あっという間に9月が終わっていく。このフレーズ、あまりに毎月毎月のことなので敢えて各必要もないのかもって感じ始めてるぐらい。そして、8月も9月も、何をやっていたのか思い出せない。
なんて思っているときにYouTubeのタイムラインに「最近、何かがおかしくないですか?時間が流れるのが早すぎる」って動画が出てきて。この人の動画観るの初めてだったけど、内容がいまの自分に当てはまりすぎてるので。
とりあえず、しばらくデジタルデトックスしてみよかなと思いはじめたところです。ここ数カ月は、家事をしてるときにYouTubeを聞き流してたんだけど。それが原因なのかもしれないな、と。
2023年8月にカラオケやさんでミシン借りて麻パンを自作し、2023年9月にはお手軽価格の家庭用ミシンをお迎えして。それから2年間。始めはどんな生地を使ったら、どんな型紙を使ったら、自分の思うような服を作れるのかぜんぜん分からなかったので。いろんな型紙本を買ったり借りたりして、失敗してもいいようにお手頃価格の布を買い集めて、いろいろ試してきたけれど。
ようやく、なんとなく、もう手あたり次第、「試しに作ってみる」のは終わりでいいかなーという気になってきたかも。春夏の服は間違いなくそんな感じ。で、もうちょっと自分好みのものが作れるように、好きなブランドの服を意識して、それに近い雰囲気のものを作れるようになっていけるといいなーというのがこれからの目標。
あ、でも、秋冬はまだちょっと経験値が足りないかな。
インスタやこのブログで、月ごとに作ったものをまとめて記録に残すことで、自分の頭のなかも整理できるし。それを見て、着てみたいと声をかけてくれる友人知人がいるのもとてもありがたく。
自分用の服だとちょっと失敗してもやり直しするの面倒くさくてそのまま見て見ぬ振りして済ませちゃうけど。誰かに着てもらうとなると、失敗しないようにって緊張感あるし、気になるところは解いて縫い直すんだよね。だから、誰かに着てもらう服を作るときのほうが裁断する前からいろいろ考えて、とても修行になっている気がするし。
気に入って着てもらえることがほんとうに嬉しくてやりがいがあるんですねー。
ただ、私の技術はほんと未熟で、まだまだ成長途中なので。あとあとで振り返ってみた時に、あーもっとキレイに作れたのに、みたいなこともあるかもしれなくて。なるべくそういうことが少なく済むように、と、いろいろ調べながら考えながら作っている。
自分のものを作るときにも、もっと慎重に、丁寧に作れるように。これからは、安いからとむやみに手を出すのはやめにして。すっごくすっごく気に入った生地だけを使って作っていくようにしよかなーなどと考えている今日この頃であります。
もくじ
同じ形を違う生地で作る
(すべて左が初回、右が2回目)・リバーシブルジャケット
泉谷恭子さん「自由に遊ぶ、ヴィンテージライクな服」
着丈マイナス10cm
・スタンドカラーブラウス
香田あおいさん「基本は7つのワンピース」
9号、丈をマイナス2cm
・フレンチスリーブワンピース
市販のワンピをもとに。ベースは香田あおいさん「基本は7つのワンピース」を使ってアレンジ。
・スウェットベスト
岩崎ゆかりさん「Veritecoeur SEWING BOOK」これは自分用。裾リブを共布に変更。
自分用には同じ形を繰り返し作る機会って限られていて(ものすごく気に入ってるものとか、何枚持ってても持て余すことが無い系のものだけ)。生地違いで作ると、生地の雰囲気によってずいぶん印象が変わることが目に見えて理解できるので。すごく参考になる。
「同じ形で2度作ることで腕が上がる」と言われるようなので。まさに修行の機会なのです。
パジャマへの転用
パジャマではない型紙を使ってパジャマを作る。・Vネックプルオーバー大
濱田明日香さん「大きな服を着る、小さな服を着る。」
・ペチコートパンツ
香田あおいさん「大人だから、甘い服」
裾のレースを、共布のフリルに変更。
ここ数カ月でパジャマの型紙使ったパジャマを結構まとめて作ったんだけれども。わたし、風呂上りにオイルで顔~首元(鎖骨まわり)をリンパマッサージするので、首回りが大きく開いてるパジャマがいいんだけど。使ってたパジャマの型紙はそこまで首元が開いておらず。
普通のプルオーバーからパジャマとして使えそうなもの、かつ、作ってみたかった形のなかから選んだよ。

Vネックプルオーバーの小でも良かったんだけれども、それだと使った生地が微妙に余るし、パジャマだから大きいほうが着心地いいかなーと。でも、丈が長すぎて、裾がパンツに引っかかって腕の上げ下ろし(寝る前のラジオ体操)がやりずらかったので。完成後に丈をマイナス14cm。
裾は見返しを付ける形で、それもう1回やるのが面倒だったし、ポケットも邪魔だなーと思ったので。ポケット部分を切り出して丈を短くしてみた。
パンツの共布フリルはパジャマ感が出ていい感じ。フリルって身に付けてるとウキウキするの、乙女心がくすぐられる感じなのも良い。
布はユザワヤさんのビックリ割引価格で4mも買ってあった綿100%。柔らかくてパジャマにピッタリでした。
ちょっとの生地で作れちゃうのが夏服のいいところ
・サイドリボンベスト
岩崎ゆかりさん「Veritecoeur SEWING BOOK」
縦長に細く残った生地を使って作れちゃうのが素晴らしい。(スタンドカラーブラウスの残布)
・ショルダーギャザートップ
濱田明日香さん「甘い服」
1.1mのハギレでできちゃうお手軽さ、なのにかわいい。ただ、この布だと思ったよりふわっとしすぎで。もう少し落ち感あるキリっとした生地のがきっとステキに仕上がるんだろうな。
型紙購入
型紙本でトレースするのと比べると、1着(1サイズ)で1冊分ぐらいのお値段するのでなかなか手を出しにくいけれど。型紙本から作るのってだいたい1~2着なのでね。そう考えれば似たような価格だし。どうしてもこの形が欲しい、きっと型紙本では同じようなものは見つからない、と思うものは潔く買うしかありません。まあ、トレースにかかる時間を短縮できると考えれば、致し方ない出費かなーと思うようにしております。

・布Tシャツ(メンズXL)ポルカドロップスさん
オットには、去年は開襟半そでシャツを作ったの。でも、ぜんぜん着てもらえないし、「こういうのはそもそも着ない」と明言されてしまったので。
Tシャツ、布帛で作ったらきちんと感が出るのかなーと思って。Tシャツなら何枚か繰り返し作るだろうと思って。型紙購入しましたよ。
サイズをちゃんと測って買ったんだけれども。やっぱりちょっと小太り気味の体形の場合、ニット地で少し締まる形のほうが痩せ見えするような気がします。痩せてる人がサラっと着るのがステキなのではないか。
何度か着てくれてはいるので、そのうちに着画撮ろうかな。
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9月ももう残りわずか、洋裁合宿に参加したりとまだまだ洋裁沼にどっぷり浸かっております。夏のあいだは暑くて暑くて、日暮里への布買いも控えめでしたが。少し涼しくなったので秋物に使える布を探しに行きたくなってまいりましたー。