ドイツに行く機会があればついでに買ってきたいと思っていたもの3つ、はちみつ、薬用ハーブティ、鼻炎用ホメオパシースプレーを、今回アーヘンに行ったときに買って帰ってきたよ。
もくじ
体質改善に
年々ひどくなってきているような気がする鼻炎。鼻水があふれるたびに、もう十年以上前に東京の山手線で見かけたおじいさんのことを思い出すの。車掌さんの話し方をマネて「次は~、ハナジルでーせいいっぱい~、ハナジルでーせいいっぱい~」って言いながら車両の中を練り歩いていたおじいさん。そのときは、(なんじゃそりゃ)と思っただけだったけれど。今となっては、だいずだってハナジルで精一杯だわ。もしやあれは、だいずの未来を暗示(明示?)する白昼夢だったのか?
今年は、年初にインフルエンザに罹り、夏にはぶどう膜炎に罹りまだ完治せず。目の調子が悪くなったのとほぼ同じタイミングで、鼻炎もひどくなり、さらに腸も、昔、潰瘍ができたときと同じように、特定の食べ物に過敏に反応するようになってしまったの。たぶん、全部つながっていて。免疫がうまく機能してないのかなーって思うので。
ドイツのはちみつと薬用ハーブティを試してみたかったし。ホメオパシーはロンドンで試してみて良かったので、同じものが欲しかったの。
はちみつ
まだまだ続く、だいず的チーズ&はちみつトーストブーム。美味しいはちみつが手近なところで買えないかなーって調べてたら。ドイツのはちみつは、なんだか特別らしいっていうのがだんだん分かってきたの。ドイツには「はちみつ純正法」という食品法があって、その基準がとても厳しいらしい。基準の詳細とか、難しいことはよく分からないけれど。とりあえず食べてみようということで。
今回はスーパーで売ってたものを3種類、買ってきたよ。

※いちばん右はオランダのスーパーで買えるオーストリアの「森のはちみつ」
左から
- 森と花のはちみつ 500g €8.99
- 森のはちみつ 500g €5.49
- 野生のフルーツのはちみつ(有機)250g €4.49
- 森のはちみつ 500g €6.49

いちばん左のは、さすがお高いだけあって香りが華やかで後味に酸味というかさわやかさがあり。「クマのプーさん」ばりに舐めつづけたい感ある。美味しい。左2つのメーカーは同じなんだけれど、いちばん左のはラベルに生産者名が入っている、ドイツ養蜂協会認定(純正法よりさらに厳しい基準?)のはちみつ。ふむ。
森のはちみつっていうのは樹木の蜜なんだね。メープルシロップに似た感じがするのは、木の蜜だからなのか。これも今回知りました。
フルーツのはちみつは、花のはちみつに「エルダージュース」(ってなに?)とローズヒップの粉末が入ってるから、もはや別ジャンルなんだけれど。でも味はちゃんとはちみつでした。ヨーグルトに入れたら華やかね。
ドイツの法律は「はちみつが元々もっているものを外に出してはいけない」という考えで、香りが抜けてしまってもこれに反することになるそうで。はちみつの香りがそのまま残ってるって、けっこう癖があるのかなーなんて思っていたんだけれど。そんなことはぜんぜんない。自然な香り。自分がいままではちみつって思ってたものって、いったい何だったんだろう?とまで思ってしまう。
左から2番目や、オーストリアのも悪くないけれど。じゃあ何が違うのか、もうちょっと詳しく調べてみようかな。はちみつ、深いね。
自分でもどうしてこんなにハマっているのか分からないけれど。
なんの変哲もない、薄切りパン2枚の間にゴーダチーズとハ...
薬用ハーブティ
これはお友達に薦められて。ドラッグストアで買ってきたよ。
Arzneiteeと書かれてる、Arznei=医学、tee=お茶です。
事前に調べたところ、クナイプとかいろんなメーカーが出してるようなんだけれど。今回はBad Heilbrunner社のしか見つけられなかったよ。それぞれ何に効くかが商品名になってる。
- 睡眠と神経のお茶
- 首と喉のお茶
- 咳と気管支のお茶
- 肝臓と胆嚢のお茶
- タイム(ハーブの名前)のお茶
- 胃腸のお茶
- 胸と咳のお茶
- 免疫活性のお茶
そしてそして。
さっそく2を試してみたらすごい効きめでビックリした!

パッケージには「1年に4~6週間よりも長く飲まないこと」って書かれていて。これは、たしかに薬だわ。
2箱買ってきたのに、よく読んでみたら1回に2袋使うって書かれてるから。その通り使ったらあっという間に無くなってしまったよ。どこかでまた調達しなければ。
これ、お隣の国なのにオランダでは見かけないのよね。ネットで調べたらオランダの薬局で扱ってるところを見つけたけれど1箱€2.2もするの。。。オランダで売ってるハーブティで似たようなのを見つけるか、ネットで同じの買うか、だな。わざわざドイツまで行くよりは安いもの。
さっそくオランダの似てるのを買ってみたので、、、それも飲んでみて、どんな風に効いたかを詳しくまとめてみようと思ってます。
鼻炎用ホメオパシースプレー
ロンドンで買ったスプレーが終わってしまったの。同じ銘柄がオランダでも売ってるけれど、でもお値段やパッケージが微妙に違う。で、これ、ドイツの製品なのでドイツのアマゾンで調べたら、ロンドンで買ったのと全く同じものを見つけて。でも、ほかの食品とかと一緒にカートに入れて買おうとしたら、このスプレーだけは「オランダには届けられない」ってエラー出ちゃった。薬関係の法律の問題なのかな。
↑小さいほうの箱・ボトルが今回ドイツで買ってきたもので€7.81、大きいほうがオランダ品で€11ぐらい。
オランダのは、Holland&Barretteっていう健康食品を売っているチェーンで、誰でも手に取れる棚に置かれていて。ドイツは処方薬局(apotheke)での取り扱い、棚には置いてなくて、お店の人に頼むと奥の薬棚から出してくれる。
日本ではベセスダホメオパシーショップというところで扱ってるの見つけたよ、2450円。これもパッケージが微妙にドイツのともオランダのとも違う。
有効成分も微妙に違って
- Euphorbium(トウダイグサ科)
- Pulsatilla(西洋オキナグサ、アネモネ)
- Luffa(ヘチマ)
- Argentum nitricum(硝酸銀)
- Hepar sulfuris(硫化カリウム)
- Hydrargyrum biiodatum(水銀)
- Mercurius iodatus ruber(水銀)
- Mucosa nasal suis
- Sinustisinum
ロンドンのホメオパスに出してもらったレメディーはHydrastisとPulsatilla。この鼻炎スプレーにもPulsatillaが入ってるの。でも、PulsatillaよりHydrastisのがだいずの症状にはさらに効いてる感じがあったので。これをどこかで手に入れなければ。
高校生のころから養命酒を飲んでただいずでして。基本的に不調なときは漢方とかハーブとかに助けを求めることが多くて。なるべく...
まだまだ捜索は続きます。
おまけ
そしてスーパーで見つけた日清焼そばは1袋€0.59!日本の味がこの値段で買えるのはうらやましい。
↑左はアーヘン名物のお菓子「プリンテン」の一口サイズ。スパイスが効いていて美味しいよ。
オランダよりもお買い物が楽しいなーって思ったよ。お隣の国なのにずいぶん違う。また行きたい。
ヨーロッパ旅行まとめ
だいずさん、こんばんは。
大聖堂と言えばケルンと思いきや、アーヘンの大聖堂もキラキラしていてきれいですね。クリスマスマーケットも続々開幕?し、これからヨーロッパの華やかな一面が見られる時期ですね。
ドイツのはちみつ純正法なる法律があること、初めて知りました。ドイツはbioといい、ハーブといい基準が厳しいですね。キッチリしたドイツ人気質が基準にも反映されているのでしょうか。生産者は大変かもしれないですが、消費者としては安心して購入できるのでうれしいですよね。とても効いたという薬用ハーブティにも興味津々です。そんなに効くなら、私もぜひゲットしなくては!