あっという間に7月も半分終わり。梅雨が明けてしまったね。
カラダの水分をうまく外に出せず、カラダに湿がたまりがち、むくみがちな体質なもので。梅雨の季節はとてもツライ。なんとかむくみを解消したくて、いろいろ試してみたものの。
結局は運動なんじゃないか、という考えに至り。6月は散歩に励んでいたの。目に見える結果はないものの、もう少し続けたいなぁと思っていたのだけれど。こう日差しが強いとねー。
気持ちを切り替えて、今朝は早朝に歩いてみた。公園の緑が朝陽を浴びてとてもキレイだったものの。
日中よりはマシだけれど、やっぱり日差しのなか歩くのはツライ。日陰を探しながら歩いてみたけれど、それでもやっぱり汗だくになってしまったよ。
で、昨日から始めたのは、肩こりや腰痛解消の運動。おウチのなかでできる、しかも3分間ぐらいで終わるやつね。効果がでるといいなぁ。
ところで、わたしが日本に帰ってきてからもどっぷり漬かっているハーブな暮らしを、このブログでも少しずつ紹介していこうかな、と思います。
今回はその第1弾、お肌用に活躍しているカレンデュラです。
「ハーブのある暮らし」とかいってお肌に使うものをハーブで手作りするなんて、そうとう意識高くて、そうとう器用で、そうとう詳しくないとできないんだろうなぁ、と思い込んでいたのだけれど。実際作ってみたらとても簡単だったのね。
時間をかけて丁寧にやることももちろんできるんだろうけれど。だいずの場合はそういうんじゃなくて。ずぼらでいい加減なだいずでもできちゃってる、ってものたちをお伝えしていきたいなぁと思ってます。
もくじ
カレンデュラ
和名キンセンカ、別名マリゴールド。カロテノイド色素によるあざやかなオレンジ色の花びら。古くから皮膚や粘膜の損傷に用いられてきた。
主要成分:カロテノイド(ルテイン、リコペン)、タラキサステロール、フラボノイド(クエルセチン)、苦味質
リコペン…トマト、スイカなどに含まれる。強い抗酸化作用。血流改善、視機能の改善。
タラキサステロール…植物ステロール。腸管でのコレステロール吸収の阻害。胆汁を増加させ消化を促進。
クエルセチン…ビタミンPと似た働き=ビタミンCの働きを助ける。抗酸化作用。関節の痛み緩和、血管保護・血流改善。
必要な器具

- ハンドル付きガラスボトル(ダ●ソーで購入)
- 保存用遮光ガラス瓶(青いのは買いました。茶色いのは栄養ドリンクの空き瓶、よく洗って使ってます)
- 計量カップ
- コーヒーのペーパーフィルター
ガラスボトルはハンドル付き推奨。とくにチンキはアルコールが揮発して蓋がきつく締まって開けにくくなることがあるのでハンドル付きが便利です。
材料が直接触れる部分は煮沸・熱湯消毒もしくはアルコール消毒しておく。
材料と作り方
チンキ(ティンクチャーと言ったほうがオシャレよね)

- カレンデュラ 4g
- ウォッカ(40度) 100ml
インフューズドオイル

- カレンデュラ 4g
- スイートアーモンドオイル 90ml
- 小麦胚芽油 10ml
作り方(チンキ&オイルほぼ共通)
- ハンドル付きガラスボトルに上記材料を入れて蓋をする。カレンデュラが完全に浸る量のウォッカもしくはオイルを入れること。
- 1日1回ビンを振って中身を混ぜる(これ、忘れがちでしたけどなんとかなります)
- 2週間漬け込む
- ペーパーフィルターを使ってこし、保存ビンに入れる。
- 冷暗所で保存。保存期間はチンキが1年、オイルが3カ月。
ハーブが液から出ているとそこから腐敗したりすることもあるみたいなので、液を十分に入れることを注意するぐらい。
違い、使い道など
チンキは脂溶性・水溶性の両方の成分を抽出できる。ウォッカを使っているので外用・内用両方に使える。とはいえ、カレンデュラのチンキを飲んだことはないなー。粘膜を修復してくれるので、胃腸が荒れた時にはお茶に数滴入れて飲んだらいいのかもしれません。オイルは、脂溶性成分を主に抽出。外用のみ。組み合わせるオイル自体にもお肌に良い成分が含まれているし。オイルのとろみがあったほうがお肌には伸ばしやすいので、スキンケアにはこちらが向いているんじゃないだろうか。
ウチでは
・オイルとチンキとハーブそのものを練りこんだ石鹸(顔・体用)

これも捏ねて丸めて乾かすだけ。
・シアバターとカレンデュラオイルを混ぜたクリーム
(これもシアバターを湯煎してカレンデュラオイルと精油(エッセンシャルオイル)を混ぜて冷蔵庫で固めるだけ)
に主に使ってる。
あと、カレンデュラチンキは、お湯で10倍ぐらいに薄めて、さくらさん(猫)の下あごに塗ってます。アゴニキビ対策に。
石鹸やシアバタークリームの作り方や、さくらさん(猫)に使ってるハーブについては別の日記でまた詳しく紹介するつもり。
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先週、会社員時代にとても良くしてもらった先輩が夢に出てきてくれました。
職場らしきところで、なぜかデスクの上にいろんな種類のお花を並べながら、同僚とおしゃべりをしていたの。そこにその先輩が通りかかって「ねぇ、このお花もらっていい?」って。で、「もちろんですよ、どうぞどうぞー」ってお渡しした、ただそれだけの夢なんだけど。
会社を辞めてから、だいずのほうがいろいろとバタバタしていたのでなんとなく連絡を取ることがないまま日本を離れてしまい。(そういう知人・友人、多数です!ごめんなさい) オランダに住んでるときに別の先輩から、彼女の訃報を聞きました。葬儀にも参列できず。
目覚めたあともその夢をはっきりと覚えていて。あれから3年、覚えている限りでは夢に出てきてくれたのは初めてだったのね。そういえば、亡くなったのってちょうど今ぐらいの季節だったよなーって。LINEを遡って日付を探してみたところ。
夢を見たの、訃報のお知らせを受け取った日、お通夜の翌日でした。
その前の週に亡くなったと書かれていたので、命日というわけではなかった。(もしかして!と思ったんだけど、違った)
それでも。
会いに来てくれたのかなぁって。お花をお渡しできてよかったなぁって。うれしい気持ちでいっぱいになりました。あのサラっとした話し方がね、その方らしくて懐かしく思った。
たまにこういう不思議な夢を見ることがあって。そういう夢のことはずっと忘れられないものばかりなんだけれど。でも、忘れてしまわないように、日記に残しておきたくなりました。