花粉、ほんとひどくないです?
だいず、例年は鼻がすこしグズグズするぐらいで。ハーブティと、たまに小青竜湯(漢方)に頼ればなんとかしのげる感じだったのが。今年は違う。目がすごく痒いし。鼻の奥や喉もイガイガチクチクして、激しいクシャミがたまに止まらなくなるよ。
1日中家の中に居られれば症状そんなでないけど、そんなわけにもいかず。昼間外出するとテキメンね。外に出てる間はそんなにひどくなくて、帰宅して家のなかに入ると症状が出るのはどういう仕組みなのかしら。目は涙でジワジワして真っ赤、クシャミが止まらなくて。昨日は激しく荒ぶるクシャミをしたときに奥歯で舌の付け根を噛んでしまい。今日もまだ痛い。ほんと、舌を噛み切ってしまったらどうしようかと、身の危険を覚えるほどの激しさよ。
あとは、食後も、食べたもの次第でクシャミが止まらなくなるので。気を付けねばと思いながらも、誘惑に負けてチーズケーキをホールで買ってしまったり、美味しそうなイチゴが割引になれば生クリームも一緒に買ってきてしまう。乳がダメだと分かっていながらも完全には断ち切れないんだよなー。だって美味しいんだもの。
そんななかでも、スパ活はまだまだ続いているよ。
今日は、幡ヶ谷にあるタンジャイミールスのことを振り返ってみようかと。
スリマンガラムでシェフをやってた人が今年1月にオープンしたお店。スリマンガラムさんがインスタでこのお店のオープンのこと紹介してるの見かけて。これは行かねば、と思っていたのです。
タンジャイミールス
お店の名前「タンジャイ」は南インドの古都「タンジャーヴール」の呼称で、シェフはこの街の出身なのだそう。スリマンガラムはチェティナード料理を出すお店で。タンジャーヴールはチェッティナードから100キロぐらいの距離らしい。東京駅からなら、千葉の銚子港ぐらいの距離。
チェッティナード料理は、その地方に多く住んでいた商業カーストのコミュニティで食べられていたゴハン、ということらしいので。地理的に近いからと言って料理の雰囲気も近いのかどうかは良く分からない。
ランチメニューは、ミールス(ベジ、ノンベジ)のほかに、ティファン(ドーサ系)、カレーセット(カレー1or2種+ポロッタorチャパティorライス、ナンは無い)。
だいずは迷うことなくベジミールス(1450円)。平日の11時に入ったので、空いてます↓
↓小皿左からサンバル、ラッサム、クートゥ、カラコロンブ、スイーツ。ライスの左にポリヤル(ジャガイモ)、ライスの右にピクルス(レモン)、そしてアッパラム(タミルナードゥの「パパド」の別称?薄焼き豆せんべい、米入り?)。サンバル、ラッサム、ライスは各1回お代わり無料。
だいずはもちろん、お代わりさせてもらい。満腹、大満足。
ここは好きかもしれない。
4皿それぞれ特徴のある味だし(数だけ揃えた、って感じがしない)、レモンのピクルスも自家製ぽいし、ポテトの炒め物もとっても良い味だった。ひとつひとつ、ちゃんと作ってる感じがして。極めつけは、米がポンニライスで、さらにお代わりサービス付きなのが嬉しい。
料理の種類じゃなくて、丁寧さが好きなのだとしたら。お店が忙しくなっても継続されるのかな?というのが気になるので。定期的に食べに行ってみようかな。
南インドのシャバ系にはやさしい雰囲気のポンニライスがすごく合うことをようやく理解しはじめてきていて。ウチで作るときも、ちょっと良さげな香りの良いバスマティライスを使うと米のが存在感大きくなりすぎちゃうんだよね。安物のボロボロしたパスマティ米のがいい。日本米はもってのほかで。あの香りが、南インドのスパイスの香りにはまったく合わなくて。スパイスが台無しになるし、日本米も台無しになる、お互いに良いところのない組み合わせと思う!
ミールスのライスに日本米を出しているお店は、たとえオプション(追加料金)でインド米に替えれるとしても、なんとなく不服というか腑に落ちない気持ちが湧いてきて楽しく食事ができないし。ブレンドしてるところも、微妙と思うことのが多かった気がする。
だから、新しくお店開拓するときに、口コミであがってる写真の米の部分を凝視して、大丈夫そうなところを選んで行くようにしているの。
お店が有名になるほどにインド米に慣れないお客さんも来るようになって、幅広く楽しんでもらうために工夫されていたりするのかもしれないけれど。だいずにはそれがとても居心地が悪い。南インドの有名店で昼時にカレーとナンのセットを食べてる人を見てもモヤモヤする。いや、何を出そうと・選ぼうと、自由なんですけども。
なので、ポンニライスがデフォルトで、さらにランチにナンも出していない、というだけでもだいず的には良い感じだし。その方向でこれからも頑張ってほしいと思うのでした。