オランダのスーパーではアルバート・ハインが好き 上手に利用してるようでいて家事の手抜きが加速しているよ


オランダのスーパー、アルバート・ハインといえば。ユンボやディルク、ドイツ系のリドルやアルディと比べて割高と言われているけれど。

ほぼ1年アムステルダムに住んでみて、だいずはアルバート・ハインがいちばん好き。品揃えが良いのと、陳列がキレイでお買い物が楽しいのがその理由かな。

確かに通常価格はすこし割高かなーと思うけれど。BONUSっていうプロモーションを活用してうまく選べば逆に割安なんじゃないかなと思うぐらい。そうやってアルバート・ハインの売り方に乗っかった食生活をしていたら、自炊の負担がすごく軽くなった気がする今日この頃。

そんなときにこの記事を見かけて、あーたしかにそうだわ、って。

オランダでは食事作りにストレスを抱えているという話をほとんど聞きません。何か秘密があるのでは…と思い、小さな子供を抱える共働き夫婦にアンケートをとってみました。
結果、平均的な共働き家庭像はこんな感じです。夕食は午後5時半~6時頃に夫または妻(割合は半々ほど)が、15~45分かけて作る。食材の買い出しは週1~3回、カット野菜や料理の素を頻繁に利用。曜日ごとにメニューを決めている、一度に大量に作り2~3日同じものを食べ続ける、食事は栄養素をとる機能的なものと割り切り、味やバリエーションはあまり気にしない、といった人も。調理に時間や労力をかけるよりも、楽しくゆっくり子供と過ごす時間の確保を優先している、というのも共通の意見でした。
産経WEST 「【世界の働く女性たち】from オランダ 共働きの食卓は合理的に」より
これってアルバート・ハインのユーザー像そのものなんじゃないかなと思ったりもする。

とくに太字部分、我が家ではまさにそのとおり。アルバート・ハインはそんなオランダ一般家庭のライフスタイルに合わせたプロモーションをやっているんだろうけれど。忙しくないだいずでも、その品揃えや売り方に合わせて自炊していると、結果、こうなってしまうような気がする。

こんなに怠け癖がついてしまうともう元には戻れないんじゃないかと、うっすら不安。


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同じものを食べ続ける

アルバート・ハインではBONUSっていうプロモーションがあって。毎週、週ごとにお買い得商品が決まってるの。サービスカウンターで無料配布してるBONUSカードを、購入時に提示すると割引してもらえるの。

↓右のラック上段にあるピンクの表紙が、その週のBONUSを掲載した冊子。上下逆に置いちゃってるとこも、ありがちなゆるさ。


多いのが「1+1 Gratis」、1つ買えばもう1つは無料(2個買うと50%オフ)ってやつ。


これを知ってしまうともう定価で買うのがバカらしくなり。

1週間、その週のBONUSで安くなる食材を食べ続けるのがいちばんお得ということになり。

たとえば鶏の骨付きもも肉が安い週の夕食は、オーブン焼きにしたり、ポトフ風にしたり。調理法・味付けを替えながら、ひたすら鶏の骨付きもも肉を食べ続けることになります。


↑この週は鶏骨付きもも肉が25%オフでした。さらに2本入りより4本入りのが単価が安いので。4本入りを買うでしょう。1.3キロで€3.23。

鶏は胸肉がいちばん高くて100gで€1ぐらい。骨や皮が付いたままの肉のほうがもともと割安なので、骨付きもも肉の我が家の食卓への登場頻度がとても高いの。今のおウチのオーブン、電気だけどすぐ温まるし使いやすくて。肉は骨付きに塩コショウしてオーブンで焼くのが簡単で費用・労力 対 効果が最高だなと思う。美味しいから、ぜんぜん飽きない。

ほかになにか食べたいものがあればもちろんリクエストに応じるけれど。BONUSだから・安いから、という決め方が本当にラクチン。BONUS食材をまとめ買いして消費するスタイルは、今日は何を作ろうか?と迷う余地がないのが素晴らしい。


味付けは塩コショウで十分

野菜がね、新鮮でみずみずしいの。さすが農業大国よね。種類は限られてて、季節感があまりない=いつも同じ野菜、な印象だけれど。

店頭にはこんなポスターが貼られてて↓


それぞれの季節でいちばん美味しいものを揃えてます、って。小さくてわかりにくいかもしれないけど、野菜・果物のアイコンの右下にオランダ国旗が書いてあるものが国産ってことですね。たしかに野菜類は新鮮だなぁって思う。

だから、あれこれ手をかけるよりは、軽く焼くか茹でるかして塩を振るぐらいのほうが美味しいような気がするのです。


結果、合理化された我が家の食卓

つまり。我が家の献立、典型的なのは鶏のオーブン焼きに焼き野菜を添えたもの、ということになります。野菜は、パプリカ、ズッキーニ、ブロッコリー、ポテトのうちのいずれか。どれも味付けは塩コショウ。たまに「Jus」というインスタントのグレービーソースみたいなのを使ったりすることもある程度。なんてシンプル。


カット野菜にはまだ手を出してないけれど

上に貼り付けた記事抜粋(アンケート結果)にある、「カット野菜を活用してる」ってとこはアルバート・ハインの棚を見れば納得。アルバート・ハインは、カット野菜売り場の面積が、フツウの野菜売り場と同じぐらいあるんだよ。

↓この壁面の棚、すべてカット野菜。


袋入りの洗浄済み葉物野菜(ほうれん草、ルッコラ、レタスなどなど)、みじん切りのネギ、皮を剥いて一口大に切ったにんじんやジャガイモ、のような単品袋だけじゃなくて。

炒め物用、野菜スープ用、ピューレスープ用などなどの用途別のミックス野菜もあって。

たとえば炒め野菜はイタリアン、メキシカン、チャイニーズ、ジャパニーズ、タイなどなど各国料理に合いそうな野菜の組み合わせだったり↓
↑アルバート・ハイン オンラインショップのスクリーンショット。wok(=中華鍋)で検索したので並んでるのは中華、日本、タイ、インドのみだけれど。stir-fryで探すとイタリアンも出てくるよ。



↓こっちはアルバート・ハインのフリーペーパーから。


野菜スープ用の6種類が左側のページで紹介されてる。
左ページ:
上段左から、玉ねぎスープ用、ベーシックなスープ野菜用、ガーデンハーブ入り野菜スープ用、下段左から、ミネストローネ用、えんどう豆スープ用(オランダの冬の定番スープ)、農家風野菜スープ用。
右ページ:
簡単鶏スープとレバノン風ラップサンド(レシピ)
ガーデンハーブ入り野菜スープ用を500g(2袋)使って、4人分のお料理を15分で作れる。
このフリーペーパーで紹介してるレシピのほとんどが、15~30分でできるものばかり。(それを超えるものはオーブン使うとか、待つ時間が多いものだけ)

どれも1袋€2でお釣りがくる価格なので。いろいろ野菜を揃えて洗って皮剥いて刻んで、残った野菜の使い回しに頭を悩ませて、ってよりは手間も価格も効率的だよね。だいずも、忙しくなったらこの野菜バッグのお世話になってもいいかもと思ってる。



ああ、こんなことをしていたら、日本に帰ったらすごく不自由を感じるんじゃないかしら。なんて、効率化されていく我が家の食卓にすこしだけ不安を覚えはじめてるんだけど。検索してみたら、最近は日本でもカット野菜のバリエーションが増えてるみたいだし。なんとなくひと安心。

とはいえ、今こうやってオランダのスーパーの売り方に身をゆだねられるのは、流れに逆らってまで食べたいと思うものが無いからであって。オランダに住む人たちの力の抜けた食生活に影響されているのであって。

日本に帰ったらきっと、また、そこでの環境に応じて変わっていくんだろうなぁ。

日本にいる間は自分の意思で決めているように見えていたことも、日本から離れて暮らしてみてはじめて、テレビや店頭や、身近な人や、いろんなものからの影響を受けていたのかもなーって思うようになり。その影響から離れている今をとても自由だと感じたりしたんだけれど。

でも、それは意識の持ち方次第であって、どこで暮らそうと関係ない、という気もするし。今だいずが感じてる「生きやすさ」って結局なんだろうなーなんて、ちょっと込み入ったことを考え始めるだけの時間の余裕がある今日この頃なのでした。

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