの伝統的なケーキで、シュー皮をつかったミルフィーユみたいになってて。洋酒付けのサクランボが入ってる。けっこうお酒強くて。でも美味しかった!
奥にチラッと写ってるのはアプリコットのクレームフレジェ。クレームフレジェはフランスのケーキの名前だね。でも、タルトっぽかったけどね。
ここでも店員さんは年配の男性だったんだけど。母がトイレに行ってる間に飲み物が運ばれてきたのね。で、コーヒーは母の分はカップだけ置いていって(上の写真、カップの上にソーサーが置いてあるの、分かるかな?)、母が戻ってきてから注ぎに来てくれたの。
接客は細やかで。ユーモアもあって。お客さんとのコミュニケーションを大切にしてる、というか。型にハマらない、その人の個性を感じる接客というか。ベテランさんで安定感あって。あんまり日本のカフェでは見かけない形だなーって。こういうのも、いいなーって思ったよ。
***
ケルンでの食べ歩きはこれで終了。大満足で、つぎの街ストラスブールに向かったよ。ストラスブールの夕飯が、だいず的にはいちばん期待してたところだから。これでもイチオウ、ケルンでは食べ過ぎないように気をつけたのでした。
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そして、ストラスブール。
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